インポート構成の作成

毎日午前 0 時のように、データをインポートするスケジュールを作成できます。

現在有効なデータを Service Desk または資産マネージャにインポートするだけではなく、削除設定されたデータをインポートすることもできます。たとえば、非常に大きい顧客データベースをインポートする場合があります。この外部データベースには、現在は有効ではない多数の顧客が存在している可能性があります。これらの顧客を外部データベースまたはインポート後に手動で削除するのではなく、「削除」属性を「ソフト削除」属性にマッピングし、自動的に削除することができます。これにより、時間と工数を節約できます。

True または False 値を示す属性を、ソフト削除属性にマッピングする必要があります。通常は、ブール データ型です。True 値は Y、Yes、True、1 などとなり、False 値は N、No、False、0 などとなります。

新しいインポート設定を作成するには:

  1. コンソールで、データ インポート を起動します。
  2. [インポート マッピング] ツリーで、[スケジュールされたインポート] フォルダを選択します。
  3. [処理] リストで、[新しいスケジュールされたインポート] をクリックします。

    新しいスケジュールされたインポート
  4. 任意のインポート時刻と頻度を指定し、保存アイコン をクリックします。
  5. [インポート マッピング] ツリーで、作成したスケジュールを選択し、[処理] リストで [新しいインポート マッピング] をクリックします。

    [新しいインポート マッピング] ウィンドウが開きます。

    新しいインポート マッピング
  6. [インポート元モジュール] リストで任意のモジュールを選択します。
  7. データのインポート元となる [インポート元ビジネス オブジェクト] を選択します。
  8. インポート先オブジェクトでも、同じ手順を繰り返します。
  9. 必要に応じて、インポート元のデータをフィルタで絞り込むことができます。[フィルタ] リストで任意のフィルタを選択するか、[新規] をクリックします。
  10. 必要に応じて、カスタム プラグインを使用して、ソース属性を変換できます。[プラグイン] リストで任意のプラグインを選択します。たとえば、追加データを含むフィールドを追加してから、この情報を 1 つのフィールドにインポートする場合があります。

カスタム プラグインを依頼する場合は、サプライヤにお問い合わせください。

  1. データのソース属性をターゲット属性にドラッグします。
  2. [ターゲット キー] 属性を指定する必要があります。[ターゲット属性] リストで任意のビジネス オブジェクトを選択し、[処理] リストで [ターゲット キー属性の設定] をクリックします。

あるいは、任意のビジネス オブジェクトを右クリックして、[インポート先キー属性の設定] をクリックします。

[ターゲット キー属性] ダイアログが表示されます。

  1. キー属性として設定する属性を選択し、[OK] をクリックします。
  2. 必要に応じて、インポート中のデータを変換できます。たとえば、インシデント ID の切り捨て、名前の大文字小文字の変換などができます。

ターゲット キー属性の変換はできません。データと属性値の変換に関する詳細については、『管理者ガイド』をご参照ください。

  1. [ログ ファイル パス] ボックスの横で 省略アイコン をクリックし、データ インポート ログ ファイルを格納する場所を参照します。
    [名前を付けて保存] ダイアログが表示されます。
  2. ログ ファイル名を入力し、[保存] をクリックします。

    [ログ ファイル パス] ボックスには、ログ ファイルのパスと名前が入力されます。
  3. 保存アイコン をクリックします。
    スケジュールされた時刻になると、インポートが実行されます。

あるいは、作成したインポート マッピングをクリックしてから、[処理] リストの [マッピング済みのインポート データ] をクリックすると、データをただちにインポートします。

  1. 上記のとおり、複数のインポートを作成できます。また、インポート マッピングを実行する順序 (優先順位) も変更できます。この操作を実行するには、マッピングを [インポート マッピング] ツリーの任意の位置にドラッグします。

データ インポート エラーについては、『管理者ガイド』をご参照ください。