カスタム定義のインポートとエクスポート

パッチと準拠ツールでは、カスタム定義やその検出ルールをインポートまたはエクスポートすることができます。インポートとエクスポートは、コア サーバでカスタム定義を共有する場合に便利です。エクスポートを使うと、一時的にコア サーバから削除したい定義のバックアップ コピーを取ることが可能になります。

カスタム定義は XML フォーマットのファイルとしてエクスポートまたはインポートされます。既知の業界脆弱性定義はインポートとエクスポートができません。

また、エクスポート、インポート機能を使用することで、定義をエクスポートし、エクスポート ファイルをテンプレートとして手動で編集し、定義の複数のバリエーションとして保存します。そのあとで新しい定義としてインポートすることができます。定義が複雑な場合、コンソールに複数の定義を作成するよりも、この手順のほうが迅速かつ簡単に実行できます。

NOTE: エクスポートしたカスタム定義を復元する
XML ファイルとしてエクスポートされたことのあるカスタム定義を削除した場合は、パッチと準拠ツールを使用してデータベースにインポートし直すことで、その定義を復元できます。

カスタム定義をエクスポートするには

1.[カスタム定義] リストから、1 つ以上のカスタム定義を選択します。

2.[エクスポート] ツールバー ボタンをクリックします。(または、選択した定義を右クリックし、[エクスポート] をクリックします。)

3.定義を別の XML ファイルとしてエクスポートするフォルダへのパスを入力します。

4.[保存] をクリックします。

カスタム定義をインポートするには

1.パッチと準拠で、[カスタム定義のインポート] ツールバー ボタンをクリックします。

2.インポートする 1 つまたは複数の脆弱性の定義 (XML ファイル) を検索して選択し、[開く] をクリックします。選択した定義がコア データベースにすでに存在する場合、上書きするかどうかを確認するプロンプトが表示されます。ステータス ウィンドウ画面で、定義が正しくインポートされたかを確認します。