プロビジョニング テンプレートでのハードウェア非依存イメージングの使用方法
テンプレートが次の要件を満たしている場合は、ハードウェア非依存イメージングを Windows デバイスのプロビジョニング テンプレートに統合できます。
- Windows PE 起動環境に基づいていること。
- Windows Sysprep を使用して OS イメージを構成すること。
ハードウェア非依存イメージングを統合する場合は、オペレーティング システムのインストール後に HII ツールが実行されるように、テンプレートの [OS インストール後] セクションで HII オプションを追加する必要があります。HII ツールは、デバイスの BIOS の文字列に基づいて、プロビジョニング中のデバイスの製造元とモデルを自動的に選択します。
プロビジョニング テンプレートにハードウェア非依存イメージングを統合するには
- [ツール] > [プロビジョニング] > [OS プロビジョニング] の順にクリックします。
- [プロビジョニング テンプレート] の下で、Windows ベースのテンプレートを選択します。テンプレートを右クリックし、[編集] を選択します。新しいテンプレートを作成するには、ツールバーの [新しいテンプレート] > [空のテンプレート] をクリックします。テンプレートに名前を付け、Windows PE ブート環境を選択し、ターゲット OS を選択します。[OK] をクリックし、テンプレートを開きます。
- [アクション リスト] をクリックしてから、[OS インストール後] セクションをクリックします。
- [追加] をクリックします。アクションの名前と説明 (HII など) を入力してから、[タイプ] リストの [ハードウェア非依存イメージング] を選択します。[OK] をクリックします。
- UNC のみを使用して HII リポジトリにアクセスするように指定するには、[UNC を使用してドライバ ファイルをダウンロードする] チェック ボックスを選択します。
- 未署名のドライバを許可する場合は、[署名のドライバを強制的にインストールする] を選択します。未署名のドライバは、セキュア ブートが有効になっているコンピュータではサポートされていないことに注意してください。それらのシステムでは、ドライバがロードされず、オペレーティング システムのロード失敗の原因になります。
- [適用] をクリックしてテンプレートとともに HII アクションを保存し、他のアクションをテンプレートに追加します。[OS インストール後] セクションの HII アクションの後に、[再起動] を含める必要があります。
- 他の変数、含まれるテンプレート、その他のテンプレート設定を修正し、完了したら、[OK] をクリックします。