特定の属性への権限付与
属性レベルで権限を適用できます。特定のユーザによる表示を禁止する給与情報などの機密情報がある場合に、特に便利です。
権限のない属性は、ナレッジ検索に含まれません。
次の手順では、ビジネス オブジェクト作成ウィザードを使用せずに、ビジネス オブジェクトを作成する方法について説明します。ウィザードを使用して同じビジネス オブジェクトを作成することもできます (ウィザードの方が簡単に作成できる可能性があります)。ウィザードを使用するかどうかは、個人の好みで判断してください。新しいビジネス オブジェクトを作成しない場合は、新しい属性を既存のビジネス オブジェクトに追加できます。
特定の属性に権限を付与するには:
- オブジェクト デザイナー コンポーネントを起動します。
- [ビジネス オブジェクト] ツリーで目的の [モジュール] フォルダを選択し、[処理] リストで [新しいビジネス オブジェクト] をクリックします。
- 「給与」など、ビジネス オブジェクトの名前を付けます。
- 権限を付与する属性を含む、任意の属性を追加します。
- [属性] ツリーで目的の属性を選択し、[プロパティ] グリッドの [ユーザ管理] グループ内で、[権限] プロパティの横の [True] を選択します。
既定。このプロパティは [False] に設定されています。[False] のままにしておくと、このビジネス オブジェクトへの読み取りアクセスをもつすべてのユーザがこの属性を参照できます。プロパティを [True] に設定すると、この属性へのアクセスは制限されるか、すべてのユーザに対して許可されます。
- [利用可能なオプション] リストで、該当するオプションを選択し、
をクリックします。
オプションが [選択されたオプション] リストに追加されます。 - [OK] をクリックします。
-
をクリックして、ビジネス オブジェクトを保存します。
管理コンポーネントを使用して、この属性へのアクセスが可能なグループとロールを設定し、利用可能なオプションを調整します。詳細については、『管理者ガイド』をご参照ください。