設計の概念

ウィンドウ マネージャを使用してウィンドウを設計するときには、ユーザが最も効率的に作業できるように、情報を表示するように注意します。このことは、使いやすく、論理的に機能するウィンドウの作成を意味します。

ウィンドウ レイアウト

ウィンドウのコントロールを列に配置し、左から右、上から下へという順に実行させます。直感的なタブ シーケンス (Tab キーを連続して押したときにカーソルがコントロールを移動する順序) を設定し、ユーザの視点が自動的に次のコントロールに移るようにします。タブ シーケンスの設定の詳細については、コントロールの並び替えをご参照ください。

コントロールのサイズを十分に大きくし、一般的に入力される値が入るようにします。たとえば、ドロップダウン リスト ボックスの幅を十分に広くし、テキストが切り捨てられずに全情報が表示されるようにします。

アクセラレータ

アクセラレータを使用すると、ユーザはマウスではなく、キーボードを使用して、さまざまな機能を実行できます。キーボードを使用する方が、簡単で効率的な場合があります。キーボード ショートカットを有効にするには、各コントロールの アクセラレータを定義する必要があります。アンパサンド (&) をアクセラレータ文字 (ウィンドウでは下線付き表示) の前に入力して、アクセラレータを定義します。

既定では、ウィンドウにコントロールを追加すると、定義済みのアクセラレータ キーがあります。必要に応じて、この設定を変更できます。

アクセラレータを選択するには:

  • ラベルの最初の文字または 2 番目の文字を使用します。
  • ラベルの識別しやすい子音または母音を使用します。
  • w、m、および大文字など幅の広い文字を使用します。
  • p、g、q、または y などの下に垂れる文字を避けます。
  • 下に垂れる文字の横の文字を避けます。
  • i または l などの 1 ピクセルの幅しかない文字を避けます。

グループ ボックス

グループ ボックスを使用して、ウィンドウの同様のフィールドをグループ化することをお勧めします。

グループ ボックスは特に Web Access および Workspaces で重要です。ウィンドウのレイアウトを改善するために使用されます。

グループ ボックスを使用して、ウィンドウのレイアウトをより注意を引くものにし、入力中のデータのタイプに関する視覚的な情報をユーザに提供します。

他のグループ ボックス内にグループ ボックスを配置しないことをお勧めします。

詳細については、ウィンドウへのグループ ボックスの追加をご参照ください。

動的ウィンドウ

ユーザが可能な限り効率的にウィンドウの必須フィールドを入力できるように、計算を使用して、Web Access または Workspaces の動的ウィンドウを作成できます。ウィンドウの別の場所で選択された値に基づいて、ウィンドウのフィールドが必須、読み取り専用、または非表示であるかどうかを設定できます。

動的ウィンドウの作成の詳細については、動的ウィンドウをご参照ください。計算の作成の詳細については、計算をご参照ください。