ライセンス再利用既定値の構成

通常、ライセンス再利用が製品に対して個別に有効になっている場合、既定の再利用設定を変更できます。製品の再利用を有効にすると、入力した既定の設定が一覧表示されます。

NOTE: フランス語バージョンの SLM をお使いの場合、Microsoft の地域設定には、フランス語の桁区切りに影響するバグがあります。1,000以上の数値について、Microsoft では桁区切り記号の既定の設定がピリオドではなくスペース文字です (例: 1 234 567,00)。このバグにより、数値を入力する場合に、フランス語バージョンの SLM ではピリオド文字の使用が許されません。

この問題を修正するには、[コントロール パネル] > [地域と言語] アプレットで設定を変更する必要があります。[追加の設定] ボタンをクリックし、[桁区切り記号] をスペースからピリオド (または、その他の文字であれば何でも) に変更します。

ライセンス再利用既定値を構成するには
  1. [管理] > [再利用既定値] をクリックします。
  2. アンインストール パッケージの [配信方法] を選択します。[参照] をクリックすして、使用可能な配信方法を表示します。
  3. アンインストール パッケージの [ディストリビューションおよびパッチ設定] を選択します。[参照] をクリックすると、使用可能な設定が表示されます。
  4. アンインストール パッケージの [再起動設定] を選択します。[参照] をクリックすると、使用可能な設定が表示されます。
  5. ライセンスの再利用を許可するまでに製品が未使用であった期間を指定します。[製品が使用されていない場合にのみ再利用する] ボックスに数字を入力します。この項目の既定値は 120 日です。ほとんどの製造元は、製品が 3 か月に 1 回以上実行された場合、製品が四半期の間使用されたと見なすためです。一般的に、ソフトウェアの使用状況レポートは、四半期ごとに計算されます。
  6. [作成後ただちにスケジュール タスクを開始する] を選択すると、再利用条件を満たす製品のアンインストールが自動的に開始されます。
  7. 製品が使用されていない日数に基づいてライセンスを再利用する場合は、[Reclaim from all machines that have not used the product... (製品が使用されていないすべてのコンピュータから再利用する...)] を選択します。
  8. ライセンスの再利用を使用して、常に一定数のライセンスを使用可能な状態にする場合は、[再利用して空きライセンスのセットを管理] を選択します。再利用をトリガーする使用可能なライセンス数には、低い値を指定します。使用可能にするライセンス数には、高い値を指定します。
  9. ライセンスの再利用を実行する頻度を指定します。[Run reclamation process every ... days (... 日ごとに再利用処理を実行する)] ボックスに数字を入力します。このボックスで 0 を選択すると、再利用は毎日実行されます。既定では、再利用は、14 日間隔で夜間に実行されます。
  10. 特定のコンピュータ グループをライセンス再利用の対象にする場合は、[含める] を選択し、[+] をクリックして、コンピュータ グループをリストに追加します。この一覧にあるグループのデバイスだけがライセンス再利用の対象になります。その他のデバイスはすべて無視されます。この一覧にあるグループのデバイスだけがライセンス再利用の対象になります。その他のすべてのデバイスは無視されます。選択できるグループは、[管理] > [コンピュータ グループ] ページで定義されます。
  11. 特定のコンピュータ グループをライセンス再利用の対象から除外する場合は、[除外] を選択し、[+] をクリックして、コンピュータ グループをリストに追加します。ライセンス再利用から除外するグループを選択します。選択したグループのデバイスを除く、すべての監視対象デバイスが再利用の対象になります。
  12. 任意の管理者または他のユーザに対して、再利用タスクの進行状況を通知する電子メールを送信する場合は、[Enable email notification (電子メール通知を有効にする)] を選択し、1 つ以上の電子メール アドレスをボックスに入力します。複数のアドレスは、セミコロン (;) またはカンマ (,) で区切ります。
  13. ライセンス再利用設定の構成が完了したら、[保存] をクリックします。

NOTE: 既定では、追加または除外するグループとここで選択する電子メール設定が、すべての再利用設定に適用されます。個別の製品、カスタム製品、または正規化された製品の再利用設定を作成するときには、これらの任意の項目を変更できます。

電子メール設定の既定値の構成

[管理] > [電子メール設定] ページで、製品ライセンスの再利用時に電子メール通知を送信するために使用する電子メール アカウントを指定します。一般的に、電子メールは、管理者またはソフトウェアの再利用を把握する必要がある他のユーザに送信されます。

再利用通知の電子メール設定を構成するには
  1. [管理] > [電子メール設定] をクリックします。
  2. 電子メールを送信する [SMTP サーバ] の名前を入力します。
  3. [送信者の電子メール アドレス] を入力します。
  4. [保存] をクリックして設定を適用します。