ソフト削除された項目の復元
ビジネス オブジェクトを作成するときには、削除タイプを指定できます。削除タイプをソフト削除に設定した場合、レコードを削除しても、実際にはデータベースから削除されず、削除属性が True に設定されます。このようなレコードはリストに表示されなくなり、選択することもできません。ただし、レコードへの参照は存在しています。この方法は一部のユーザ レコードで有効なことがあります。たとえば、ユーザが退職した場合、このユーザのレコードがソフト削除されることで、選択できなくなりますが、このユーザへの既存の参照は残ります。
削除タイプの詳細については、ビジネス オブジェクトの作成をご参照ください。
ソフト削除されたレコードを復元するには、ソフト削除されたレコードを表示するクエリーでレコードを右クリックし、[復元] をクリックします。
ソフト削除されたレコードを復元するには:
- コンソールで [クエリーとレポート デザイナー] を使用して、レコードを復元するオブジェクトのクエリーを作成します。
[選択した属性] リストに削除属性を追加すると、ソフト削除されたレコードを特定できます。
- クエリーの [全般] ページで、[ソフト削除されたレコードを含める] チェック ボックスをオンにし、クエリーを保存します。
- クエリーを実行します。
- クエリー結果一覧でソフト削除されたレコードを右クリックしてから、[復元] をクリックします。
レコードの削除属性が False に設定され、レコードがもう一度リストに表示されます。
また、すべて復元することも選択できます。