クエリを使用した製品のインストール日時の定義
インベントリ スキャンでは、実行ファイルを含むほとんどの製品が検出され、製品がインストールされていることや使用中であることを示されます。このような場合、他のインベントリ データを検出することで、製品がデバイスで使用中であることを検出できます。
このためには、インベントリ データに基づく エンドポイント マネージャ ネットワーク表示でクエリを作成します。次に、カスタム製品を作成するときに、インストールを検出するために使用される項目としてそのクエリを参照できます。
たとえば、製品のライセンスがドングル キーで、製品を使用するためにはドングルをデバイスに接続しなければならない場合は、ハードウェア インベントリ項目としてドングルを識別するクエリを作成できます。デバイスにドングルが接続されているときには、インベントリ スキャナによってドングルが特定されます。このクエリを製品に関連付けると、このデータがソフトウェア ライセンス監視 (SLM) コンソールの製品と一致します。SLM 計算では、ドングルの存在により、製品が使用されている時点が示されます。
もう 1 つの例は、デバイスごとにライセンスを付与するフォントをインストールする場合です。フォント名とバージョンを使用してクエリを作成し、そのクエリをフォントの製品定義と関連付けることができます。インベントリ スキャナはフォントの使用を検出し、データは SLM コンソールで報告されます。
IMPORTANT: 製品を識別するために作成するすべてのクエリには、クエリ コンポーネントの 1 つとして Computer.ID が含まれていなければなりません。コンピュータ ID がない場合、クエリのデータは取得されません。コンポーネントをクエリに追加し、表示列の 1 つとして選択します。
製品インストール検出でクエリを使用するには
- エンドポイント マネージャ コンソールで、ネットワーク表示を開き、[マイ クエリ] を右クリックします。[新しいクエリ] を選択します。監視する製品を識別する項目を使用してクエリを定義し、コンポーネントとして Computer.ID を含めます。クエリを保存します。
- [ツール] > [レポート/監視] > [ソフトウェア ライセンス監視] の順にクリックして、SLM コンソールを開きます。
- [製品] > [監視] をクリックします。ツールバーで、[新規] > [カスタム製品] をクリックします。
- 製品名、バージョン、および製造元名を入力します。
- [インストールの検出] をクリックし、[クエリ検出を使用する] を選択します。
- [参照] をクリックします。[マイ クエリ] の下で作成したクエリを検索します。選択し、[OK] をクリックします。
- [使用状況の検出] ページ、[単価] ページ、[割り当て] ページ、および [再利用] ページでその他の製品データを追加します。すべての情報を入力したら、[保存] をクリックします。