インストール処理中には、Microsoft SQL Server で、デバイス情報を格納してアクセスするデータベースを設定する必要があります。
Avalanche 6.1 では次のデータベース プラットフォームを使用できます。
• SQL Server 2008
• SQL Server 2012
• SQL Server 2014
Express エディションをインストールする場合は、Microsoft SQL Server Express with Tools を使用する必要があります。
Microsoft SQL Server Express with Tools は商業利用向けに無償で提供されています。ただし、ハードウェアの制限があり、インスタンスごとに使用できる CPU コア数、メモリ、およびハードディスク領域が限られています。別のバージョンの SQL Server を使用する場合は、お客様が関連付けられるライセンスおよび料金を負担する責任があります。
次の手順は、SQL Server をインストールするための作業概要です。SQL Server をインストールする詳細な手順については、Wavelink コミュニティ記事の「Setting up SQL Server 2008 R2 Express (SQL Server 2008 R2 Express のセットアップ)」をご参照ください。
SQL Server をセットアップするには:
1 Microsoft SQL Server 2008、2012、または2014をインストールします。この手順については、Microsoft Developer Network Web サイトをご覧ください。
混合モード認証を使用していることを確認します。Avalanche は Microsoft SQL Server の既定のインスタンスと任意のカスタム インスタンスをサポートします。
2 インストールを完了したら、SQL Server Management Studio を開いてログインします。
3 [セキュリティ] > [ログイン] に移動し、コンテキスト メニューから [新しいログイン] を選択します。
4 ユーザ名を入力します。
5 [SQL Server 認証] オプションを選択します。
6 データベース パスワードを入力して確認します。
7 [パスワードの期限を適用する] オプションをオフにします。
8 [OK] をクリックします。
9 新しいログインを右クリックし、[プロパティ] を選択します。
10 [サーバ ロール] をクリックします。
11 dbcreator を選択します。
12 [OK] をクリックします。
13 [SQL Server ネットワークの構成] > [プロトコル] に移動します。
14 サーバを見つけ、[TCP/IP を有効にする] を右クリックして選択します。ポップアップ表示される警告ダイアログ ボックスを消去します。
15 [TCP/IP] をダブルクリックして、[IP アドレス] タブをクリックします。
16 IPAll にスクロールし、[TCP 動的ポート] フィールドに 1433
と入力します。
17 [OK] をクリックします。ポップアップ表示される警告ダイアログ ボックスを消去します。
18 SQL Server サービスに移動し、サーバを右クリックして、[再起動] をクリックします。
Avalanche をインストールする前に、データベースを作成する必要はありません。Avalanche インストーラを実行すると、データベースが作成されます。
場合によっては、データベースと通信するために、インスタンスの TCP/IP を有効にし、SQL Server Configuration Manager からポート 1433 を設定しなければならない場合があります。このポートは、ネットワークおよびコンピュータ ファイアウォールでも開いている必要があります。名前付きインスタンスを使用する場合は、1434番ポートを開く必要があります。
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