ソフトウェア使用状況の監視
Ivanti® Endpoint Manager のソフトウェア監視スキャンは、定期的なインベントリ スキャンがスケジュールされているタイミングで実行されます。このスキャンでは、実行中の実行可能ファイルを監視し、各デバイスの製品情報をデータベースに保存されている実行ファイルの名前とファイル サイズに対して照合します。
その他の 2 つのインベントリ スキャンを実行すると、製品に関する他のデータの正確な状況を把握できます。これらのスキャンは Windows レジストリを確認し、キー、.msi ファイル、ショートカット、製品を特定する GUID をアンインストールします。すべてのスキャン データは比較され、各管理デバイスにインストールされている製品の状況を可能な限り正確に示します。
ソフトウェア ライセンス監視 (SLM) コンソールには、製品ビューでこのデータの概要が表示されます。利用可能なライセンス データがない場合でも、この製品データを表示して、製品が検出された管理デバイス数を把握できます。
NOTE: Ivanti® Endpoint Manager 2016以降の Windows エージェントは、Microsoft Metro スタイル アプリ (Windows Store アプリ) の使用を検出および記録できます。結果として、SLM で使用状況を追跡および監視できます。
製品の監視と無視
最初に SLM コンソールを開くと、新しく検出されたすべての製品が [製品] > [検出] ページに表示されます。製品とライセンスの使用状況を管理するときに、重要で監視が必要な製品を選択できます。追跡する製品を [監視] ビューに移動できます。それほど重要度の高くない製品については、[無視] 製品ビューに移動できます。この製品はライセンス準拠計算の対象外となります。
製品を監視するには
- [製品] > [検出] をクリックします。
- [検索] ボックスを使用して製品を検索します。
- 製品をクリックします。ツールバーで [処理] > [移動] > [監視] をクリックします。
製品が [製品] > [監視] ページに一覧表示されます。
NOTE: 製品を右クリックしてから、[移動] > [監視] をクリックすることもできます。
製品または製品グループを無視するには
- [製品] > [検出] をクリックします。
- [検索] ボックスを使用して製品を検索します。
- 製品をクリックします。ツールバーで [処理] > [移動] > [無視] をクリックします。
製品が [製品] > [無視] ページに一覧表示されます。
NOTE: 製品を右クリックしてから、[移動] > [無視] をクリックすることもできます。
デバイスが送信する使用状況データのフィルタリング
既定では、管理デバイスがすべての監視対象アプリケーションに関する使用状況データを送信します。特定のファイルの使用状況データだけが必要な場合は、次の手順に従います。
指定したファイルの使用状況だけを監視するには
- エンドポイント マネージャコンソールで、[ツール] > [レポート/監視] > [ソフトウェアの管理リスト] の順にクリックします。
- [インベントリ] ツリーで、[設定] をクリックし、設定リストの [使用状況ファイル] をダブルクリックします。
- [新規] をクリックし、任意のファイル名を入力します。完了したら Enter キーを押します。ファイルの追加が完了するまで繰り返します。
- [クライアントが利用できるようにする] ツール バー ボタンをクリックして、インベントリ スキャンの次回実行時に最新の変更をデバイスが利用できるようにします。
[使用状況ファイル] リストが空の場合、すべての監視対象製品の使用状況データが送信されます。[インベントリ設定] エージェント設定からは、使用状況の監視を完全に無効にできます。
コア同期には使用状況ファイル設定を含めることができます。