ファームウェアパスワードの設定

対象:macOS 10.13またはサポートされる以降のバージョン。

管理者は、macOSデバイスのファームウェア(EFI)パスワードを設定または更新できます。 ファームウェアパスワードは、macOSデバイスが、ユーザーが選択した起動ディスク以外の社内または社外のストレージデバイスから起動するのを防ぎます。 これにより、ほとんどのスタートアップキーの組み合わせも使用できなくなります。

手順

  1. [デバイス] を開きます。
  2. 1台のデバイスのファームウェアパスワードを設定または変更するには:
    1. デバイスが関連付けられているユーザー名をクリックしてデバイス詳細ページを開きます。
    2. 全般セクションで [ファームウェアパスワード] を展開し、[パスワードを設定] をクリックするか、デバイスのアクションメニューから [ファームウェアパスワードを設定/変更] をクリックします。
    3. このセクションには以下の情報が表示されます。
      1. パスワード - パスワードまたは可能性のあるパスワードのリスト。

        管理者はファームウェアパスワードを設定する際、コマンドをデバイスに送信します。 デバイスが速やかに応答しない場合、パスワードが一時的に保存され、このフィールドに表示されます。 デバイスが承認を送り、デバイスが再起動されるまで、新しいパスワードは有効になりません。 それまでの間、可能性のあるパスワードがすべて表示されます。 デバイスが再起動され、パスワードの変更が承認されると、不要なパスワードはすべてクリアされます。

      2. 変更保留中 - パスワードの変更が保留中かどうかを示します。
      3. コマンドステータス -  パスワード変更が成功であったか失敗であったかを示します。
      4. OptionROMを許可 - オプションROMが有効化されるかどうかを示します。 デフォルトでは、[いいえ] に設定されています。
  3. 複数のデバイスのファームウェアパスワードを設定または変更するには:

    1. デバイスを選択します。
    2. [アクション] メニューで [ファームウェアパスワードの設定/変更] をクリックします。
  4. 現在のパスワードと新しいパスワードを入力します。

    初めて設定する場合、現在のパスワードは空白でかまいません。

    パスワードをリセットするには新しいパスワードのフィールドを空白にします。
  5. [保存] をクリックします。

サポートされるmacOSバージョンを搭載したデバイスのみ新しいパスワードに更新されます。 サポートされていないデバイスはスキップされます。