ソフトウェア配布ヘルプ

[配布パッケージ] ダイアログ ボックスの使用方法

[配布パッケージ] ダイアログ ボックス ([ツール] > [配布] > [配布パッケージ] の順にクリック) は、配布するパッケージについて説明する情報をデータベースに格納します。データには、パッケージ名、依存関係や前提条件、インストール オプションなどの特定のソフトウェア パッケージをインストールするのに必要な設定を含みます。作成されると、この情報は「配布パッケージ」と呼ばれます。

このダイアログ ボックスを使用するには、あらかじめ配布サーバにパッケージを配置します。パッケージを参照して、パッケージの前提条件や追加ファイルに情報を入力する必要もあります。パッケージの配布パッケージを作成したら、 配布方法 ([ツール] > [配布] > [配布方法] の順にクリック) に関連付けてデバイスに配布できます。

[パッケージ情報] ページについて

このページを使用して、パッケージ名と、パッケージのプライマリ ファイルを入力します。パッケージが 1 つのファイルで構成される場合は、そのファイルをここに追加します。パッケージが複数のファイルで構成される場合は、たとえば、インストールを開始するファイルなど、パッケージのメイン ファイルを追加します。サポートしている追加ファイルは、[追加ファイル] ページに追加できます。

ファイル ブラウザを使用するには、[移動] ボタンの隣にあるボックスに Web 共有またはファイル パスを入力します。[移動] をクリックすると、[プライマリ ファイル] ボックスに移動先が表示されます。さらに移動を続行することができます。ファイルを参照する場合は、プライマリ ファイルとするファイルをダブルクリックします。これにより、[移動] ボタンの隣のパッケージ パスにファイル名が追加されます。

  • 名前:ここに入力する名前は [配布パッケージ] および [配信方法] のツリーとダイアログ ボックスに表示されます。名前を説明しますが、説明が長いとスクロールして表示しなければならないため、長すぎないようにします。
  • ダウンロード時にエンド ユーザに表示する説明:ここに入力する説明は [配布パッケージ] および [配信方法] ウィンドウとソフトウェア配布ポータルに表示されます。
  • プライマリ ファイル:このパッケージのメインのファイル。
  • 移動:[移動] ボタンの隣に入力したパスの参照を開始します。
  • 上へ:参照している現在の場所から 1 つ上のフォルダ レベルに移動します。
  • キャッシュ保持を上書きする: パッケージ用の既定のクライアント キャッシュ保持期間を上書きします。 既定の保持期間は、クライアント接続エージェント設定の [ダウンロード] ページで設定しますが、既定では7日に設定されています。既定とは異なる期間キャッシュに保持しておきたいパッケージがある場合は、この上書きオプションを使用して既定を上書きできます。たとえば、広く配布する大量の更新をクライアント キャッシュに長期間保持したい場合などに、便利なオプションです。パッケージがバンドルの一部である場合は、バンドル内のすべてのパッケージの最長保持設定が使用されます。
環境変数の使用方法

環境変数を直接パッケージ パスに置くことは エンドポイント マネージャ ではサポートされていません。ただし、拡張は以前に作成したカスタム スクリプトを使用します。新規 SWD アーキテクチャの環境変数をサポートするには、"PreferredPackageServer" レジストリ値を使用する環境変数に設定する必要があります。この環境変数は、パッケージを取得するサーバを定義するために拡張されます。

[インストール/アンインストール オプション] ページについて

このページでは、パッケージ タイプを指定します。配布するパッケージによってオプションは異なります。すべてのパッケージ タイプにこれらのオプションがあるわけではありません。

  • インストール:ソフトウェアのインストールにインストール パッケージを使用することを指定します。
  • アンインストール:ソフトウェアの削除にインストール パッケージを使用することを指定します。このフラグを設定した場合は、スクリプトはインストール スクリプトによってインストールされたものをすべて削除します。
  • コマンド ライン:(SWD、Macintosh、Linux パッケージでは利用できません) 指定したプライマリ ファイルに渡すコマンド ライン。ソフトウェア配布は、配布するパッケージの種類の基本的なパラメータを自動的に追加します。
MSI インストール/アンインストール オプション

[Windows インストーラを使用してインストールとインストールを管理 (MSIexec)] を選択すると、MSI 配布パッケージで追加インストール オプションおよびアンインストール オプションを使用できます。

  • 表示オプション:
    • サイレント モード (ユーザ対話なし):管理デバイスで通知を表示せずにインストールを実行します (サイレント インストール)。
    • 無人モード (進捗バーのみ):キャンセル オプションまたは遅延オプションをインストール中に表示せずに、進捗バーのみを表示します。

    • ユーザ インターフェース レベルを設定:

