複数のクエリ結果に対する一括処理の実行

クエリの結果に対して一括処理を実行するには、[処理] リストの [一括処理] をクリックします。たとえば、多数のインシデントに対して同時にメモの追加をする、またはクロックを停止し多数の変更を行う等の作業が可能です。

クエリ実行後、一括処理は追加のフィルタを無視しますが、元のクエリ結果一覧には適用されます。修正したクエリ結果一覧に対して一括処理を使用する場合は、修正したクエリを最初に保存します。

一括処理は即時実行するか、実行時間をスケジュールすることができます。多数の項目に対して処理を実行する場合は、一括処理のスケジュールを選択することが考えられます。

一括処理を多数の項目に対して実行する場合は、スケジュール マネージャを使用して夜間に実行するようにスケジュールし、他のシステム ユーザを妨害しないようにすることをお薦めします。

一括処理をスケジュールするには:
  1. Ivanti コンソールで、スケジュール マネージャ コンポーネントを起動します。
  2. [一括処理管理] ツリーを表示します。
    スケジュールされた一括処理ボタン
  3. [処理] ツリーで、[新しいスケジュールされた一括処理] をクリックします。
    [スケジュール] ページが表示されます。
  4. スケジュールされたレポートの [名前] と [説明] を入力します。
  5. [スケジュール] グループ ボックスで、一括処理を実行する日時と必要に応じて [繰り返し] を指定します。
  6. [一括処理] グループ ボックスで、必要なモジュールを選択してから、ビジネス オブジェクトを選択し、使用するクエリを選択します。
  7. [処理の実行] を選択してから、[処理] リストで実行する処理を選択します。
  8. [保持する一括処理結果] を設定して、をクリックします。

スケジュールされた一括処理が実行されるたびに、[一括処理管理] ツリーの [コンソール] フォルダの下に一括処理の結果レコードが格納されます。このレコードは、一括処理の実行日時、処理対象のレコード数、成功したレコードと失敗したレコードのすべてに関する情報など、さまざまな情報を報告します。しばらくすると、多数のレポートが生成されます。これは、システムのパフォーマンスに悪影響を及ぼすことがあります。このため、 [保持する一括処理結果] フィールドでは、保持するレポート数を設定できます。既定では、10件が保持されます。少なくとも1件以上を保持する必要があります。バックグラウンド サービスによって、スケジュールされた一括処理が実行されるたびに、この数を超えるレコードが削除されます。