位置情報認識
位置情報認識動作はオブジェクトの位置情報サービス データを保存できます。たとえば、申請を登録または更新したデバイスの緯度と経度を自動的に記録、またはユーザのログイン場所の記録が可能です。
オブジェクトが位置情報認識に設定されると、この動作を削除できません。
この機能は Web Access と Ivanti Workspaces で利用可能です。コンソールでは、この機能を使用できません。ユーザは、システムが現在の位置情報を使用することを許可する必要があります。
位置情報認識の権限の設定
システム モジュールの GeoLocation オブジェクトには、データベースにあるすべての位置情報認識オブジェクトの位置情報サービス データが格納されます。
位置情報認識を有効にする場合は、すべてのロールを更新し、このオブジェクトの作成権限を付与する必要があります。
位置情報認識に必要な権限を設定するには:
- 管理コンポーネントで、[ユーザ管理] ツリーを展開します。
- ツリーでロール選択し、[処理] リストで [権限] をクリックします。
[権限] ツリーが表示されます。 - [システム] フォルダを展開し、[プロセスに関連しないオブジェクト] をダブルクリックします。
[権限] リストが表示されます。 - 必要に応じて、アイコンをダブルクリックし、GeoLocation オブジェクトの [作成] 列を に設定します。
- その他のすべてのロールに対してこの手順を繰り返します。
オブジェクトを位置情報認識にする
位置情報認識の権限を設定したら、オブジェクト デザイナーを使用して、位置情報認識動作をオブジェクトに追加し、そのオブジェクトに位置情報データを記録させることができます。
ビジネス オブジェクトを位置情報認識にするには:
- オブジェクト デザイナーで、目的のビジネス オブジェクトを開きます。
- [属性] ツリーの上部でオブジェクトを選択してから、[プロパティ] グリッドで [動作] の横の をクリックします。
[動作選択] ダイアログが表示されます。 - [使用可能な項目] リストで [位置情報認識] をクリックし、 をクリックします。
[位置情報認識] が [選択した項目] リストに移動します。 - [OK] をクリックして変更を保存します。
これでオブジェクトが位置情報認識になり、そのオブジェクトのインスタンスが変更されるたびに、システム\GeoLocation オブジェクトに、オブジェクトの位置情報サービス データが格納されます。
レポートおよびクエリでは、システム\GeoLocation に格納されたデータを使用できます。