ユーザ

さまざまなタイプのユーザ アカウントがあります。Ivanti コンソールおよび Web Desk にログインできるユーザ タイプは、アナリストのみです。ただし、他のユーザもシステムの情報にアクセスしなければならない場合があります。このため、Ivanti Self Service にのみログインできる他のユーザ アカウント タイプがあります。次のユーザ アカウント タイプがあります。

  • アカウント マネージャ – 顧客および顧客担当者との関係をもつ社内ユーザ。
  • アナリスト – インシデントなどの処理を進める作業に関わる社内ユーザ。
  • 担当者 – 顧客またはサプライヤに属する社外ユーザ。
  • エンド ユーザ – サポートの提供を受ける社内外のユーザ。
  • システム – メール マネージャなどのアプリケーション サービス。システム ユーザ アカウントは Service Desk または資産マネージャ アプリケーションにログインする目的では使用できませんが、このアカウントを使用すると、特定のサービスで実行された処理を特定できます。

アナリスト アカウントのみ、ライセンスが必要です。

ユーザ ID とパスワードを使用してログインする必要があります。この方法によって、不正ユーザによるデータ アクセスを防止します。パスワードは 1 文字から 60 文字の英数字で、大文字と小文字は区別されません。パスワードをなくしたり忘れたりした場合は、ユーザを更新するロール権限をもつシステム管理者が、新しいパスワードを設定する必要があります。

ユーザを設定し、統合ログインを使用することもできます。つまり、ログインするためにログイン情報を指定する必要はありません。Windows ログイン情報が使用されるためです。詳細については、統合ログインまたはセキュア トークン ログインを使用するためのユーザ設定をご参照ください。

次の手順では、新しいアナリストを作成する方法を詳細に説明します。同様の手順で、他のユーザも作成できます。

また、他のデータ ソースからユーザをインポートすることもできます。詳細については、既存のデータ ソースからのデータのインポートをご参照ください。

新しいアナリストを作成するには:
  1. 管理コンポーネントで、[ユーザ管理] ツリーを展開します。
  2. [ユーザ] フォルダを展開し、[アナリスト] フォルダをクリックしてから、[処理] リストで [新しいアナリスト ユーザ] をクリックします。
    [アナリスト] ウィンドウが表示されます。
  3. 必要な情報を入力して、 をクリックします。
  4. [ユーザ管理] ツリーで新しいアナリストを選択し、[処理] リストで [パスワードを設定] をクリックします。
    [パスワードを変更] ダイアログが表示されます。
  5. 新しいパスワードを入力し、綴りを確認するためにパスワードを再入力します。
  6. [OK] をクリックします。
    アナリストはこのパスワードを使用してログインします。
  7. をクリックします。
    必要なユーザをすべて作成したら、ユーザを関連するグループ、ロール、および構成項目に関連付けることができます。

ユーザ、グループ、またはロールを修正または削除するには、[ユーザ管理] ツリーで対象の項目を選択し、目的の処理をクリックします。SA ユーザまたは管理者ロールは削除できません。

ロールをユーザに割り当てたり、グループに割り当てた場合は、[類似したアナリストを作成] 処理を使用して、類似したユーザを作成することで、システムを設定する時間を短縮できます。

ユーザがツール バーの をクリックすると、パスワードを変更できます。[パスワードを変更] ダイアログが表示され、パスワードを変更できます。

ユーザを作成したら、そのユーザをグループまたは構成項目に関連付けることができます。ユーザとグループの関連付けについては、グループをご参照ください。ユーザと構成項目の関連付けについては、ユーザ構成項目をご参照ください。