Workspaces のダッシュボード

Self Service に表示されるダッシュボードは Workspaces にも表示され、同じユーザに発行されます。Self Service ダッシュボードの設計変更は、対応する Workspaces ダッシュボードの設計に反映されます。ただし、Workspaces では、これらのダッシュボードは異なる方法で、レスポンシブグリッドに表示されます。Workspaces ではこれらのダッシュボードを編集できません。

新しい Self Service ダッシュボードを作成し、構成センターでデータベース アップグレードを実行する場合は、Workspaces の一致するダッシュボードも、Self Service ダッシュボードと同じ発行ルールで作成されます。

現在、一部のガジェットは Workspaces でサポートされていません。クエリー、棒グラフ、円グラフ、コンテンツ、およびリンク ガジェットだけを使用できます。移行されたダッシュボードにサポートされていないガジェットが含まれる場合、そのガジェットは Workspaces に表示されず、ダッシュボード設計が再編成され、領域を埋めます。

クエリー ガジェット

Workspaces のクエリー ガジェットの結果一覧で表示される列数は、使用しているデバイスの幅またはブラウザ ウィンドウによって異なります。Workspaces にはクエリー ガジェットのページ制御がありません。すべての結果が 1 ページに表示され、スクロールバーを使用します。クエリーがグループ化されている場合、グループがタイル表示され、その中にはグループのタイトルとグループの項目数があります。これらのグループのいずれかをクリックすると、クエリー結果一覧として、グループの内容が表示されます。Self Service で [起動を防止] オプションが選択されていない場合は、行をクリックすると、対応するレコードが開きます。

レポート テンプレートを使用して、Workspaces のクエリー ガジェットの外観を変更できます。ただし、固定幅を指定すると、Workspaces の応答性に影響する可能性があるため、Workspaces で使用されるレポート テンプレートで固定幅を指定しないことをお勧めします。

レポート テンプレートの作成については、Web Access と Workspaces のレポート テンプレートの作成をご参照ください。レポート テンプレートについては、クエリをレポートとして表示するをご参照ください。

棒グラフ ガジェット

Self Service でグループ化されたクエリーを使用する場合は、ガジェット メニューから [棒グラフとして表示] オプションを選択できます。Workspaces では、これらのガジェットが棒グラフと呼ばれます。Self Service で [起動を防止] オプションが選択されていない場合は、列をクリックすると、クエリー結果一覧としてグループの内容が表示されます。

Web Access で棒グラフと円グラフを作成する方法については、クエリ結果のグループ化とグラフの作成をご参照ください。

円グラフ ガジェット

Workspaces の円グラフ ガジェットには、最大 6 個のセクターが表示されます。対応するクエリーに含まれるグループが 7 個以上の場合は、最も大きい 5 個のグループが表示され、他のグループは [その他] という最終セクターに統合されます。[その他] セクターまたは凡例をクリックすると、そのグループだけを対象として新しい円グラフが表示されます。[その他] 円グラフから元の円グラフに戻るには、グラフの 再読み込みアイコン をクリックします。

Self Service で [起動を防止] オプションが選択されていない場合は、セクターまたは円グラフの対応する凡例をクリックすると、クエリー結果一覧としてグループの内容が表示されます。ただし、[起動を防止] オプションが設定されている場合は、[その他] 円グラフまでドリルダウンできます。

棒グラフと円グラフで使用される色は、標準パレットから自動的に選択されます。円グラフのタイトルは、グラフのグループ化基準の属性のタイトルです。

リンク ガジェット

リンク ガジェットのリンクを使用すると、プロセスの新しいインスタンスを記録するか、クエリー結果一覧を開くか、別の Web ページへのリンクを開きます。リンク ガジェットに 1 つか 2 つのリンクがある場合、これらのリンクは直接ダッシュボードに表示されます。リンク ガジェットをクリックすると、新しいページに個別にすべてのリンクが表示されます。

[リンク ガジェットの作成] ダイアログとガジェットの個別のリンクがダイアログでは、Workspaces で使用するタイトル説明 (定義済みパレットを使用)、画像を指定できます。

リンク ガジェット:

リンク ガジェット

リンク:

リンク アイコン

1 = タイトル、2 = 説明

選択する画像数は表示されますが、Workspaces のリンク ガジェットとリンクで使用する独自の画像を追加するには、Web Access のショートカットを追加して、新しいユーザ インターフェイス Web 画像を作成します。

Workspaces でリンク ガジェットまたはリンクで使用する画像を追加するには:
  1. Web Access で、ショートカット バーを右クリックし、[プロセスまたはオブジェクト ショートカットを追加] をクリックします。
    [プロセスを作成] ダイアログが表示されます。
  2. 新しいアイコン」などのショートカットのタイトルを入力し、[ショートカットバーに追加する] チェック ボックスをオンにします。
  3. [モジュール] リストで [ユーザ インターフェイス] を選択します。
  4. [オブジェクト] リストで [Web 画像] を選択し、[OK] をクリックします。
    ショートカットがショートカット バーに追加されます。
  5. 作成したショートカットをクリックします。
    [新しい Web 画像] ウィンドウが表示されます。
  6. [タイプ] リストで [アイコン] を選択します。
  7. 新しい画像の一意のタイトルを入力し、[参照] をクリックします。
  8. 追加する画像を参照して選択し、[保存して閉じる] をクリックします。
    画像が追加され、リンク ガジェットとリンク ダイアログから選択できます。

コンテンツ ガジェット

コンテンツ ガジェットでは、画像とハイパーリンクを含むテキストをダッシュボードで表示できます。ガジェットで許可された最小幅よりも広い固定幅または画像がコンテンツに含まれる場合は、スクロールバーが表示されます。Workspaces の応答性の利点を最大限に生かすにために、Workspaces で使用されるコンテンツ ガジェットで固定幅を指定しないことをお勧めします。