Web コンソール 2.0

Endpoint Manager 2021.1 SU1では、新しい Web コンソールの最初のステージが導入されます。差し当たり、主にサポートされるのは、インベントリ、リモート コントロール、1:1のソフトウェア配布です。その他の機能は今後のリリースで追加されます。元の Web コンソールはまだサポートされます。

次の URL から Web コンソールにアクセスできます。

  • https://<コア サーバの完全な名前>/WebConsole

URL には、コア サーバの完全修飾ドメイン名を使用する必要があります。Windows コンソールにログインするときのドメイン\ユーザ名およびパスワードでログインします。

検索ページが表示され、デバイス名、ユーザ名、デバイス ID、IP アドレスでデバイスを検索できます。検索結果でユーザをクリックし、そのユーザが複数のデバイスに関連付けられると、これらのデバイスがリストに表示されます。

Web コンソールでは、さらに次のことを行えます。

  • デバイスをクリックすると、デバイスに関する一般情報とデバイスの Endpoint Manager タスク履歴が表示されます。インベントリの詳細については、[詳細を表示] をクリックします。
  • 上部の [使用可能な処理] ボタンから [リモート コントロール] セッションを開始します。リモート コントロール セッションは新しいタブで開きます。
  • バージョン2022では、ソフトウェアを1台のデバイスに配布できます。[使用可能な処理] から [ソフトウェアのインストール] をクリックします。

バージョン2022 SU1の新機能

バージョン2022 SU1には、以下の機能が追加されています。

  • 検索で多数のデバイスが見つかった場合に、各列のフィルタ ボタン () を使用して、さらに結果を絞り込めるようになりました。
  • 検索で多数のデバイスが返された場合に、[結果] ページの右上付近にあるエクスポート ボタン () を使用して、すべての検索結果をエクスポートできるようになりました。このボタンをクリックすると、結果が Windows の [ダウンロード] フォルダに保存されます。
  • 新たに利用できるようになった [通知] パネルには、最近の Web コンソール通知が表示されます。このページの右上にある通知ボタン () をクリックして開きます。通知をクリックすると、その通知が生成されたページに移動します。
  • [レポート] メニューの下に、新しいレポート ビューのセットがあります。既定のビューには、[メモリの分布][プロセッサの分布][脆弱なデバイス] があります。
  • 独自のダッシュボードを作成するには、[レポート] メニューをクリックした後、[ダッシュボードを編集] をクリックします。[ウィジェットを追加] をクリックし、各ウィジェットを構成し、配置やサイズを調整した後、[ダッシュボードを保存] をクリックします。

バージョン2022 SU2の新機能

  • 検索で、デバイスまたはユーザのいずれかで結果が分類されるようになりました。
  • ほとんどのリスト ビューを列レベルでフィルタリングできるようなりました。フィルタリングする列の横にあるフィルタ アイコンをクリックします。
  • Web コンソールで構成されたクエリを表示する [クエリ] タブが追加されました。クエリ結果の表示は、Web コンソールのみで行えます。
  • [レポート] タブには、数多くの新しいレポートと、既存のクエリに基づいてレポートやダッシュボードを作成する機能が追加されました。
  • スケジュール済みのタスク実行の履歴と、(利用可能な場合は) そのリターン コード、結果、ログが表示される [タスク履歴] タブが追加されました。
  • [デバイスの再起動] アクションが追加されました。