不正確な OS バージョン結果に関するトラブルシューティング

環境によっては、未使用の IP アドレスでの nmap マッピングによって、特定のポートで応答が返され、nmap が混乱します。応答するポート、応答しないポートは、環境によって異なります。nmap で正確な OS バージョン結果が返されない場合は、nmap を使用環境に合わせて調整することをお勧めします。これはベスト プラクティスです。

nmap を調整するには
  1. 環境で未使用となっている IP アドレスを判断します。
  2. コア サーバのコマンド プロンプトで、次のコマンド ラインを使用して IP アドレスを手動でスキャンします。

    nmap -O -sSU -F -T4 -d -v <ターゲット> -oX test.xml > test.txt

  3. 結果を確認し、常に未使用の IP アドレスに応答するポートがあるかどうかを判断します。
  4. エンドポイント マネージャ の nmap サービス ドキュメント (C:\Program Files\LANDesk\Management Suite\nmap\nmap-services) を開き、常に応答するポートをハッシュ (#) 文字でコメントアウトします。