スケジュール済みのレポートの使用

ライセンス:Silver

スケジュール済みのレポート機能では、すぐに使えるパッケージング済みのテンプレートを使用し、さまざまなメトリクスでレポートをスケジュールし、生成することができます。 ユーザーがこの機能を使用するには、システム管理者またはシステム読み取り専用の役割が必要です。 現在のところ、作成できるレポートの最大数は40です。

デバイスで複数のTunnelインスタンスが作成されている場合、ポリシー違反レポートで同じデバイスが複数のレコードを持つことがあります。 これはスタンダードレポートでもカスタムレポートでも同様です。

レポートの生成

レポートのスケジュールと生成を行えます。

手順

  1. [ダッシュボード] > [レポート] に進みます。

  2. [レポートを作成] をクリックし、[レポートテンプレートを選択] ページを表示します。

  3. 構成したオプションからレポートのテンプレートを選択します。

    • ブロックされたデバイス - Sentryによって現在アクセスがブロックされているデバイスに関するレポート。

    • デバイス - システム内のすべてのパーティション上のデバイスに関するレポート。

    • ポリシー違反 - システム内のポリシー違反に関するレポート。

    • ユーザー - システム内のユーザーに関するレポート。

    • ユーザーパスワード有効期限ステータス - システム内のユーザーのパスワード有効期限のステータスに関するレポート。

    • 最も利用されているアプリ - システム内のすべてのアプリケーションをインストール回数順に並べたレポート。

    • 非マネージドアプリ - システム内の非マネージドアプリケーションに関するレポート。

    • すべてのアプリケーション - 自分が管理しているデバイス内のすべてのアプリケーションに関するレポート。

  4. [次へ] をクリックします。

    [レポートの詳細] ページが表示されます。

    • [レポート名] を入力します。

    • (任意)レポートの [説明] を入力します。

    以下のオプションから [イベント範囲] を選択します。
    既存のレポートの場合:

    • すべてのイベント

    • 前日

    • 前の週

    • 前月

    • 以前の範囲 - 前のリリースのIvanti Neurons for MDM管理ポータルで範囲スライダーを使用して作成したレポートが表示されます。 レポート用の上記オプションのいずれかを管理者が選択して保存すると、[以前の範囲] オプションは表示されなくなります。 この範囲値は [レポートの要約] ページで確認できます。

    新規レポートの場合:

    • すべてのイベント

    • 前日

    • 前の週

    • 前月

  5. [次へ] をクリックします。[レポートデータ] ページが表示されます。

  6. [レポートカラム] セクションでカラムを追加、削除、順序変更するには、[カラムをカスタマイズ] をクリックします。または、カラム名をクリックして、追加したカラムを削除します。
  7. (任意)リストに表示されているすべてのカラムを選択するには、[すべてのカラムを選択] チェックボックスを選択します。
  8. 過去に生成したカラムに戻すには、[デフォルト設定を回復] をクリックします。 カスタマイズなしのカラムに戻すには、[レポートテンプレートを選択] ページからいずれかのテンプレートを選択します。
  9. [高度なフィルター] セクションで、特定のルールに基づいてフィルターを作成します。

    すべてのレポートですべてのフィルターオプションを利用できるわけではありません。 利用可能なフィルターのリストについての詳細は、この手順の下にあるフィルタートピックを参照してください。

    レポートを作成するときには、Windows デバイスで次の新しいハードウェア属性を使用できます。BitLocker暗号化、OSエディション、システム バージョン、マザーボードのメーカー、マザーボードの製品名、マザーボードのステータス、BIOSのメーカー、BIOS バージョン、ハードドライブのパーティション、光学ドライブタイプ、CPU 名、CPU ステータス。

