デバイスが検索された後の処理

UDD または XDD が非管理デバイスを初めて検出したら、UDD はデバイス タイプを識別し、デバイスを次の 4 つのカテゴリの 1 つに追加できます。

  • コンピュータ:UDD スキャン方法 (および XDD エージェントの ARP 検索方法) で検索されたデバイスが含まれます。
  • 結果:検索結果を含みます。
  • インフラストラクチャ:ルータおよびその他のネットワーク ハードウェアが含まれます。
  • Intel vPro:Intel vPro 対応のデバイスが含まれます。
  • IPMI:Intelligent Platform Management Interface に対応したサーバが含まれます。
  • その他:識別されないデバイスが含まれます。
  • プリンタ:プリンタが含まれます。
  • 仮想ホスト:仮想ホストが含まれます。
  • ワイヤレス アクセス ポイント:XDD エージェントが検索した WAP デバイスを表示します。

これらのカテゴリは、整理された UDD リストを維持するのに役立ちます。これで、関心のあるデバイスをより簡単に見つけることができます。見出しをクリックすると、列見出しでデバイス リストをソートできます。

NOTE: デバイスを別のグループに移動
インスタンスによっては UDD がデバイスを正しいカテゴリに分けず、正しいデバイス グループに配置しないことがあります。この場合、不適切に分類されたデバイスは、正しいグループに簡単にドラッグできます。

UDD は各デバイスの基本的な情報を検索し、レポートしようとします。これには以下のデータが含まれ、ツール ウィンドウの右側のペインにある項目リストに表示されます。

  • デバイス名:検出されたデバイス名 (取得可能な場合)。
  • IP アドレス:検出された IP アドレス。UDD には、この情報が常に表示されます。XDD では表示しません。
  • サブネット マスク:検出されたサブネット マスク。UDD には、この情報が常に表示されます。
  • OS の説明 :検出された OS の説明 (取得可能な場合)。
  • MAC アドレス:検出された MAC アドレス。通常、この情報は、デバイスに標準 Ivanti エージェントまたは NetBIOS が存在する場合、あるいはデバイスがコア サーバ、または検索を実行しているコンソールと同じサブネット上にある場合に返されます。
  • グループ :デバイスが属する UDD グループ。
  • 標準の Ivanti エージェント:デバイスに CBA がインストールされているかどうかを示します。その他の Ivanti エージェントは、CBA が読み込まれてある管理デバイスに直接配布できます。
  • すべてのユーザ :スキャンされたデバイスにログインしたユーザ (取得可能な場合)。
  • グループ/ドメイン :デバイスがメンバであるグループまたはドメイン (取得可能な場合)。
  • 初回のスキャン :このデバイスを UDD が最初にスキャンした日付。
  • 前回のスキャン :このデバイスを UDD が最後にスキャンした日付。この列は、ネットワークから取り外された可能性のある非管理デバイスまたは最近検出された非管理デバイスを見つける場合に便利です。
  • スキャン回数 :このデバイスを UDD がスキャンした回数。
  • ARP 検出:デバイスが ARP で検出されたかどうか。
  • XDD 例外:デバイスが XDD 例外であるかどうか。
  • IPMI GUID:デバイスの IPMI GUID (該当する場合)。

デバイスによっては、すべての列の情報が UDD で取得できない場合があります。デバイスが UDD で最初に検出されたら、UDD はコア データベースを参照して、そのデバイスの IP アドレスと名前が既にデータベースに存在しているかどうかを確認します。一致する情報がある場合、UDD はデバイスを無視します。一致する情報がない場合、UDD はデバイスを非管理デバイス テーブルに追加します。非管理テーブルに含まれるデバイスは、Ivanti ライセンスを使用しません。コア データベースにインベントリ スキャンを送信したデバイスは管理デバイスと見なされます。デバイスを UDD からメイン コンソールのネットワーク表示にドラッグすることはできません。非管理デバイスがインベントリ スキャンを送信すると、そのデバイスは UDD から削除され、ネットワーク表示に自動的に追加されます。

カスタム グループを作成して、非管理デバイスをより詳細に分類できます。デバイスを別のグループに移動した場合、後で UDD がデバイスを検出しても、そのグループのデバイスは移動されません。メインの [コンピュータ] グループを整理し、Ivanti で管理しないデバイスをサブグループまたはその他のカテゴリに移動すれば、[コンピュータ] グループの新しいデバイスを簡単に識別できます。デバイスを含むグループを削除した場合、そのデバイスは UDD によって [その他] グループに移動されます。

すべてのデバイスを複数のグループから一括で削除する場合は、[グループの項目を削除] ツール バー ボタンをクリックし、すべてのデバイスを削除するグループを選択します。

[検索] ツール バー フィールドを使用すると、指定した検索条件に一致するデバイスをすばやく見つけることができます。特定の列またはすべての列で情報を検索できます。検索結果は、[結果の検索] カテゴリに表示されます。たとえば、[検索] を使用して [標準 Ivanti エージェント] フィールドで「Y」を検索すると、CBA がインストールされている非管理コンピュータをグループ化できます。

また、UDD が非管理デバイスを検出したときにアラートを作成することもできます。アラート ([ツール > 構成 > アラート] の [コア アラート ルールセット] をクリック) で設定するアラート名は、[非管理デバイス検出 - 非管理デバイスが見つかりました] です。