フィルタ セレクタへの条件の追加

要に応じて、条件をフィルタ セレクタに追加し、条件が満たされた場合にのみフィルタを実行できます。

次の例では、インシデントのチェック ボックスが選択されていない場合にのみ、データ フィルタリングで追加されたフィルタ ルールが実行されます。

この例では、「インシデント」オブジェクトに、新しい属性「CI フィルタを無効にする」が必要になります。この属性のデータ型Boolean で、既定値False に設定されています。[インシデント] ウィンドウに追加されると、チェック ボックスがオフの状態で表示されます。

[CI フィルタを無効にする] チェック ボックスがオフ場合 (「CI フィルタを無効にする」の値が False の場合) に、CI フィルタを適用するとします。エンド ユーザのコールにより、関連付けられていない項目のインシデントが登録される場合、アナリストは [CI フィルタを無効にする] チェック ボックスをオンにできます。これにより、「CI フィルタを無効にする」の値が False に設定され、CI フィルタが無効になり、ユーザと CI との関連付けが解除されます。

フィルタ セレクタに条件を追加するには:
  1. [属性フィルタ セレクタ] ダイアログで、条件を適用するフィルタ ルールを選択し、[新しい条件] をクリックします。
    新しい行の [パスを選択] が [フィルタ ルール条件] リストに追加されます。
  2. ツリーで、[CI フィルタを無効にする] を選択します。
  3. [比較タイプ] リストで [等しい] を選択します。
  4. [この属性の絶対値を指定する] オプション ボタンを選択します。
  5. ボックスに「False」と入力します。
  6. [条件の適用] をクリックします。
    [フィルタ条件] リストに条件が表示され、[フィルタ ルール] リストが更新され、フィルタ ルールの条件が設定されていることを示します。「CI フィルタを無効にする」の値が False (チェック ボックスがオフ) の場合、この条件が満たされたときにのみ、フィルタが適用されます。

必要に応じて、その他のフィルタと条件を追加できます。

  1. [OK] をクリックして、オブジェクトの変更を保存します。