ウィンドウの発行

ウィンドウ ビューには、異なるビジネス オブジェクトのためのさまざまなウィンドウ設計を含めることができます。また、現在のプロセス、処理、または作成状態に応じて、ビューから表示するウィンドウを指定できます。たとえば、各インシデント プロセスで異なるインシデント ウィンドウを使用したり、変更の作成と更新で異なるウィンドウを使用したりして、ビューを作成できます。

ウィンドウ ビューを使用するときに表示するウィンドウを決定する手順には、2 段階あります。

  • まず、ビュー選択ルールが、使用されているクライアントのタイプ、ユーザのロールと現在のグループ、ユーザのユーザ タイプ、および特定のユーザ名に基づいて、使用されるビューを決定します。
  • 次に、ウィンドウ選択ルールが、使用されているプロセス、選択された処理、およびレコードが作成中か更新中かに基づいて、使用されている選択されたビューのウィンドウを決定します。

ビューの異なるインシデント ウィンドウ

ビューの異なるインシデント メモ ウィンドウ

ビューの異なる問題ウィンドウ

その他のビジネス オブジェクトのウィンドウ

ビューは、現在のプロセス、処理、作成状況、またはアプリケーションによって、ビジネス オブジェクトが配置される特定のウィンドウを定義します。

 

ユーザ名、ロール、ユーザ タイプ、現在のグループ、および現在のクライアント タイプ (例: コンソール、Self Service、または Web Desk のいずれでログインしたか) によって、使用可能なビューが決定されます。このリストの優先順位を定義するルール セットを作成できます。これらのルールは「ビュー選択ルール」と呼ばれます。

ユーザに一致する条件が見つかるまで、このビュー選択ルールのリストに従って動作します。次に、使用されるビューが定義されます。ビューから使用する特定のウィンドウは、現在のプロセス、処理、または作成状態を統合して判断されます。これらは「ウィンドウ選択ルール」と呼ばれます。必要なウィンドウ選択ルールに一致するウィンドウがビューにない場合は、ビューを選択するログイン条件とビューから特定のウィンドウを選択するプロセス条件のすべての条件に一致するウィンドウが見つかるまで、リストの次のビューが使用されます。一致するウィンドウがない場合は、既定のビューが使用されます。既定のビューにも一致するウィンドウがない場合は、そのビジネス オブジェクトの既定のウィンドウが使用されます。

1 – ユーザの現在のグループ、割り当てられたロール、ユーザ タイプ、およびログインしたクライアントのタイプによって、使用可能な定義済みビューが決定されます。

2 – ビューが選択されると、現在のプロセス、処理、または作成状況に応じて、ビューの特定のウィンドウが決定されます。

3 – 一致するビューの優先順位付けされたリスト。

4 – 各ビューの異なるウィンドウ。

現在のグループを変更すると、表示されるウィンドウも変更されます。