複雑なリスト
リストが複雑であることを指定するときには、リストを絞り込むために検索する文字列属性など、リストを作成するためのフィルタまたはクエリを指定する必要があります。2 つの方法を使用できます。
- 既にオブジェクト デザイナーで属性のデータ フィルタを設定している場合、そのフィルタが自動的に使用され、フィルタの列がドロップダウンで使用されます。
- オブジェクト デザイナーで属性のフィルタが設定されていない場合は、作成した特定のシステム クエリを指定できます。
このセクションでは、属性のフィルタが指定されている場合には適用されない、2 つ目の方法について説明します。
データ フィルタリングの詳細については、データ フィルタリングをご参照ください。
文字列データ型の属性のみが、複雑なリストの検索ボックスに表示されます。
ユーザによる検索の絞り込みを可能にするために、各属性が複雑なリストに表示されるため、選択するクエリに追加する文字列属性を多くしすぎないことをお勧めします。複雑なリストは拡張され、指定するすべての属性に対応しますが、一般的には管理可能な属性数に制限することをお勧めします。たとえば、3 つまたは 4 つです。前の例では、4 つの属性が複雑なリストで使用されましたが、ウィンドウ自体よりも幅が広くなりました。
クエリのページ サイズを指定して、リストで使用することができます。たとえば、ページ サイズに 15 を指定すると、15 項目のみがリストの各ページに表示されます。
クエリで指定しない場合は、[プロパティ] グリッドでページ サイズを指定しない限り、ページ サイズは、システム設定で定義された既定のページ サイズから取得されます。この場合、リストで指定するページ サイズは、システム設定に優先します。
複雑なリストを作成するには:
- ウィンドウ マネージャ コンポーネントで、目的のウィンドウを開きます。
- 目的のリストを選択し、[プロパティ] グリッド () を展開します。
- [プロパティ] グリッドの [複雑なリスト] プロパティの横で、[True] を選択します。
選択した属性のデータ フィルタを既に作成している場合は、その他のプロパティを設定する必要がないため、ウィンドウを保存できます。
選択した属性のデータ フィルタを作成していない場合は、使用するクエリを選択する必要があります。
- [プロパティ] グリッドの [クエリ] の横で、「すべてのユーザ」など、目的のクエリを選択します。
- をクリックします。