    • UI なし:完全なサイレント インストールを実行します。
    • 基本 UI:進捗バーと [キャンセル] ボタンのみを全画面ウィンドウに表示します。インストール完了時に、メッセージ ボックスが表示されます。インストールをキャンセルすると、メッセージ ボックスは表示されません。
    • 制限 UI:インストール完了時に、メッセージ ボックスが表示されます。
    • すべての UI :進捗バーと [キャンセル] ボタンのみを全画面ウィンドウに表示します。インストール完了時に、メッセージ ボックスが表示されます。
  • 再起動オプション:
    • インストール完了後に再起動しない:インストールが再起動するようにハードコーディングされている場合でも再起動を実行しません。
    • 必要に応じてユーザに再起動を確認するプロンプトを表示:インストール ファイルに再起動が記述されている場合に、ユーザに再起動を確認するプロンプトを表示します。
    • インストール後に必ずコンピュータを再起動:インストール完了後に再起動を実行します。
  • ログ ファイル名:完了後のインストール結果に基づいて、Windows インストーラ ログ ファイルを保存する場所とファイル名を指定します。
  • ログ オプション:場所が指定された後、ログ ファイルの作成を有効にします。
  • コマンド ラインの入力または上記のオプションを選択して MSI パッケージのコマンド ラインを編集:(SWD パッケージでは利用できません) 指定したプライマリ ファイルに渡されるコマンド ラインを表示します。ソフトウェア配布により、既定の動作を変更する基本パラメータをここに追加します。コマンド ライン フィールドは、データベース マクロを使用して、インベントリから値を呼び出すこともできます。% シンボルで囲まれているインベントリ項目を指定します。例:

    %Device_Name.Computer%

    これによって、インベントリ ツリーの上部にデバイス名とコンピュータが表示されます (スペースの代わりにアンダースコアが使用されます)。
MSIX インストール/アンインストール オプション

MSIX 配布パッケージにインストール/アンインストールのオプションが追加されています。

  • このパッケージに関連付けられている全アクティブ プロセスを強制的にシャットダウンする: インストール時のみ、このパッケージに関連付けられているプロセスをシャットダウンします。どのプロセスをシャットダウンするかは、Microsoft API が決定します。

  • このパッケージまたはその依存関係に関連付けられている全アクティブ プロセスを強制的にシャットダウンする: インストール時のみ、このパッケージとその依存関係の両方に関連付けられているプロセスをシャットダウンします。どのプロセスをシャットダウンするかは、Microsoft API が決定します。

  • ユーザ オプション: パッケージを現在のユーザ用にインストールするのか、すべてのユーザ用にインストールするのかを指定します。ここで選択するオプションは、このダイアログ ボックスの [アカウント] ページの構成と一致している必要があります。

    • 現在のユーザ: 現在のユーザとしてインストールする場合は、[アカウント] 構成ページで同じオプションを選択します。[アカウント] ページで、[現在のユーザのアカウント] または [指定したユーザとして実行] のいずれかを指定して、認証資格情報を入力できます。[アカウント] ハイパーリンクをクリックすると、そのページに移動します。

    • すべてのユーザ: すべてのユーザ用にインストールする場合は、[アカウント] ページの LocalSystem アカウント オプションを使用するか、[指定したユーザとして実行] を使用して管理者権限を持つユーザの認証資格情報を入力します。

[PowerShell オプション] ページについて (2021.1 SU2以降)

このページを使用して、デバイスで使用する PowerShell エディションを選択します。デバイスは PowerShell エディションを自動検出するか、PowerShell Core を使用するか、Windows PowerShell を使用することができます。PowerShell スクリプトの署名を要求することもできます。 既定では未署名のスクリプトを許可します。

[PowerShell セキュリティ] ページについて (2021.1 SU1以前)

このページでは、PowerShell スクリプトの書名を要求するかどうかを選択します。既定では未署名のスクリプトを許可します。

[アーキテクチャ オプション] ページについて

このページのオプションはスクリプトまたはバッチ ファイルを使用するパッケージに適用されます。[該当なし] (既定) オプション、または [32 ビット] オプションを選択した場合、パッケージは次のように32ビット モードで実行されます。

  • 32 ビット アプリケーションが HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE のレジストリ値にアクセスする場合、実際には HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node の値にアクセスしています。
  • 32 ビット アプリケーションが c:\windows\system32 のプログラムを実行する場合、実際には C:\Windows\SysWOW64 から 32 ビット バージョンのアプリケーションが実行されます。これには cmd.exe、cscript.exe、wscript.exe などが含まれます。

[64 ビット] を選択すると、スクリプトとバッチ ファイルは次のように動作します。

  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node ではなく、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE の読み取りと書き込みを実行します。
  • c:\windows\SysWOW64 の 32 ビット アプリケーションではなく、System32 から 64 ビット アプリケーションを実行します。

[システム アーキテクチャ] を選択すると、モードはオペレーティング システムと一致します。

64 ビット環境での 32 ビットアプリケーションの実行に関する Microsoft が提供している情報については、次の MSDN ページをご参照ください。

[追加ファイル] ページについて

パッケージが複数のファイルで構成される場合は、このページにこれらのファイルを追加できます。ファイル ブラウザを使用するには、[移動] ボタンの隣にあるボックスに Web 共有またはファイル パスを入力します。[移動] ボタンをクリックすると、[有効なファイル] ボックスに移動先が表示されます。さらに移動を続行することができます。[有効なファイル] ボックスのファイルを選択して、[>>] をクリックし、[有効なファイル] リストに追加します。これにより、パッケージにこれらのファイルが追加されます。

