COM+ サーバの資格情報の設定
コアにない Web コンソール サーバを使用する場合、またはコア サーバ上の LANDESK Management Suite グループ内のドメイン グループを使用する場合は、エンドポイント マネージャ 認証が正しく機能するために設定する必要のある追加サーバ構成があります。リモート Web コンソール サーバは、データベースの接続情報とユーザ情報をコア サーバから取得しなければなりません。しかし、リモート Web コンソール サーバは IIS 上で個人を特定しない Web 資格証明を使用しているので、コア サーバと直接通信することはできません。
この問題を解決するには、Web コンソール サーバとコア サーバは HTTP で通信するために COM+ アプリケーションを使用します。これによって、Web コンソール サーバはコア サーバのデータベース情報とユーザ情報を取得できるようになります。ドメイン管理者アカウントなど必要な権限を持つアカウントを使用するために、Web コンソール サーバでこの COM+ アプリケーションを設定する必要があります。設定するアカウントは、コア サーバ上で LANDESK Management Suite グループであり (コア サーバのデータベース接続情報にアクセスするのに必要)、Windows ドメインのメンバをエミュレートする権限も必要です。
コア サーバの LANDESK Management Suite グループ内でドメイン グループを使用している場合、エンドポイント マネージャ は Windows ドメインのメンバーをエミュレートする権限も必要になります。この場合、コア サーバの LANDesk1 COM+ アプリケーションにもアカウントを作成しなければなりません。
コア サーバまたはリモート Web コンソール サーバで LANDesk1 COM+ アプリケーションを設定するには
- 設定する Web サーバまたはコア サーバに移動します。
- Windows の [コントロール パネル] の [管理ツール] で、[コンポーネント サービス] を開きます。
- [コンポーネント サービス] > [コンピュータ] > [マイ コンピュータ] > [COM+ Applications (COM+ アプリケーション)] の順にクリックします。
- LANDesk1 COM+ アプリケーションを右クリックして、[プロパティ] を選択します。
- [Identity (ID)] タブで、使用する資格証明を入力します。
- [OK] をクリックします。