構成管理:契約

このトピックは、資産マネージャまたはユニバーサル ライセンスを使用したシステムにのみ該当します。

契約プロセスは、基本契約ライフサイクルを提供する契約 CI タイプのプロセスです。

このプロセスは直接実行するものではなく、資産管理および契約管理などの他のモジュールからの関連する処理を使用して制御されるように設計されています。関連する処理については、関連付けられたプロセスに対する処理の実行をご参照ください。

プロセス図

契約プロセスのインスタンスを最初に保存するときには、プロセスが交渉中ステータスに移動します。このステータスでは、契約をキャンセルして終了ステータスに移動するか、契約をアクティブ化して契約をアクティブ ステータスに移動できます。アクティブ ステータスから、契約の解除処理を使用して、契約を解除することができます。

通常、契約の解除処理は、期限切れの契約の解除というスケジュール マネージャのスケジュールされた一括処理によって実行されます。この処理は毎時に実行され、解除する契約クエリを使用して、更新されない期限切れの契約を特定し、自動的に解除します。スケジュール マネージャについては、『管理者ガイド』をご参照ください。解除する契約の詳細については、解除する契約をご参照ください。

契約の変更を保存すると、製品の合計サービスの合計が自動的に加算され、合計値が表示されます。また、更新日契約終了日の90日前として計算されます。

更新日計算を変更するには:

  1. オブジェクト デザイナーで、構成管理\契約を開きます。
  2. [属性] ツリーで [更新日] をクリックします。
  3. [プロパティ] グリッドの [計算式] の横で、プロセス図 をクリックします。
    [式の編集] ダイアログが表示され、次の式が示されます。
コピー
import System
static def GetAttributeValue(Contract):
    Value = null
    if Contract.ContractEnd != null:
        Value = Contract.ContractEnd.AddDays(-90)
        return Value
  1. Value = Contract.ContractEnd.AddDays(-90) を編集し、更新日にする契約終了日の前に任意の日数に設定し、[OK] をクリックして変更を保存します。

各ステータスにおける任意の処理:

ステータス

任意の処理

オープン

明細項目の添付
明細項目の作成
明細項目の添付解除

交渉中

明細項目の添付
明細項目の作成
明細項目の添付解除

アクティブ

なし

解除

なし

キャンセル

なし