Active Directory(macOS)

対象:macOS 10.9またはサポートされる以降のバージョン。

認証とセキュリティをActive Directory(AD)に依存するソフトウェアサービスにアクセスするには、macOSデバイスをADドメインにバインドする詳細オプションを構成します。

このセクションは以下のトピックを含みます。

Active Directory構成の作成

手順

  1. [構成] を選択します。
  2. [+追加] をクリックします。
  3. 検索フィールドに [プライバシー] と入力し、[Active Directory] 構成をクリックします。
  4. 構成の名前と説明を入力します。
  5. 設定の内容は下のActive Directory設定表のとおりです。
  6. [次へ] をクリックして配布設定を行います。
  7. [完了] をクリックします。

Active Directoryの設定

設定

操作内容

Active Directoryの設定 - 基本

ホスト名

(必須)ホスト名、すなわち登録するActive Directoryのドメインを入力します。

ユーザー名

ドメイン登録に使用するアカウントのユーザー名を入力します。

パスワード

ドメイン登録に使用するアカウントのパスワードを入力します。

AD組織ユニット

登録するコンピューターオブジェクトが追加される組織ユニット(OU)を入力します。

ADマウントスタイル

次のオプションのいずれかを選択し、使用するネットワークホームプロトコルを表示します。

  • AFP
  • SMB

Active Directoryの設定 - 詳細

ADCreateMobileAccountAtLoginキーを有効化

ADCreateMobileAccountAtLoginキーを有効または無効にします。

追加オプション:ログイン時にモバイルアカウントを作成。

ADWarnUserBeforeCreatingMAキーを有効化

ADWarnUserBeforeCreatingMAキーを有効または無効にします。

追加オプション:モバイルアカウントの作成前にユーザーに警告。

ADForceHomeLocalキーを有効化

ADForceHomeLocalキーを有効または無効にします。

追加オプション:ローカルのホームディレクトリを強制。

ADUseWindowsUNCPathキーを有効化

ADUseWindowsUNCPathキーを有効または無効にします。

追加オプション:ADからのUNCパスを使用してネットワークホームロケーションを入手。

ADAllowMultiDomainAuthキーを有効化

ADAllowMultiDomainAuthキーを有効または無効にします。

追加オプション:フォレスト内の任意のドメインからの認証を許可。

デフォルトユーザーシェル

/bin/bashなどのデフォルトユーザーシェルを入力します。

ユーザーUIDを属性にマッピング

ユーザーUIDを指定した属性にマッピングする場合に選択します。

ユーザーGIDを属性にマッピング

ユーザーGIDを指定した属性にマッピングする場合に選択します。

グループGIDを属性にマッピング

グループGIDを指定した属性にマッピングする場合に選択します。

優先するドメインサーバー

このドメインサーバーを優先します。

名前空間の規則

以下のいずれかのユーザーアカウント命名規則を選択します。

  • ドメイン(デフォルト)
  • フォレスト

パケット署名

以下のパケット署名オプションから1つ選択します。

  • 許可(デフォルト)
  • 無効化
  • 必須

パケット暗号化

以下のパケット暗号化オプションから1つ選択します。

  • 許可(デフォルト)
  • 無効化
  • 必須
  • SSL

指定したActive Directoryグループによる管理を許可

指定したActive Directoryグループによる管理を許可する場合に選択します。

[追加] をクリックして1つまたは複数のグループを追加します。

ダイナミックDNSを制限

指定したインターフェイス(en0、en1など)にダイナミックDNSの更新を制限する場合に選択します。

[追加] をクリックして1つまたは複数のインターフェイス名を追加します。

パスワード変更間隔

コンピューター信頼アカウントのパスワードの変更間隔を日数で指定します。 ゼロにはできません。

詳細は構成を作成するにはを参照してください。