カスタム タスク スクリプト

Ivanti® Endpoint Manager では、スクリプトを使用してデバイスのカスタム タスクを実行します。 スクリプトは、[スクリプト管理] ウィンドウ ([ツール] > [配布] > [スクリプト管理] の順にクリック) で作成できます。

[スクリプトの管理] ウィンドウでは、スクリプトは次の 3 つのカテゴリに分類されます。

  • マイ スクリプト:作成したスクリプト
  • 公開スクリプト:スクリプト管理の「公開を編集」権限を持つユーザが公開スクリプトとして設定したスクリプト。 これらのスクリプトは、他のすべてのユーザに対しては読み取り専用です。 ユーザは、公開スクリプトを [マイ スクリプト] フォルダにコピーしてから編集することはできます。
  • [All scripts (すべてのスクリプト)] :コア サーバにあるすべてのスクリプトです。

[マイ スクリプト] の項目の下にグループを作成すると、スクリプトをさらに詳細に分類できます。 新しいスクリプトを作成するには、[マイ スクリプト] 項目 または作成したグループを右クリックし、作成するスクリプト タイプをクリックします。

スクリプトを作成したら、スクリプトのショートカット メニューの [スケジュール] をクリックします。 これにより、[スケジュールされているタスク] ウィンドウ ([ツール] > [配布] > [スケジュールされているタスク] の順にクリック) が起動されます。このウィンドウでは、タスクを実行するデバイスとタスクの実行時間を指定できます。 スケジュールされているタスクの詳細については、次のセクションをご参照ください。

特定の機能が Windows コンソールによってサポートされているので、Windows コンソールで作成されたスクリプトを Web コンソールで編集しないでください。

スクリプト構文の詳細については、「ソフトウェア配布カスタム スクリプトの処理」をご参照ください。

Windows デバイスのスクリプトについては、「Windows パッケージ処理」で説明されているソフトウェア配布処理を使用することが簡単になる場合があります。

既定のスクリプトの使用方法

エンドポイント マネージャ には出荷時に次のリストの既定のスクリプトが含まれています。 これらのスクリプトを使用すると、一部のエンドポイント マネージャタスクの完了が容易になります。 これらの既定のスクリプトは、[スクリプトの管理] ウィンドウ ([ツール] > [配布] > [スクリプトの管理] の順にクリック) の[すべてのスクリプト] ツリーの下にあります。

  • am_verifyall:クライアントのポリシーによってインストールされたすべてのパッケージを検証します。
  • 管理ゲートウェイ クライアント証明書の作成:デバイスで管理ゲートウェイを使用できるようにセキュリティ証明書を作成します。
  • Data Analytics - ユーザをインポトおよび削除する: Data Translation Services ルールを実行し、指定されたユーザのデバイスを Asset Control にアーカイブしながら、デバイスを エンドポイント マネージャ データベースから削除します。
  • Windows 書き込みフィルタを無効にする:Windows 書き込みフィルタを無効にし、クライアントで再起動を開始します。
  • Windows 拡張書き込みフィルタを有効にする:Windows 拡張書き込みフィルタを有効にし、クライアントで再起動を開始します。
  • Windows ファイルベース書き込みフィルタを有効にする:Windows ファイルベースの書き込みフィルタを有効にし、クライアントで再起動を開始します。
  • inventoryscanner :選択したデバイス上でインベントリ スキャナを実行します。
  • MSI サービス配布:レガシー PXE 代表に必要な MSI サービスを配布します。
  • multicast_domain_discovery:ターゲット マルチキャスト ドメイン代表検索を実行します。
  • multicast_info:[スケジュールされているタスク] ウィンドウからターゲット マルチキャストに渡される情報 (ターゲット デバイス IP アドレスとサブネット情報を含む) を表示するトラブルシューティング スクリプトを実行します。 c:\mcinfo.txt というファイルを作成します。
  • パッケージの同期化:ポリシー チェックを実行して、新しいポリシーを適用または提供する必要があるかどうかを確認します。
  • Restore client records:選択したデバイスでインベントリ スキャナを実行しますが、スキャナが、デバイスを構成したコアにレポートを送信します。 データベースをリセットする必要がある場合は、このタスクにより、複数のコア環境で、デバイスを正しいコア データベースに追加できます。
  • Uninstall metering client:ターゲット デバイスのソフトウェア メータリング エージェントを削除します。 このエージェントは、バージョン 8 以前の エンドポイント マネージャ で使用されていました。