親子関係
オブジェクトを同じタイプの他のオブジェクトに関連付けるときには、親子関係が作成されます。たとえば、インシデントを他のインシデントに関連付け、親子関係を作成できます。
親に追加されたすべての項目が子にも追加されるように指定できます。たとえば、親インシデントにメモを追加する場合、同じメモが子インシデントにも追加されます。同じメモがすべての子インシデントに関連付けられるわけではなく、メモのコピーが各子インシデントに追加されます。
項目が追加されるだけではなく、処理も適用されます。たとえば、親項目がクローズすると、クローズしなければならない状態にある子項目もクローズされます。
子項目をクローズできない場合もあります。この場合は、クローズできない子項目が通知されます。
上方向または下方向で、親子を関連付けることができます。つまり、親に追加された項目を子に反映する (下方向) か、子に追加された項目を親に反映する (上方向) ことができます。双方向を指定することはできません。
親または子コレクション属性で「反映処理」プロパティを指定するだけではなく、反映する特定の処理も指定する必要があります。詳細については、処理をご参照ください。
属性で親子リンクを指定するには:
- 任意のビジネス オブジェクトを開きます。
- [プロパティ] グリッドの [反映処理] プロパティの横で、任意の値を設定します。
- 変更内容を保存します。
選択内容 |
[反映処理] プロパティの横 |
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[親] コレクション属性 |
[True] を選択し、[子] 項目の変更が [親] 項目に適用されるように指定します。 |
[子] コレクション属性 |
[True] を選択し、追加されたすべての項目または [親] 項目の変更が [子] 項目に適用されるように指定します。 |