Web サービスを使用して Ivanti Process Manager に関連付ける

Ivanti Process Manager と通信する方法は 2 つあります。

  • Web サービスを使用する
  • イベント ジェネレータ動作を使用する

1 番目の方法は優先される方法であり、このセクションで説明します。イベント ジェネレータ動作を使用すると効率が低下しますが、Web サービス インターフェイスを提供しない他の外部ツールでご利用いただけます。イベント ジェネレータ方式については、Web サービスを使用しない情報の送信をご参照ください。

この統合を設定するには、まず、LPM で Web サービス リスナーを作成し、リスナー作成中にペイロードを定義する XML ファイルを指定する必要があります。サンプル ペイロード XML ファイル (LPMWSSample.xml) は、Service Desk または 資産マネージャ インストールの コンソール にインストールされます。このフォルダは必要に応じて修正できます。同じ XML ファイルをコンソールの [Web サービス] ダイアログで読み込み、次の手順で Service Desk または資産マネージャ属性をペイロード属性にマッピングします。

Service Desk または資産マネージャと LPM 間の統合を設定するには、サービス申請を開始する適切なオブジェクトが必要です。プロセスの一部として申請を実行するためには、オブジェクトがモジュールの最上位レベルのオブジェクトに関連付けられ、Web サービスの動作がなければなりません。Web サービスの動作をもつオブジェクトのインスタンスが作成、更新、または削除されると、LPM が読み取ることができる Web サービスが呼び出されます。

Service Desk または資産マネージャ属性を LPM ペイロード パラメータにマッピングするには:

  1. LPMWSSample.xml を使用して、LPM Web サービス リスナーを作成します。

この手順については、LPM マニュアルをご参照ください。

  1. オブジェクト デザイナーで、Web サービスを使用するオブジェクトを開きます。
  2. Web サービスのパラメータにマッピングする必要がある文字列属性を作成します。
  3. [属性] ツリーの上部でオブジェクトを選択してから、[プロパティ] グリッドで [動作] の横の をクリックします。

    [動作選択] ダイアログが表示されます。

    動作選択
  4. [使用可能な項目] リストで [Web サービス] を選択し、右矢印をクリックします。

    Web サービスが [選択された項目] リストに移動します。
  5. [OK] をクリックします。
    [動作選択] ダイアログが閉じ、新しい項目の Web サービスが [プロパティ] グリッドに表示されます。
  6. [プロパティ] グリッドで、[Web サービス] の横の省略アイコン をクリックします。
    [Web サービス] ダイアログが表示されます。
    Web サービス
  7. ビジネス オブジェクトのインスタンスの作成、更新、または削除うち、Web サービスを呼び出す操作に応じて、[作成][更新]、または [削除] タブを選択します。
  8. [認証タイプ] リストで、[なし][Windows]、または [基本] の中から、Web サービスをホストしている Web サイトで必要な認証タイプを選択します。
  9. [Web サービス記述アドレス] ボックスで使用する Web サービスの URL を入力し、[移動] をクリックします。
    URL の形式は https://<lpmserver>/ServiceManagement/WebServiceListener.asmx?wsdl です。
    [メソッド] リストが更新され、Web サービス リスナーに含まれるメソッドが表示されます。
  10. [メソッド] リストで、[WebServiceListener] の下の [ProcessExternalMessage] をクリックします。
    [パラメータ] リストが更新され、ProcessExternalMessage パラメータが表示されます。
  11. connectorName パラメータを、LPM で使用する Web サービス リスナーの名前を含む属性にマッピングします。
    既定値、計算、または自動処理インスタンス データ値を使用して、Service Desk または資産マネージャで自動的にこの属性を入力するか、対応するウィンドウでユーザにこの値を入力させることができます。
  12. fieldContext パラメータを右クリックし、ショートカット メニューで [LPM テンプレートの読み込み] をクリックします。
    [開く] ダイアログが表示されます。
  1. Console フォルダで LPMWSSample.xml を参照し、このファイルを開きます。

    LPM パラメータのフィールド コンテキストが読み込まれます。

    Web サービス
  2. fieldContext parameter## の下の必要な項目をすべて属性にマッピングし、[OK] をクリックして、変更内容をオブジェクトの変更を保存します。
    マッピングするパラメータ値は LPM に送信され、LPM プロセスの一部として LPM で使用されます。LPM の設計プロセスの詳細については、LPM 付属のマニュアルをご参照ください。

ModuleNameModuleGuidClassNameClassGuidObjectGuid、および ProcessGuid は内部的に使用されるため、[パラメータ] リストからマッピングできません。

最上位の fieldContext パラメータを属性にマッピングできません。このパラメータには、マッピングするすべてのフィールド コンテキストから生成され、LPM に送信される XML ペイロードが含まれます。これはデバッグで便利なことがあります。

ReturnParameter は、LPM との通信の成否に基づいて、True または False を返します。