ファイルの指定による製品インストールと使用状況の検出
2 つの方法によって、管理デバイス上の製品のインストール状況と使用状況を判断できます。エンドポイント マネージャ インベントリ スキャナは 2 種類のファイルを特定します。
- 製品がインストールされていることを示すファイル
- 製品が使用されていることを示すファイル
ファイルは、ファイル名、バージョン番号、およびサイズ (バイト数) によって定義されます。自動検出された製品も製品に関連付けられた GUID によって一意に識別されます。このため、製品が重複しているように表示される場合があります。2 つの製品が同じ名前とバージョンで、GUID のみが異なる場合があります。
製品を作成または編集するときには、ファイルの検出で使用した定義を変更できます。個別の製品を編集する手順は次のとおりです。
NOTE: フランス語バージョンの SLM をお使いの場合、Microsoft の地域設定には、フランス語の桁区切りに影響するバグがあります。1,000以上の数値について、Microsoft では桁区切り記号の既定の設定がピリオドではなくスペース文字です (例: 1 234 567,00)。このバグにより、数値を入力する場合に、フランス語バージョンの SLM ではピリオド文字の使用が許されません。
この問題を修正するには、[コントロール パネル] > [地域と言語] アプレットで設定を変更する必要があります。[追加の設定] ボタンをクリックし、[桁区切り記号] をスペースからピリオド (または、その他の文字であれば何でも) に変更します。
ファイルを指定して製品インストールと使用状況を検出するには
- [製品] > [監視] をクリックします。1 つの製品名 (正規化された製品名ではない) をクリックします。
- ツールバーで、[編集] をクリックします。[製品詳細] ダイアログ ボックスが開きます。読み取り専用の項目と編集可能な項目があります。
- [ステータス] の下で [監視] または [無視] を選択すると、この新しい製品が製品ビューのいずれかに一覧表示されます。
- [インストールの検出] をクリックします。すべてのオプションは読み取り専用です。
- [使用状況の検出] をクリックします。製品が使用中であることを示すファイルを追加できます。
- [追加 (+)] ボタンをクリックします。[ファイルの追加] ダイアログ ボックスで、既存のファイル名 (インベントリ データベースに存在するファイル名) を選択します。あるいは、[新しいファイルの定義] をクリックして、名前、サイズ、製品ファイルのバージョン番号を指定します。製品の使用時期を判断するために使用する製品ファイルごとにこの手順を繰り返します。終了したら、[OK] をクリックします。
- すべての情報を入力したら、[保存] をクリックします。