NOTE: 複数のファイルが含まれている Mac 配布パッケージの場合、ディレクトリ階層は保持されません。パッケージ内のすべてのファイルが、同じ sdcache ディレクトリにダウンロードされます。

  • 自動検索:このオプションは MSI パッケージで使用できます。外部ファイル参照用にプライマリ MSI ファイルを解析し、これを自動的に追加します。
  • 矢印:これらの矢印は [追加ファイル] リストから選択したファイルを追加したり削除したりします。
  • 移動ボタン:[移動] ボタンの隣に入力したパスの参照を開始します。
  • 上へ移動ボタン:参照している現在の場所から 1 つ上のフォルダ レベルに移動します。

[依存パッケージ] ページの使用方法

依存パッケージとは、設定しているパッケージをインストールするためにデバイス上に存在していなければならないパッケージです。これらのパッケージがデバイス上に存在していない場合、依存パッケージは自動的にインストールされます。MSI および SWD パッケージは、デバイス上の適切なレジストリ キーを介して自動的に検出されます。その他のパッケージ タイプの場合、パッケージの検出方法は、検出ページでの選択により異なります。

依存パッケージとして依存関係を持つ既存パッケージを作成しているパッケージに追加する場合、その既存の依存関係も新しいパッケージに追加されます。

  • 使用可能なパッケージ:[配布パッケージ] ウィンドウを使用して作成した公開パッケージをリストします。公開パッケージのみが依存パッケージになれます。依存するパッケージを選択して、[>>] をクリックします。
  • 依存パッケージ:依存するように選択したパッケージをリストします。
  • 矢印:これらの矢印は [追加ファイル] リストから選択したファイルを追加したり削除したりします。
  • 上へ移動および下へ移動ボタン:依存パッケージが適用され、[依存パッケージ] リストに表示されます。依存パッケージの順序を変更する場合は、[上へ移動] および [下へ移動] ボタンを使用します。
Linux ソフトウェアの依存関係について

Linux パッケージの [配布パッケージのプロパティ] ダイアログ ボックスの [保存] をクリックすると、ソフトウェア配布はそれらの RPM が必要な依存関係について、選択した所要 RPM と任意の依存 RPM を解析します。このような依存関係は、[不足ライブラリ] ダイアログ ボックスに表示されます。このダイアログ ボックスで依存関係を確認すると、今後この依存関係について通知しないようにソフトウェア配布に指示することになります。わかった依存関係が管理デバイスにインストールされていることを確認できます。これは情報提供のためのみのダイアログ ボックスです。依存関係のファイルがターゲット デバイスで不足していて、その依存関係を依存パッケージとして特に指定して含めない場合には、その RPM はおそらく正常にインストールされません。

[前提条件] ページの使用方法

[前提条件] ページでは、パッケージ インストールの前提条件を指定できます。デバイス上で実行し、エラーレベル コードを返すクエリ、または追加ファイル/プログラムを介してこれを実行できます。ゼロ以外のコードを返すと、パッケージはインストールできません。

前提条件はターゲット リストのデバイス上で実行されます。ターゲット リストのデバイスが前提条件に失敗すると、パッケージはインストールされません。失敗に関する詳細が配布タスクのログに記載されます。

前提条件は、パッケージの作成者と配布者が異なる組織において特に役立ちます。配布者は、作成者が認識しているパッケージのシステム要件を認識していない場合があります。このような場合には、パッケージ作成者はオペレーティング システムやメモリ容量のようなパッケージ要件を含むクエリを作成できます。

ファイル オプションを追加する場合、パッケージの追加ファイル リストにあるファイルを選択できます。次に、ファイルを実行するコマンド ラインを指定できます。

  • クエリの選択:ターゲット デバイスをフィルタするのに使用する既存のクエリを選択します。[クエリの作成] をクリックして、新しいクエリを作成することもできます。
  • 追加ファイルを実行する:デバイス上でファイルを実行する場合は、このオプションを選択します。
  • 追加ファイルの選択:デバイスが実行するファイルを入力します。このファイルはその他のパッケージ ファイルの前に実行されます。
  • コマンド ライン:指定したファイルでコマンド ラインが必要な場合は、ここに入力します。

[検出] ページの使用方法

[検出] ページを使用して、ソフトウェア配布でパッケージが既に配置されているかどうかを検出する方法を設定します。[検出] ページは、実行可能パッケージ、バッチ ファイル パッケージ、および仮想アプリケーション パッケージでのみ使用できます。1つ以上の条件に一致すると、依存パッケージはインストールされません。

次の検出方法を使用できます。

  • 検出基準:次の条件のいずれかに一致するかに基づいて、パッケージが既にインストールされているかどうかを判断します。
    • ファイルが存在します
    • ファイル バージョン
    • ファイルのサイズ/チェックサム
    • ファイルの日付
    • レジストリ キーは存在します
    • レジストリ値は存在します
    • 一致するレジストリ値
  • ファイルのパス :検出する項目の場所と名前を指定します。
  • 再帰的にファイルを検索:[ファイル パス] フィールドで指定したディレクトリのサブディレクトリも検索します。

