FAQ

このセクションでは、Ivanti Neurons for MDMでChromeOSデバイスを使用するお客様から寄せられる一般的なFAQをいくつか示します。

  • Chromebookの管理は、他のOSとどのような違いがありますか?

  • Googleは現在、LDAPユーザーグループベースの構成配布のみを許可しており、管理者は構成やアプリを扱う際に、配布がLDAPユーザーグループに基づいて行われるようにする必要があります。 ローカルユーザーグループとデバイスグループは、ChromeOSデバイスの管理ではサポートされていません。

  • ChromeOSデバイスを管理するにあたり、Ivantiとはどのようなライセンス契約が必要ですか?

  • ChromeOSデバイスには、Chrome Enterprise UpgradeやChrome Education Upgradeなどのライセンスが必要です。 これらのライセンスは、ハードウェアライセンスの一部として、またはスタンドアロンライセンスとして、販売代理店から購入できます。 詳細については、Googleのドキュメントを参照してください。 Chromeデバイス管理を開始するためには、IvantiとのSecure UEM(統合エンドポイント管理)ライセンス契約が必要です。

  • Mobile Threat Defense(MTD)、または同様のソリューションを利用できますか? MTDには別のライセンスが必要ですか?

  • 現在、本製品では利用できません。現在の制限事項を参照してください。 今後、機能変更があった場合、詳細についてはFAQやリリース発表資料を通じてお知らせしてまいります。

  • なぜ構成とアプリのタブには、他のデバイスの場合のようには詳細が表示されないのですか?
  • 構成は、ユーザーグループに対して配布されるのであり、ログインしたユーザーに基づいて適用されるわけではないため、現在のところ、構成はデバイスの詳細には表示されません。 アプリも同じ配布ロジックに従っているため、同じ制限が課せられます。 今後、これらの制限に変更があった場合、詳細についてはFAQやリリース発表資料を通じてお知らせしてまいります。

  • ChromeOSの場合、現在サポートされている構成はいくつありますか?

  • ChromeOSについては、利用可能な構成タイルの数を減らし、構成に関連する管理タスクの数を削減しています。 この構成のことを、「ChromeOSブループリント」と呼んでいます。 ChromeOSブループリントでは、ChromeOSデバイス上の700種類近くの構成をサポートしています。 構成オプションについては、Googleのドキュメントを参照してください。

  • すべてのデバイスに対して1つの構成を管理するのは、どの程度容易ですか?

  • 管理者は既存の構成を複製し、(必要であれば)それぞれのユーザーグループ用に変更するだけです。 ゼロから始める必要はありません。

  • ChromeデバイスにVPN構成を追加するには、どうすればいいですか?

  • ネイティブVPNを使用するのではなく、Androidアプリを使用して行えます。

  • 撤去やワイプなどのデバイスアクションはこれらのデバイスで機能しますか?

  • 企業内にあるChromebookは常に組織によって管理され、そのようなデバイス上のデータは完全に組織的なものとみなされます。 この点を考慮すると、次のようになります。

    • 撤去はブロックされる

    • ワイプは許可される

    • ロックは許可される

    • ロック解除は許可される

    • 他のアクションはサポートされない

  • ハードウェアという観点でIvantiでサポートしているChromebookはどれですか?
  • Google Cloudデバイス管理ソリューションでサポートされているデバイスは、本質的にIvantiでもサポートされることが予期されます。 Ivantiでは現在、Ivantiのソリューションでサポートされている特定のハードウェアのリストは公開していません。

  • どのバージョンのChrome OSがサポートされていますか?
  • Google Cloudでは、最新の安定したChromeOSバージョンのみをサポートしており、Ivantiのサポートも、バックグラウンド統合という性質により、Googleがサポートしているモデルに準じています。

  • この機能を導入するのはまったく初めてなので、現在の制限事項を一覧で示してもらえますか?

新たなChrome OSのサポートに伴ない、当社ではお客様が熱望している機能の提供にむけて、現在懸命に取り組んでいます。 管理者が注意すべき制限事項をいくつか以下に示します。

  • Chrome OS拡張(ブラウザーアプリ)は、現在のところ配布用には(「アプリ」としては)サポートされていません。

  • Androidアプリ用のマネージドアプリ構成は、現在のところサポートされていません。

  • Wi-Fi構成APIが最近リリースされましたが、現在のところはサポートされていません。

  • 証明書配布は、現在のところサポートされていません。

  • Ivanti Go(旧称MobileIron Go)のAndroidアプリの配布は、現在のところサポートされていません。

  • Ivanti Tunnel(VPN)アプリは、現在のところサポートされていません。

  • 領域および領域委任は、現在のところサポートされていません。

  • Mobile Threat Defenseソリューションは、現在のところサポートされていません。

  • Ivantiの「ゼロサインオン」ソリューションは、これらのデバイスでサポートされ、管理対象外デバイスとして分類されます。

  • ポリシーアクションは完全にはサポートされていません。