高速プッシュ配布の使用
高速プッシュを有効にすると、配布タスクが大幅に高速化されます。既定のプッシュ配布タスク タイプは最大241台のデバイスのターゲット リストを作成し、1度に1つのターゲットリストを使用してこれらのデバイスを処理します。このため、ジョブが完了するのを待機してから、次のターゲットリストのデバイスに進む必要があります。
高速プッシュ配布により、この処理が非同期になりました。コアがターゲット デバイスを検出して通信するときに、処理内容をデバイスに通知してから、次のターゲット デバイスに進むため、ジョブが完了するのを待機する必要がありません。この検索および通信処理では、複数のプロセッサコアとスレッドを使用します。各デバイスは独自のジョブを処理し、必要なときにジョブ ステータスをコアサーバに送信します。
高速プッシュのスケジュール タスクは、内部的に1つのターゲット リストを使用します。既定では、高速プッシュは同時にリストの最大64個のターゲットを処理します。必要に応じて、コアサーバのリソースに基づいて、この値を調整できます。一般的に、既定値を変更する必要はありません。
また、高速プッシュはマルチキャストでも動作します。高速プッシュは標準のプッシュジョブよりも速くターゲット デバイスに接続するため、マルチキャスト配布に1度に含めることができるデバイス数はさらに多くなります。各サブネットのマルチキャスト代表として動作するデバイスは設定された時間待機してから、マルチキャストを開始します。その代表を使用するその他のすべてのデバイスは、それが開始した時点でマルチキャストを受信します。マルチキャストに遅れたデバイスは、参加した時点でマルチキャストの残りを取得し、その後に、ピアまたはソースから受信できなかったデータを埋め戻します。
サポートされているタスク タイプ:
- ポリシー対応
- ポリシー
- プッシュ
サポートされているダウンロード オプション:
- ソースから実行する (共有で実行)
- ダウンロードして実行する
- 事前キャッシュ - パッケージまたはバンドルをダウンロードし、インストールしません。
サポートされているプラットフォーム:
- macOS
- Windows