  10. (任意)別のルールを追加するには [+] アイコンをクリックし、別のルールグループを追加するには [グループを追加] アイコンをクリックします。

  11. [次へ] をクリックします。[レポートスケジュール] ページが表示されます。

  12. レポートをダウンロードする際は、次のいずれか の形式を選択します。

    • CSV

    • PDF

    • CSVとPDF

      PDFレポートファイルの場合、カラムは10本までです。 [レポートチャート] セクションには、PDFレポートに含まれることになる2種類のチャートが表示されます。

      [すべてのアプリケーション] レポートはCSV形式のみサポートします。

  13. 繰り返しを設定することにより自動的に実行されるレポートを設定するには、[自動スケジュール] をクリックします。 または、[手動] をクリックしてレポートを1回実行すると、このレポートはメールで送信されます。

      • 次の [反復レポート] オプションのいずれかを選択します。

        • 毎日

        • 毎週

        • 月単位

        • 前のスケジュール - 既存のレポートの場合

      • [開始日][終了日]を選択します(任意)。

  14. [次へ] をクリックします。[レポート配布] ページが表示されます。 レポートの受信者を選択します。

  15. (任意)[外部メールアドレスを追加] リンクをクリックして、外部メールIDを追加します。

  16. [完了] をクリックします。[レポート配布][要約] が表示されます。

  17. (任意)[編集] をクリックしてレポートを部分的に変更します。

  18. [保存] をクリックします。

  19. ダウンロードアイコンをクリックして、レポートの形式を選択します。 レポートをダウンロードするための [レポートをダウンロード] ボタンが含まれているメールが、レポートの受信者に送信されます。

