配布上の問題のトラブルシューティング
ソフトウェア配布を使用すると、同時に複数のデバイスにパッケージを配布できます。パッケージに問題があったり、配布するソフトウェアが既存のソフトウェアと競合する場合、同時に複数のデバイス上で問題が発生する可能性があります。ソフトウェア配布を使用して配布を計画するときには、ヘルプ デスクが対処できなくならないように慎重に行ってください。
新しいパッケージを配布する前に、配布するパッケージを複数のテスト システムでテストしてください。理想的には、これらのテスト システムには、自分の環境で使用するオペレーティング システムおよびアプリケーションのすべてを含める必要があります。パッケージを配布した後で、システムおよびアプリケーションすべてが期待どおりに動作しているかどうかを確認してください。
テスト システムでパッケージを確認したら、制限つきで配布を実施してください。自分の環境内の少数のデバイスをターゲットに指定します。ターゲットに指定するデバイス数を決定するときには、目安としてヘルプデスクが処理可能な数よりも多くのデバイスをターゲットに指定しないことです。これらのデバイスにパッケージを配布したら、問題が発生しないかどうか調べるためにユーザに数日間ソフトウェアを使用してもらいます。
初期配布が完了したら、社内の他のデバイスへのソフトウェアのロールアウトを開始できます。このロールアウトのスケジュールは、社内にあるデバイスの種類やヘルプ デスクへの負担に基づいて決定することをお勧めします。
コンソールには、[スケジュールされているタスク]ウィンドウの右パネルにタスク ステータスが表示されます。タスクの下の [失敗] をクリックすると、ジョブが失敗したデバイスと、その結果生成されたメッセージとログが表示されます。ステータスおよびエラーは次のファイルに記録されます。
- パッケージにアクセスしてエラーが発生した場合、エラーは AICLIENT.LOG ファイルに記録されます。
- ファイルのコピーなど、パッケージの処理中にエラーが発生した場合は、エラーは INST32.LOG ファイルに記録されます。
- SDCLIENT.LOG ファイルには、コア サーバから受信したインストール要求ごとの一般的なサマリ情報が含まれています。
これらのログ ファイルは、各デバイスに保存されます。
詳細については、コミュニティの以下の記事をご参照ください。