条件を指定して、[追加] ボタンをクリックすると、複数の条件を追加できます。

MSI と SWD パッケージをインストールすると、GUID も配置されます。これらを使用して、パッケージが既にインストールされているかどうかを検出します。これらのパッケージ タイプでは、検出オプションは利用できません。

[アカウント] ページの使用方法  

[アカウント] ページはパッケージの配信に必要なユーザ アカウントのタイプを選択するときに使用します。

  • LocalSystem アカウント:デバイスのアカウントです。
  • 現在ユーザのアカウント:現行ユーザのアカウントです。ユーザがデバイスにログイン済みでない場合、配布パッケージ タスクは失敗します。
  • 指定したユーザとして実行:指定したユーザのアカウント。使用するユーザのドメイン\ユーザ名パスワードを入力する必要があります。

[タイムアウト設定] ページの使用 (2022 SU1以降)

[タイムアウト設定] ページを使用して、インストールのタイムアウト時間を設定します。

  • パッケージ インストール タイムアウトを有効にする:選択すると、パッケージ インストールで許可する時間を設定できます。パッケージがこの時間制限内にインストールされない場合、ジョブは失敗と見なされます。

[アンインストール関連] ページの使用方法

[アンインストール関連] ページは、アンインストール パッケージをソフトウェア配布ポリシー パッケージに関連付けるときに使用します。このオプションは、コンピュータやユーザがターゲット リスト/クエリから外されたときに、ソフトウェアをクライアントからアンインストールします。メモ:アンインストール パッケージはポリシーベースの配布のみに使用します。

  • タイプ:パッケージのアンインストールに使用するパッケージのタイプを選択します。使用可能な配布パッケージ リストには、指定したタイプのパッケージのみが表示されます。
  • 現在:現在選択されているパッケージです。

[リターン コードの割り当て] ページの使用方法

[リターン コードの割り当て] ページを使用すると、配布タスクが成功したかどうかに基づいて、コンソールに表示する配布パッケージ ステータス メッセージを設定できます。

[リターン コードの割り当て] ページには次のオプションがあります。

  • パッケージ情報:配布パッケージのプロパティ概要が含まれます。
    • パッケージ名:配布パッケージ名が表示されます。
    • パッケージ タイプ:パッケージの種類 (MSI、exe、bat など) を表示します。
    • 割り当てテンプレート:配布パッケージに関連付けられたリターン コード テンプレートを表示します。
  • リターン コード テンプレート情報:すべての利用可能なテンプレートの名前、説明、変更日を表示します。特定のテンプレートを配布パッケージに関連付ける場合は、テンプレートをクリックしてから、[割り当て] ボタンをクリックします。
  • 変更:テンプレートを修正し、[パッケージ リターン コード マッピング] ウィンドウを起動します。
  • 割り当て:現在選択しているテンプレートを配布パッケージに関連付けます。

リターン コード テンプレート マネージャの使用方法

リターン コード テンプレート マネージャを使用すると、リターン コード テンプレートの追加、修正、削除、インポート、およびエクスポートができます。配布パッケージ ツールで、[リターン コード テンプレート マネージャ] ツールバー ボタンをクリックすると、このダイアログボックスが表示されます。[リターン コード テンプレート マネージャ] ダイアログボックスには次のオプションがあります。

  • リターン コード テンプレート情報:名前、説明、タイプ、および変更日別にすべての既存のテンプレートをリスト表示します。
  • テンプレート フィルタ タイプ:テンプレートのリストをフィルタリングし、すべて、MSI、あるいはその他を表示します。
  • テンプレート名:新しいテンプレートに割り当てる名前を表示します。
  • テンプレート説明:新しいテンプレートに割り当てる説明を表示します。
  • テンプレート フィルタ タイプ:フィルタリング オプションとして、新しいテンプレートを割り当てるグループを表示します。MSI あるいはその他を選択します。
  • 追加:[新しいリターン コード マッピング テンプレート] ウィンドウを開きます。
  • 変更:[パッケージ リターン コード マッピング] ウィンドウが開き、ユーザは選択したテンプレートを修正できるようになります。
  • 削除:選択したテンプレートを削除します。
  • インポート:指定した場所からテンプレートをインポートできます (.xml 形式)。
  • エクスポート:指定した場所からテンプレートをエクスポートできます (.xml 形式)。

[パッケージ リターン コードコード マッピング] ダイアログボックスの使用方法

[パッケージ リターン コード マッピング] ウィンドウには次のオプションがあります。

  • リターン コード テンプレート情報:テンプレートの一般プロパティをリスト表示します。
    • テンプレート名:リターン コード テンプレート マネージャに割り当てられたテンプレート名を表示します。
    • テンプレート説明:リターン コード テンプレート マネージャに割り当てられたテンプレートの説明を表示します。
  • 既定の動作:
    • 状態:成功または失敗の状態を割り当てます。
    • メッセージ:パッケージが選択したリターン コードを返す場合に表示するカスタム メッセージを入力します。
  • リターン コード マッピング:[追加] ボタンまたは [削除] ボタン (右側) を使用して、新しいリターン コードを割り当てるか、既存のリターン コードを削除します。追加されたリターン コードは、コード番号順に作成されます。
  • リターン コード マッピングの編集:作成するリターン コードの番号を入力します。このセクションで追加または修正を行ったら、[適用] ボタンをクリックします。
    • シングル:1 つのリターン コード番号を割り当ててから、状態およびカスタム メッセージに割り当てることができます。
    • 範囲:リターン コード番号の範囲を割り当ててから、それを同じ状態およびカスタム メッセージに割り当てることができます。
  • メッセージ:パッケージがリターン コードを返すときにカスタム メッセージを表示します。
  • 状態:成功または失敗を示すリターン コードを設定します。

