Event Logging 実行ファイルの設定
サード パーティー製のアプリケーションによる Event Manager サーバとの通信を許可するには、2 つの *.exe ファイルを Web サーバからサード パーティーのシステムにコピーする必要があります。
ネットワーク管理ツールから実行可能な、PostEvent.exe および SendEvent.exe という 2 つの実行ファイルがあります。PostEvent.exe は、次回の Event Manager サービスのポーリング時に処理されるイベントを作成し、SendEvent.exe はイベントをただちに処理します。通常は、PostEvent.exe を使用することをお勧めします。
Event Logging 実行ファイルを設定するには:
- Web サーバの C:\Program Files (x86)\LANDesk\Framework\EventLogging フォルダから、次のファイルを、サード パーティーのアプリケーション サーバのフォルダ (サード パーティー製のアプリケーションを実行中のユーザ アカウントがアクセスできること) にコピーします。
PostEvent.exe
PostEvent.exe.config
SendEvent.exe
SendEvent.exe.config
EventSender.dll - テキスト エディタで、PostEvent.exe.config と SendEvent.exe.config を開きます。
- 両方の構成ファイルで、次の行を編集します。
<value>https://localhost/ServiceDesk.Framework/EventLog.asmx</value>
これにより、Event Manager とともに使用する Framework Web アプリケーションの URL を参照します。
通常は、Web サーバです。 - サード パーティー製のアプリケーションを構成し、PostEvent.exe または SendEvent.exe の呼び出し時に、コマンド ライン文字列を送信させます。
サード パーティー製のアプリケーションから出力するコマンド ラインの構成については、アプリケーション付属のマニュアルをご参照ください。
PostEvent "<Event Source>" "<Event Type>" "<Event Title>" "[<Description>]" "[<Configuration Item>]" "[<Priority>]" "[<Status>]" "[<Parameter1>]" "[<Parameter2>]" "[<Parameter3>]"
パラメータは、上記の順序でなければなりません。Event Source、Event Type、および Event Title は必須パラメータです。[角括弧] で表示されている残りのパラメータは任意です。
例:
PostEvent "SolarWinds" "SystemDown" "Server Down" "Server is Down" "WebServer1" "" "Status_BAD"
PostEvent 実行ファイルを使用して、Event Source、Event Type、Event Title、Description、および Configuration Item の値を設定し、Priority の値は設定せずに、Status の値を設定します。
Event Source、Event Title、および Description パラメータは、イベントを説明するために選択した任意のテキストです。これらは、イベント マネージャ コンポーネントで設定するイベント条件で使用されます。