System Center Configuration Manager (SCCM) とのデスクトップ統合の設定

Service Desk または資産マネージャおよび SCCM コンソールの両方を SCCM ツールが必要な各ワークステーションにインストールする必要があります。Service Desk または資産マネージャ システムには Microsoft System Center Configuration Manager コンポーネントのライセンスが必要です。統合を構成するために、SCCM コンソールを Service Desk または資産マネージャ アプリケーション サーバーにインストールする必要はありません。

SCCM を Web Desk から使用する場合は、SCCM アプリケーションの起動に使用する登録情報を作成する必要があります。詳細については、登録情報の作成をご参照ください。

SCCM 接続の作成

デスクトップ マネージャを設定し、既定の SCCM 接続が Microsoft SCCM データベースに接続できるようにする必要があります。

接続を設定するには:

  1. コンソールで、デスクトップ マネージャ コンポーネントを起動します。
  2. [管理システム] ツリーの [Microsoft SCCM] ノードをダブルクリックします。
    [プロパティ] グリッドが表示されます。
    プロパティ
  3. [プロパティ] グリッドの [パラメータ] の横で 省略アイコン をクリックします。
    既定の値が表示された状態で、[パラメータ エディタ] ダイアログが表示されます。
    パラメータ エディタ
  4. 入力されている既定の値が正しいことを確認し、[OK] をクリックします。
    この設定は SCCM 2007 と SCCM 2012 で異なります。必ず該当するバージョンのパラメータを設定してください。
  5. [Microsoft SCCM] ノードを展開し、下位の [Microsoft SCCM] をダブルクリックします。
    [プロパティ] グリッドが更新されます。
    Microsoft SCCM
  6. [デバッグ] を [False] に設定します。
  7. [プロパティ] グリッドの [パラメータ] の横で 省略アイコン をクリックします。
    入力した接続タイプの既定の値が表示された状態で、[パラメータ エディタ] ダイアログが表示されます。
    パラメータ エディタ
  8. SMSSERVER[値] 列で、SCCM セントラル サーバーの名前を入力します。
  9. SITECODE[値] 列で、セントラル サイトのサイト コードを入力し、[OK] をクリックします。
  10. 保存アイコン をクリックします。

リモート オブジェクトの一意の ID の指定

デスクトップ管理機能を使用する前に、設定した接続上で管理する特定のリモート オブジェクトをデスクトップ マネージャが識別する方法を設定する必要があります。この操作を実行するには、デスクトップ管理を使用するビジネス オブジェクトを選択し、管理するリモート オブジェクトの一意の ID を含む属性を指定します。デスクトップ マネージャはこの一意の ID を使用して、SCCM 内の一致項目を検索します。一致する場合、リモート オブジェクトに接続できます。構成項目オブジェクトの ID の文字列属性を使用して、SCCM ID を格納することをお勧めします。

たとえば、構成管理 | 構成項目 | ワークステーション オブジェクトでデスクトップ管理を実行するように指定できます。[ワークステーション] ウィンドウでデスクトップ管理メニューを使用するときには、デスクトップ マネージャはワークステーション ビジネス オブジェクトで指定した属性に従って、デスクトップ管理システムを検索します。

リモート オブジェクトに一意の ID を指定するには:

  1. [管理システム] ツリーで、作成した Microsoft SCCM 接続を選択し、[処理] リストで [新しいビジネス オブジェクト] をクリックします。
    [ビジネス オブジェクトの選択] ダイアログが表示されます。
    ビジネス オブジェクトの選択
  2. [ビジネス オブジェクト] ツリーで、管理するビジネス オブジェクト (たとえば、構成管理 | 構成項目 | ワークステーション) を選択します。
  3. [属性] ツリーで、SCCM ID (コンピュータ ID など) を保存する属性を選択し、[OK] をクリックします。
    新しいビジネス オブジェクトが [管理システム] ツリーに表示されます。
    管理システム
  4. 保存アイコン をクリックします。
  5. 必要に応じて、他のビジネス オブジェクトでも同じ手順を繰り返します。