[SWD パッケージ オプション] ページの使用方法

このページでは、SWD パッケージが既にデバイスにインストールされている場合の動作を設定します。通常のパッケージ修復エージェントに応答しないアプリケーションがある場合は、全体を再インストールするオプションが適しています。修復は、全体の再インストールよりも時間が短くなる傾向があります。

SWD パッケージを作成する場合は、ユーザが表示するパッケージ インストール インターフェイスを使用しても、使用しないでも作成できます。パッケージにインターフェイスがある場合、[package installation status] ダイアログ ボックスが既存のアプリケーションの上部に表示されるか、またはパッケージのインストール中にデスクトップをマスクする青一色のインストール バックグラウンドがあるかどうかを選択できます。

  • パッケージを修復する:このオプションは、レジストリ キーのみを更新し、エージェントがインストール パッケージ内で異なるプログラム ファイルとして検出したものを置き換えます。
  • パッケージ全体を再インストールする:このオプションは、パッケージを完全に再インストールし、すべてのファイルを置き換えてレジストリ キーをすべて再作成します。
  • フィードバックが有効の場合、上記の設定を無効とし、ユーザに決定をゆだねる:修復するか、再インストールするかどうかをユーザが選択できます。[配信方法プロパティ] ダイアログ ボックスの [フィードバック] ページで、フィードバックを有効にすることができます。
  • フィードバックが有効の場合、背景画面を表示する:青一色の背景画面が表示されます。[配信方法プロパティ] ダイアログ ボックスの [フィードバック] ページで、フィードバックを有効にすることができます。

配布パッケージ プロパティ メタデータ ページ

ポータル マネージャ クライアント ポータルでは、使用可能な配布パッケージが表示されます。これらのメタデータ ページを使用して、ポータルでパッケージを表示する方法をカスタマイズできます。

[ツール] > [配布] > [配布パッケージ] をクリックしてから、[設定の構成] ツールバーボタンをクリックして、新しいパッケージの既定のパッケージ メタデータ プロパティを構成します。

パッケージのプロパティを開き、[メタデータ] ページを修正し、個別のパッケージのパッケージ メタデータをカスタマイズします。

メタデータ:詳細設定ページ

クライアント ポータルでは、クライアントが配布パッケージをインストールすることができます。メタデータ ページは、ポータルでパッケージを表示する方法に影響します。

  • アプリケーション ベンダー:アプリケーションを作成したベンダー。
  • 推定ダウンロード時間推定インストール時間:これらは自動的に計算されません。この値が必要な場合は、自分で入力する必要があります。このデータを追加すると、構成しているパッケージをインストールするのにかかる時間がわかります。
  • 再起動が必要:このパッケージをインストールした後に再起動が必要かどうかをユーザに通知します。

メタデータ:カテゴリ ページ

クライアント ポータルは使用可能なアプリケーション パッケージをカテゴリでフィルタリングできます。このページで選択する前に、管理者がカテゴリを作成する必要があります。[ツール] > [配布] > [配布パッケージ] の順にクリックして、カテゴリを作成します。配布パッケージ ツールバーで、[設定の構成] ボタンをクリックし、[カテゴリ] をクリックします。

カテゴリが作成されたら、[カテゴリを有効にする] を選択し、このパッケージのカテゴリを選択します。

メタデータ:ロゴ ページ

このページを使用して、クライアント ポータルで表示されるパッケージ ロゴを追加します。最高の結果を得るために、80x80 .png 画像形式を使用してください。80x80よりも大きい画像はそのサイズに調整されます。追加した画像をクリックすると、ポータルでの表示方法がプレビュー表示されます。

メタデータ:スクリーンショット ページ

このページを使用して、クライアント ポータルで表示されるパッケージ スクリーンショットを指定します。最高の結果を得るために、320x200 .png 画像形式を使用してください。640x480よりも大きい画像はそのサイズに調整されます。追加した画像をクリックすると、ポータルでの表示方法がプレビュー表示されます。

メタデータ:タグ ページ

クライアント ポータルでは使用可能なアプリケーション パッケージをタグでフィルタリングすることができます。タグはパッケージに割り当てることができるキーワードです。[ツール] > [配布] > [配布パッケージ] の順にクリックして、タグを作成します。配布パッケージ ツールバーで、[設定の構成] ボタンをクリックし、[タグ] をクリックします。

