外部データ ソースからの直接検索

外部データ ソースから情報を読み取り、Service Desk または資産マネージャ ウィンドウに表示できます。たとえば、ユーザ レコードを Active Directory または eDirectory からインポートする代わりに、インシデント ウィンドウのレコードを直接参照できます。

データは読み取り専用です。この方法では、外部データを更新できません。

次の手順では、Active Directory からインシデント ウィンドウにフィールドを追加する方法について説明します。同様の方法で、他のデータ ソースのフィールドを他のモジュールの他のウィンドウにも追加できます。

直接検索コントロールをウィンドウに追加するには:
  1. データ接続コンポーネントを使用して、外部データ ソースへの接続と接続タイプを作成できます。
    たとえば、「Active Directory」という Active Directory データ ソースへの接続と接続タイプを作成し、「ユーザ フィールド」というユーザ属性を選択します。

データ接続コンポーネントについては、『管理者ガイド』をご参照ください。
オブジェクト デザイナーの使用方法については、オブジェクト デザイナーをご参照ください。

  1. オブジェクト デザイナーを起動します。
    新しいモジュールは、作成した接続名で [ビジネス オブジェクト] ツリーに表示されます。
  2. 新しい接続のモジュールを展開します。
    作成した接続タイプ名のオブジェクトがあります。たとえば、「モジュール\Active Directory\ユーザ フィールド」です。
  3. 新しい接続のオブジェクトを、データを使用するオブジェクトにドラッグします。
    この例では、「Active Directory\ユーザ フィールド」を「インシデント管理\インシデント」にドラッグします。

オブジェクト間の関係が作成されます。

  1. をクリックして、ビジネス オブジェクトの変更を保存します。
  2. ウィンドウ マネージャを起動し、直接検索コントロールを追加するウィンドウを開きます。
  3. [属性] ツリーで、作成した関係を選択します。
    この例では、[ユーザ フィールド] を選択します。

ブランチを展開しないでください。関連するオブジェクトの最上位を選択します。

  1. 関係が選択された状態で、ウィンドウ設計をクリックします。
    フィールドがリスト ボックスとしてウィンドウに追加されます。

関連するオブジェクトを追加したため、オブジェクトのその他の属性も追加できます。

  1. [属性] ツリーで関連するフィールドのブランチを展開し、その他の関連する属性を追加します。 をクリックして、変更を保存します。
    これで Service Desk または資産マネージャ ウィンドウから、外部データ ソースのデータにアクセスできます。