フィルター

ルールオプション

説明

アクティベーションロック有効

アクティベーションロック有効化を [はい] または [いいえ] で表現するルール。

ルールの例:「アクティベーションロック有効は次と等しい:はい」。

App Tunnelステータス

[ブロック] または [許可] のApp Tunnelステータスのルール。

ルールの例:「App Tunnelステータス次と等しい:ブロック」。

バッテリー残量

デバイスのバッテリー残量を示す値。

ルールの例:「バッテリー残量は次と等しい:1080」

バッテリー残量の値は秒数で入力してください。

クライアントの前回のチェックイン

クライアントの最終チェックインの日付範囲に基づくルール。

ルールの例:「クライアントの前回のチェックインが次の範囲内:04/02/2019 06:00:00,04/05/2019 17:00:00」

コンプライアンスステータス

[はい] または [いいえ] の準拠状態に基づくルール。

ルールの例:「コンプライアンスステータスは次と等しい:はい」。

現在の国名

現在の国名を入力します。

ルールの例:「コンプライアンスステータスは次と等しい:フランス」

現在のMCC

現在のモバイル国コードに基づくルール。

ルールの例:「現在のMCCは次と等しい:410」

現在のMNC

現在のモバイルネットワークコードに基づくルール。

ルールの例:「現在のMNCは次と等しい:06」

Device Enrollment有効

Device Enrollment有効を [はい] または [いいえ] で表現するルール。

ルールの例:「Device Enrollment有効は次と等しい:はい」

Device Enrollmentに登録済み

Device Enrollmentに登録済みを [はい] または [いいえ] で表現するルール。

ルールの例:「Device Enrollmentに登録済みは次と等しい:はい」

データ保護

デバイス上でデータ保護が有効化されているかどうかを示します。 [はい][いいえ] のいずれかの値となります。

ルールの例:「データローミング保護は次と等しい:はい」

データローミング有効

データローミング有効化を [はい] または [いいえ] で表現するルール。

ルールの例:「データローミング有効は次と等しい:はい」

デバイスブロックステータス

デバイスブロックのステータスに基づくルール。

ルールの例:「デバイスブロックステータスは次と等しい:ブロック」

デバイスID

具体的なデバイスIDまたはデバイスID範囲に関するルール。

ルールの例:「デバイスIDは次より大きい:45」。 x

ホームMCC

ホームのモバイル国コードに基づくルール。

ルールの例:「ホームMCCは次と等しい:310」

ホームMNC

ホームのモバイルネットワークコードに基づくルール。

ルールの例:「ホームMNCは次と等しい:510」

IMEI

具体的なIMEI値に関するルール。

ルールの例:「IMEIは次から始まる:9900」。

招待ステータス

以下のいずれかの招待ステータスオプションを選択してください。

  • なし
  • 保留中
  • 有効期限切れ
  • 完了

    ルールの例:「招待ステータスは次と等しい:保留中」。

ロケーターサービス有効

位置情報サービス有効化を [はい] または [いいえ] で表現するルール。

ルールの例:「位置情報サービス有効は次と等しい:はい」

隔離ステータス

位置情報サービス有効化を [はい] または [いいえ] で表現するルール。

ルールの例:「隔離ステータスは次と等しい:はい」

登録:

デバイスが登録された日時の範囲を選択するルール。

ルールの例:「登録が次の範囲内:10/03/2017 09:00:00, 10/20/2017 17:00:00」。

ローミング

ローミングを [はい] または [いいえ] で表現するルール。

ルールの例:「ローミングは『はい』」

ステータス

以下のいずれかの招待ステータスオプションを選択してください。

  • アクティブ
  • 撤去保留中
  • 撤去を送信しました
  • リタイヤ済み
  • 撤去を取り消しました
  • ワイプ保留中
  • ワイプを送信しました
  • ワイプ済み
  • ワイプを取り消しました

ルールの例:「ステータスは次と等しい:撤去保留中」。

ボイスローミング有効

ボイスローミング有効化を [はい] または [いいえ] で表現するルール。

ルールの例:「ボイスローミングは『はい』」

Wi-Fi MACアドレス

特定のMacアドレス値を入力します。

ルールの例:「Wi-Fi MACアドレスは次と等しくない:00-14-22-01-23-45」。

iCloudバックアップ有効

iCloudバックアップ有効化を [はい] または [いいえ] で表現するルール。

ルールの例:「iCloudバックアップ有効は次と等しい:はい」

iTunes Storeアカウントアクティベーションステータス

iTunes Storeアカウントアクティベーションステータスを [はい] または [いいえ] で表現するルール。

ルールの例:「iTunes Storeアカウントアクティベーションステータスは次と等しくない:いいえ」。

プラットフォームの種類

[すべてのアプリケーション] レポートに適用されます。

ソース

[すべてのアプリケーション] レポートに適用されます。

カスタム属性

[すべてのアプリケーション] レポートに適用されます。

管理対象

[すべてのアプリケーション] レポートと [最も利用されているアプリケーション] レポートに適用されます。

アプリ識別子

[すべてのアプリケーション] レポートのデフォルトです。

MEID

[非マネージドアプリ] レポートに適用されます。

[スケジュール済みのレポート] ページからのレポートに対するアクションの実行

[スケジュール済みのレポート] ページで、さまざまなアクションを実行できます。

手順

  1. [ダッシュボード] > [レポート] に進みます。
  2. [スケジュール済みのレポート] ページで、[アクション] ドロップダウンメニューをクリックし、以下のいずれかのオプションを選択します。

    アクションオプション

    実行されるアクション

    表示レポートを表示できます。
    編集レポートを編集できます。 このレポートでは、前回のリリースで選択されていた範囲も [以前の範囲] として確認できます。
    今すぐ実行レポートを実行します。
    CSV のダウンロードレポートをCSV形式でダウンロードします。
    PDF のダウンロードレポートをPDF形式でダウンロードします。
    削除レポートを削除します。

レポートの詳細の表示

レポートの詳細を表示し、作成したレポートに対してアクションを実行できます。

手順

  1. [ダッシュボード] > [レポート] に進みます。
  2. [スケジュール済みのレポート] ページで、詳細を表示するレポートの名前をクリックします。そのレポートのページが開きます。
  3. このページで、[レポートの要約] と [レポート履歴] を確認できます。

詳細はカスタムレポートの使用を参照してください。