タグが作成されたら、[タグを有効にする] を選択して、このパッケージに割り当てるタグを選択します。複数のタグをパッケージに割り当てることができます。

既定のパッケージの場所ページ (既定のパッケージ設定)

このページでは、既定のパッケージの場所を選択します。既存のパッケージの場所のリストから選択するか、新しいパッケージの場所を追加できます。

カスタム スクリプトの作成

汎用テンプレートからカスタム スクリプトを作成するには、[カスタム スクリプトの作成] オプションが使えます。

カスタム スクリプトを作成するには
  1. [ツール] > [配布] > [スクリプトの管理] の順にクリックします。
  2. [すべての他のスクリプト] ショートカット メニューで、[カスタム スクリプトの作成] をクリックします。
  3. スクリプトをカスタマイズします。メモ帳または .ini ファイル タイプに関連付けられたエディタでスクリプトを開くには、[エディタの使用] をクリックします。エディタでスクリプトを編集した場合は、エディタを閉じる前に必ずファイルを保存してください。
  4. [カスタム スクリプト名] を入力します。[OK] をクリックします。

ファイル配布スクリプトの作成

デバイスにファイルをコピーするだけであれば、ファイル配布スクリプトを使用できます。テキスト ファイルなど任意の種類のファイルを、デバイス上の指定したディレクトリに転送できます。ファイル配布スクリプトは、ターゲット マルチキャストをサポートしています。

ファイルを配布するには
  1. [ツール] > [配布] > [スクリプトの管理] の順にクリックします。
  2. [新しいファイル転送スクリプト] ツール バー ボタンをクリックします。
  3. [スクリプト名] に名前を、[コピー先ディレクトリ] にディレクトリ名を入力します。[次へ] をクリックします。
  4. 次の 3 ページで、任意の帯域幅、ジョブ、マルチキャスト オプションを選択します。
  5. [配置するファイルの選択] ページで [Web パス] または [ファイル共有パス] のいずれかを選択してファイルを選択し、任意のファイルをリスト ボックスに追加します。[次へ] をクリックします。
  6. [完了] ページの概要を読み、[完了] をクリックします。

次のセクションで、[ファイル配布スクリプトの作成] ウィザードのページおよびオプションを説明します。

[一般情報] ページについて

このページでは、一般的なファイル転送スクリプト情報を構成します。

  • スクリプト名:スクリプトのファイル名。既定のファイル拡張子は .ini です。スクリプトは \Program Files\LANDesk\ManagementSuite\scripts に保存されます。
  • 説明:スクリプトの管理ツールに表示されるスクリプトの説明。
  • コピー先ディレクトリ:展開されたファイルが格納されるクライアント上のディレクトリ。
  • マルチキャストを使用してファイルを配布する:マルチキャストを使用する場合は選択します。このオプションをオンにすると、[マルチキャスト ドメイン] ページと [マルチキャスト制限構成] ページが有効になります。

[ダウンロード オプション] ページについて

このページでは、帯域幅スロットリングおよびパケット遅延を設定します。

  • ピア ダウンロード (キャッシュまたはピアからのみのインストール):パッケージがローカル キャッシュまたは同じマルチキャスト ドメインのピアにある場合にのみ、パッケージをダウンロードできます。このオプションではネットワーク帯域幅が節約されますが、パッケージのインストールを成功させるには、そのパッケージはローカル キャッシュまたはピアのキャッシュに存在している必要があります。このオプションを使用するには、これまでのウィザードにあった [コンピュータ上でマルチキャストを使用するファイルだけをキャッシュ] オプションを使用して、まず、パッケージを各サブネットのデバイスにコピーするという方法があります。
  • 動的帯域幅スロットリング:デバイスが使用するネットワーク トラフィックは配布トラフィックよりも優先されることを指定します。このオプションを選択し、使用可能な最低帯域幅の割合を 0 のままにすると、デバイスがネットワーク トラフィックを開始したときに、配布はトラフィックが停止するまで 1 パケット/秒まで低減されます。このオプションはファイルをデバイス キャッシュに完全にダウンロードしたり、バイトレベルのチェックポイント リスタートを有効にしたり、中断されたダウンロードを終了した場所から再開したりします。ESWD パッケージまたは MSI パッケージの再インストールまたは修復を行う場合、通常、これらのパッケージ タイプは必要なファイルのみをダウンロードするので [動的帯域幅スロットリング] オプションを使用しない方が望ましい場合があります。
  • クライアント上で使用可能な帯域幅の最低の割合:動的帯域幅スロットリングをどれだけ適用するかを指定します。デバイスに使用できるネットワーク帯域幅の最大 50% までの値を入力できます。たとえば、配布時に別のアプリケーションがデバイスのネットワーク帯域幅を使用しており、帯域幅の割合を 50% に設定していると、配布ジョブに 50% が使用され、デバイス アプリケーションに 50% 使用されます。実際に、オペレーティング システムは帯域幅を必要とするアプリケーションの数とその優先度に応じてネットワーク帯域幅の量を自動的に割り当てるので、この値は変更可能です。
  • パケット間の遅延 (ピア):このオプションでは、同じサブネット上にあるピアのパケット間の遅延を指定します。このオプションを使用すると、配布速度を速めたり、遅くしたりすることができます。パケット間の遅延が増加すると、配布速度が遅くなり、狭い帯域幅を使用するようになります。このオプションは、[動的帯域幅スロットリング] と同時に使用できますが、これらのオプションを同時に使用するとパケット遅延に影響を与えます。
  • パケット間の遅延 (ソース):パッケージ コピー元とデバイスのコピー先の間の遅延を指定します。パケット間の遅延が増加すると、配布速度が遅くなり、狭い帯域幅を使用するようになります。このオプションは、[動的帯域幅スロットリング] と同時に使用できますが、これらのオプションを同時に使用するとパケット遅延に影響を与えます。

