関係の作成

2 つのビジネス オブジェクト間で関係を作成するには、関係を作成するオブジェクトから、関連付けられたオブジェクトを追加するオブジェクトへドラッグします。関係を作成するときには、コア ビジネス オブジェクトで関連付けられたビジネス オブジェクトのコレクションを作成するかどうかを確認するメッセージが表示されます。コレクションを作成すると、各コア オブジェクトで複数の関連付けられたオブジェクトを作成し、関連付けられたオブジェクトからコア オブジェクトを表示できます。

コレクションを作成しない場合は、オブジェクト関係のみが作成されます。たとえば、オブジェクト A からオブジェクト B にドラッグする場合、A への関係がオブジェクト B に作成されますが、A には B への関係がありません。

コレクションなし:

コレクションを作成する場合、オブジェクト関係とコレクション関係が作成されます。たとえば、オブジェクト A からオブジェクト B にドラッグし、コレクションの作成を指定する場合、A へのオブジェクト関係がオブジェクト B に作成され、B へのコレクション関係が A に作成されます。次に、処理を作成し、コレクション オブジェクトを作成できます (詳細については、処理を参照)。

コレクションあり:

次の手順では、申請価格見積にドラッグし、コレクション関係を作成します。ここでは、複数の価格見積が 1 つの申請に関連付けられます。

関係を作成するには:
  1. [ビジネス オブジェクト] ツリーで、コア ビジネス オブジェクトを、関係を作成するビジネス オブジェクトにドラッグします。[ビジネス オブジェクト] ツリーのオブジェクト名または [属性] ツリーの最上位にあるオブジェクト名までドラッグできます。
    関係メッセージ ボックスが表示され、ビジネス オブジェクト間の関係が作成されたことを通知します。コア ビジネス オブジェクトで関連付けられたビジネス オブジェクトのコレクションを作成するかどうかを確認するメッセージが表示されます。
  2. [はい] または [いいえ] をクリックします。
    [はい] をクリックすると、上記の例では、「価格見積」ビジネス オブジェクトの「オブジェクト」関係が作成され、「申請」ビジネス オブジェクトの「コレクション」関係が作成されます。

    [いいえ] をクリックすると、「価格見積」ビジネス オブジェクトでのみ「オブジェクト」関係が作成されます。つまり、「価格見積」からは「申請」ビジネス オブジェクトを表示できますが、「申請」からは「価格見積」ビジネス オブジェクトはご覧いただけません。
  3. 必要に応じて、プロパティを入力します。

ビジネス オブジェクト – この関係が存在するビジネス オブジェクトを指定します。自動生成されるため、修正することはできません。

タイトル – 関係タイトルは、通常関係参照するときに使用する名前です。タイトルには任意の文字 (スペースを含む) を入力できます。一意でなくてもかまいません。

名前 – 関係の名前。自動生成されますが、必要に応じて修正できます。関係名には最大 64 文字の英数字を指定できます。スペースを含めることはできません。次の文字のみを使用できます。A Z、0 ~ 9 (ただし、数字を先頭の文字に指定することはできません)、および「_」(アンダースコア) 。

説明 – 関係の機能を説明します。関連付けられたコントロールをウィンドウに追加するときには、この説明を既定の説明として使用します。

関係タイプ – オブジェクトまたはコレクション。自動生成されるため、修正することはできません。オブジェクトとコレクションの詳細については、関係をご参照ください。

関連付けられたモジュール – 関連付けられたオブジェクトがあるモジュールの名前を示します。これは自動的に生成され、修正できません。

関連付けられたビジネス オブジェクト – このビジネス オブジェクトに関連するビジネス オブジェクトを示します。自動生成されるため、修正することはできません。

関連付けられた属性 – コレクションの関連付けられたビジネス オブジェクトに対応する属性の名前を指定します。自動生成されるため、修正することはできません。

必須– ビジネス オブジェクト インスタンスを保存する前に、この関係が存在しなければならないかどうかを示します。

所有者– このオブジェクトが関係の所有者であるかどうかを示します。プロセス オブジェクトのコレクションに基づいて、ビュー ルールを設定するときに使用します。これは、プロセス オブジェクトのコレクションに基づいて表示ルールを設定するときに使用されます。詳細については、ビューの作成をご参照ください。

関係を削除するには、[属性] リストで該当する関係を右クリックし、[属性を削除] をクリックします。関係の両側を削除してください (必要な場合)。

データベースの整合性に影響するため、関係を保存した後に削除することはできません。関係を構成するビジネス オブジェクトを使用して、既にデータが指定されている可能性があります。関係のオブジェクトを削除すると、関係のコレクションも自動的に削除されます。

  1. をクリックします。