自動処理のコレクションからの値の指定
コレクションの項目から取得した値を使用して、自動処理のフィールドを入力できます。たとえば、候補者の記録をプロセスに追加する必要がある採用プロセス (アクティビティ) では、「候補者を追加」処理の直後に、候補者を面接に招待する自動タスクを追加できます。値タイプを使用すると、対応するコレクションの候補者レコードから取得した値を、このタスクのフィールドに入力できます。
既定では、値タイプはコレクションに追加された最新の項目から必要な値を取得します。このため、自動処理がコレクションに項目を追加する処理の直後に続く場合は、コレクション項目の必要な属性のみを指定する必要があります。ただし、属性値を取得するコレクションの項目を指定する場合は、特定の項目を選択する値タイプにフィルタを追加できます。たとえば、「候補者」オブジェクトに、優先される候補者を識別するブール型チェック ボックスがある場合は、後続の自動処理にフィルタを追加し、採用する候補者を選択できます。
コレクションから取得する値を指定するには:
- プロセス デザイナー コンポーネントで目的のプロセスを開きます。
- [ツール ボックス] から Workspace へ、自動処理インスタンスをドラッグします。
[処理の選択] ダイアログが表示されます。 - 目的の処理を選択して、[OK] をクリックします。
必要な情報を入力するためのウィンドウが表示されます。 - 任意の値を右クリックし、[値タイプ] をクリックします。
[コントロール値の選択] ダイアログが表示されます。 - [コントロールのランタイム値を指定する] オプションを選択します。
- [アクティビティ/候補[]/候補] などの任意の値に移動して選択します。
角括弧 [] は、コレクションから項目を選択していることを示します。ここで [OK] をクリックすると、コレクションに追加された最新の項目から値タイプが取得されます。コレクションの異なる項目を選択する場合は、次のステップに従い、コレクションの任意の項目を一意に識別するフィルタを指定する必要があります。