[ジョブ オプション] ページについて

このページでは、この配布方法を設定します。MSI ファイルや一般的な実行可能ファイルを配布する場合は、マルチキャスト後にファイルに渡す必要があるコマンド ライン オプションを入力するオプションがあります。

  • スクリプトで既定の配布制限を使用する:ターゲット マルチキャストによる配布を同時に行うコンピュータの数を制限できます。このオプションは、[構成] > [サービス] の順に選択して表示されるダイアログの、[X 台のコンピュータに配布] の [カスタム ジョブ] タブに設定した既定値を使用します。
  • スクリプトでカスタムの配布制限を使用する:このオプションで既定値と異なる値を指定し、現在のジョブの既定値を上書きします。
  • キャッシュ/ピアからのみ:このオプションを使用すると、ターゲット コンピュータはサブネットの範囲を越えてパッケージをインストールできません。コンピュータは最初にマルチキャスト キャッシュ ディレクトリを探し、パッケージがそこにない場合は、サブネット上のピアを使用してパッケージをチェックします。パッケージを持つピアがないと配布は失敗します。このオプションを使用すると、サブネット間のネットワーク トラフィックが最少になります。このオプションは、[スクリプトの作成] ページの [コンピュータ上でマルチキャストを使用するファイルだけをキャッシュ] オプションを使用してパッケージを各サブネットにコピーした後に使用できます。
  • クライアントのインストール前にファイルを確認する:ウィザードを終了したら、配布しているパッケージのハッシュ (CRC) を生成します。次にデバイスはこのハッシュ値を使用して、受信するパッケージ/ファイルが壊れていないことを確認します。配布しているパッケージ/ファイルのサイズによって、ハッシュ計算に数分待たなくてはならないことがあります。
  • タスクの完了を試行しない:このオプションでは、失敗したジョブの再試行をするタスクの完了機能を使わないようにします。通常、タスクの完了がデバイスにインストールされると、失敗したジョブは次回タスクの完了が実行する時に再試行されます。このオプションを使っても、失敗したジョブはログに残ります。

[マルチキャスト ドメイン オプション] ページについて

このページは、配布タイプとしてマルチキャストを選択している場合にのみ表示されます。このページでは、マルチキャスト オプションを設定します。

  • マルチキャスト ドメイン検索を使用する:ターゲット マルチキャストによってこのジョブのドメイン検索を実行する場合、このオプションを使用します。このオプションは、ドメイン検索の結果を保存しないので、再利用はできません。
  • マルチキャスト ドメイン検索を使用して、結果を保存する:ターゲット マルチキャストによってこのジョブのドメイン検索を実行し、再利用のために結果を保存して次のマルチキャストの時間を節約する場合、このオプションを使用します。
  • 前回のマルチキャスト ドメイン検索結果を使用する:ターゲット マルチキャストによってドメイン検索を実行し、結果を保存している場合、このオプションを使用します。
  • ドメイン代表がコンピュータをウェイクアップする:Wake on LAN テクノロジをサポートしているコンピュータの電源をオンにしてマルチキャストを受信できるようにする場合、このオプションを使用します。[マルチキャスト オプション] ダイアログ ボックスを使用して、Wake On LAN パッケージの送信後にドメイン代表がマルチキャストを待つ時間を設定できます。既定の待機時間は 120 秒です。
  • マルチキャスト詳細オプション:このオプションを使用して詳細なオプションを設定します。既定は、多くのジョブに適しています。
ドメイン検索について

ドメイン検索は、互いに他方のマルチキャストのトラフィックを知ることができるサブネットを持つネットワークでのみ必要です。サブネット間で互いのトラフィックがわからない場合は、ドメイン検索結果を保存して [前回のマルチキャスト ドメイン検索結果を使用する] を選択すると時間が節約でき、ターゲット マルチキャストは各ジョブの前にドメイン検索を行いません。

ネットワークのサブネット間で互いのマルチキャストのトラフィックがわかる場合は、「ManagementSuite\Scripts」フォルダにある multicast_domain_discovery.ini スクリプトを使用してドメインをあらかじめ検索することによって、ターゲット マルチキャストの処理を速くすることができます。このスクリプトは、ターゲット コンピュータ上では何の効果もありません。このスクリプトは、[スケジュールされているタスク] ウィンドウから、ネットワークにまたがるターゲット リストに対して実行します。これによって、後で使用するためにドメイン検索結果が保存されます。マルチキャスト配布を大量に行う前には、このスクリプトを定期的に実行することが有効です。

