ライセンス割り当てステータスの表示

[製品] > [割り当て] ページを使用し、社内のグループに対する IT サポートコストを追跡します。一部のグループは、他のグループよりも、製品ライセンスの管理においてヘルプを必要としています。提供されるサポートのレベルに対するチャージバックコストを設定し、各グループにその金額を請求できます。これによって、実行する作業を正当化し、資産管理コストを制御します。

ライセンス割り当てを設定するには、まず、「割り当て単位」として、既存のコンピュータグループを選択するか、新しいグループを定義する必要があります。「割り当て単位」は、IT サポートコストの請求先となる社内の特定のオフィス、部門、またはロケールを表します。複数のライセンスを製品ごとにグループに割り当てることができます。割り当てられたライセンスは、グループによって定期的に必要とされると考えられるライセンス数の見積もりであり、多くの場合はこれまでに提供したサポートに基づいて計算されます。次に、チャージバックコストを割り当てられたライセンスに関連付けることができます。これらのコストは、デバイスの製品をサポートするために費やした時間と工数の金額的な見積もりであり、グループによって異なります。参照と報告目的でこのデータを使用します。

[割り当て] ページには、グループのデバイスに実際にインストールされた製品数、グループが購入したライセンス数、および超過も表示されます。グループのデバイスに割り当てたライセンス数よりも、グループのデバイスにインストールされている製品が多い場合、超過が発生します。超過は、グループでインストールされた製品が多すぎ、追加ライセンスを購入するか、割り当てられたライセンス数を増やす必要があるかどうかを確認するために有効です。

はじめに

[製品] > [割り当て] ページでライセンス割り当てデータを表示するには、次の手順を実行します。

[管理] > [コンピュータグループ] に移動し、割り当て単位として、既存のコンピュータグループを編集するか、新しいグループを定義します。多くの場合、グループは、社内の特定のオフィス、部門、またはロケールを表します。SLM コンソールでグループを定義するときには、既存のデバイスグループまたはエンドポイントマネージャネットワークビューで以前に作成されたクエリに関連付ける名前を選択します。詳細については、「コンピュータグループの定義」をご参照ください。
[製品] > [監視] に移動し、グループに関連付けられた製品を編集します。製品の編集中には、割り当て単位として定義された各グループに対して、ライセンスおよびチャージバック単価を割り当てることができます。