[構成] > [エンドポイント マネージャ サービス] > [マルチキャスト] の順に選択して [キャッシュ ファイルを使用する] を選択した場合は、[前回のマルチキャスト ドメイン検索結果を使用する] を選択していてもターゲット マルチキャストによって検索処理が実行されます。ターゲット マルチキャストは、キャッシュ内にファイルを持っているマルチキャスト ドメイン代表を見つけるために検索を実行する必要があります。

[マルチキャスト オプション] ダイアログ ボックスについて

ファイル配布スクリプト ウィザードには [マルチキャスト オプション] ダイアログ ボックスがあり、ジョブ特有のターゲット マルチキャスト パラメータを設定できます。このダイアログ ボックスの既定は、大部分のマルチキャストに適しています。

  • 同時に動作しているマルチキャスト ドメイン代表の最大数:同時にマルチキャストを実行する代表の数は、この数を超えることはありません。
  • マルチキャストに失敗したコンピュータを処理できる最大数:デバイスは、マルチキャストによるファイル受信に失敗すると、ファイルを Web サーバまたはファイル サーバからダウンロードします。このパラメータを使用して、同時にファイルを取得するデバイスの数を制限できます。たとえば、スレッドの最大数が 200 で、マルチキャストに失敗したスレッドの最大数が 20 の場合は、[カスタム ジョブ] ダイアログ ボックスではマルチキャストに失敗したコンピュータを最大 20 台同時に処理します。[カスタム ジョブ] ダイアログ ボックスでは、デバイスがマルチキャストの受信に成功した場合は最大 200 台のデバイスを処理しますが、マルチキャストに失敗したデバイスの処理は 200 スレッド中の 20 が最大です。この値を 0 に設定した場合は、[カスタム ジョブ] ダイアログ ボックスは、マルチキャストに失敗したコンピュータの配布のタスクを実行しません。
  • クライアント キャッシュにファイルが保持される日数:マルチキャストされるイメージ ファイルが、各ターゲット デバイスのローカル キャッシュに保存される期間を制御します。この期間を過ぎると、ファイルは自動的に削除されます。
  • マルチキャスト ドメイン代表キャッシュにファイルが保持される日数:マルチキャストされるイメージ ファイルが、各ターゲット デバイスのローカル キャッシュに保存される期間を制御します。この期間を過ぎると、ファイルは自動的に削除されます。
  • パケット転送間の最小ミリ秒数 (WAN またはローカル):マルチキャスト パッケージを送信して、次の送信まで待機する最小時間です。この値は、ファイルが代表独自のキャッシュからマルチキャストされていない場合にのみ使用します。このパラメータが指定されていない場合は、サブネットまたはドメイン代表のコンピュータに保存された既定の最小スリープ時間を使用します。このパラメータを使用すると、WAN 全体で帯域幅使用を制限できます。
  • パケット転送間の最大ミリ秒数 (WAN またはローカル):マルチキャスト パッケージを送信して、次の送信まで待機する最大時間です。詳細については、前述の「パケット転送間の最小ミリ秒数」をご参照ください。
  • Wake on LAN 機能の待ち時間 (秒):Wake On LAN パケットの送信後にドメイン代表がマルチキャストを行うのを待つ時間です。既定の待機時間は 120 秒です。ネットワーク上のコンピュータに、起動に 120 秒を超える時間がかかるものがある場合は、この値を大きくする必要があります。使用できる最大値は 3600 秒 (1 時間) です。

[配布するファイルを選択してください] ページについて

[配布するファイルを選択してください] ページは、ファイル転送スクリプト ウィザードに表示されます。

  • Web パス:Web サーバに保存されたパッケージの Web パスをクリックします。URL には http:// を付けてください。
  • ファイル共有パス:ファイル サーバのヌルセッション共有に保存されたパスのファイル共有パスをクリックします。このパスは、UNC のパスの規則に従って、\\servername\sharename\ で始まる必要があります。
  • 参照:パスを参照するには、[参照] をクリックします。[Web パス] をクリックすると、小さいブラウザ ウィンドウが開きます。[ファイル共有パス] をクリックした場合は、標準のブラウザ ダイアログ ボックスが開きます。[パッケージの場所の選択] ブラウズ ウィンドウで Web サーバ ディレクトリを参照する場合は、URL にトレーリング スラッシュ (/) を追加する必要があります。そうしないと、ブラウズ ウィンドウにエラーが表示されます。
  • 追加:[パスの編集] ボックスにフル パスおよびファイル名を入力しておくと、[追加] をクリックしてボックスからプログラムを直接追加できます。
  • 削除 :追加したファイルを選択して [削除] をクリックすると、リストからファイルが削除されます。

[完了] ページについて

このページには、パッケージ配布のために選択しているアクションが要約されます。続行する前に、管理デバイスが [警告] セクションにリストされているすべての要件を満たすことを確認してください。

[既定に設定] をクリックすると、選択している構成がこのウィザードの既定値として設定されます。

[完了] をクリックすると、配布スクリプトのスケジュールが行えます。