Avalanche powered by Wavelink

Home 

中央ファイル ストアの使用

中央ファイル ストアと中央ファイル サーバは、ペイロードに関連付けられているファイルを保存および配布するために使用されます。たとえば、ソフトウェア ペイロードまたは OS 更新ファイルの .apk は中央ファイル ストアに保存できます。

既定では、Avalanche は、エンタープライズ サーバがインストールされているコンピュータの中央ファイル ストアを検索します。ただし、ネットワーク ドライブまたは他の場所を使用して、ファイルを保存することを選択できます。

中央ファイル サーバは、エンタープライズ サーバと同じ場所で常に実行されるサービスです。関連付けられたファイルとともにペイロードを配布する場合、スマート デバイス サーバは必要なファイルのリストを受信します。スマート デバイス サーバは中央ファイル サーバに接続し、ファイルを要求します。中央ファイル サーバはファイル ストアに接続し、スマート デバイス サーバにファイルを送信します。デバイスがチェックインすると、スマート デバイス サーバからファイルをダウンロードします。

スマート デバイス サーバがファイルの取得を完了する前に、デバイスがチェックインするバイア、サーバはデバイスに対して数分後に再試行するように指示します。

次のセクションは、中央ファイル ストアを使用するときと場所に関する指針を示します。

Closed中央ファイル ストアまたはマニフェスト URL を使用すべきかどうか。

中央ファイル ストアを使用するか、ソフトウェア ペイロードのマニフェスト URL を使用するかどうかを設定します。ソフトウェア ペイロードの詳細については、ソフトウェア ペイロード (Android/iOS)」をご参照ください。

マニフェスト URL を使用するときには、すべてのデバイスがペイロードのリストにある場所から直接ファイルを取得します。これは一部の構成で設定するよりも簡易であるものの、大きいファイルが同時に複数のデバイスにプッシュされる場合や、ネットワーク接続が低品質である場合には実践的ではない可能性があります。

中央ファイル ストアを使用するときには、デバイスは接続するように構成されたスマート デバイス サーバからファイルを取得します。複数のスマート デバイス サーバがあるときには、1つだけではなく、複数のサーバのトラフィックとして拡散します。中央ファイル ストアを使用すると、ネットワーク接続の品質が低いときに信頼性が低下する可能性があります。

Closed中央ファイル ストアを保持する場所

中央ファイル ストアがある場所を決定する最も重要な要因は、保存されるファイルの数とサイズです。OS 更新などの一部のファイルのサイズは非常に大きい場合があります。大量のファイルを配布する計画の場合またはファイルが非常に大きい場合、中央ファイル ストアに別の場所を使用することを検討してください。配布するファイルが小さいか、多数のファイルがない場合は、中央ファイル ストアを既定の場所に保持できます。

中央ファイル ストアがあるサーバの証明書が必要です。中央ファイル ストアがスマート デバイス サーバと同じ場所で設定される場合、スマート デバイス サーバで使用するファイル ストアの証明書を使用できます。

Closed前のバージョンの Avalanche からアップグレードする場合

前のバージョンの Avalanche では、ファイルがデータベースに保存されました。アップグレード処理は、これらのファイルをデータベースから移動しません。6.2に移行されるペイロードは、以前とまったく同じように動作します。

選択する場合は、6.2より前のペイロードを修正し、アップグレード後に中央ファイル ストアを使用できます。

6.2より前のペイロードの中央ファイル ストアを使用するには:

1.中央ファイル ストアが正しく構成されていることを確認します。

2.ファイルを中央ファイル ストアに移動します。

3.中央ファイル ストアからペイロードを開いてファイルを選択し、ペイロードを編集します。

4.ペイロードを保存します。

次のセクションを使用して、中央ファイル ストアを構成し、ファイルを管理します。

Closed中央ファイル ストアの設定

管理者権限を持つすべてのユーザは、ホーム ロケーションに関係なく、中央ファイル ストア設定を編集できます。

中央ファイル ストアの既定のポートは TCP 9000ですが、ポート番号はインストール中に構成できます。

中央ファイル ストアには次のオプションがあります。

FileStore UNC パス

中央ファイル ストアを配置するロケーションへのネットワーク パス。このパスはファイル ストアの専用パスにしてください。既定では、このフィールドにはエンタープライズ サーバへのローカル パスが入力されます。ファイルの保存を開始した後にこのパスを変更した場合は、このフォルダのすべてが新しい場所に移動します。

ユーザ名のマッピング

ネットワーク ロケーションへのアクセス権限があるアカウントに関連付けられたユーザ名。このアカウントはファイル ストアからファイルを取得するために使用されます。アカウントには読み取り専用権限ではなく、書き込み権限が必要です。

マッピング パスワード

ネットワーク ロケーションへのアクセス権限があるアカウントに関連付けられたパスワード。

証明書ストア (PFX/P12)

中央ファイル ストアのロケーションの公開アドレスに関連付けられた証明書。中央ファイル ストアがスマート デバイス サーバと同じアドレスにある場合、中央ファイル ストアと同じ証明書を使用できます。

証明書ストア パスワード

証明書に関連付けられたパスワード。

公開サーバ アドレス

中央ファイル ストアのアドレスとポート。

中央ファイル ストア設定を編集するには:

1.[ツール] > [中央ファイル ストア] をクリックします。

2.中央ファイル ストアの設定を構成します。

3.[保存] をクリックします。

4.すべてのスマート デバイス サーバに変更を配布します。

Closedファイル ストアのファイルの管理

任意のファイル ブラウザと適切な認証資格情報を直接使用するか、Avalanche コンソールを使用して、ファイルを中央ファイル ストアに追加します。Avalanche コンソールから中央ファイル ストアのファイルを管理するには、Avalanche で管理者権限が必要です。

Avalanche コンソールを使用すると、新しいディレクトリの作成、ファイル名の変更、ファイル詳細の表示、中央ファイル ストアへのファイルのコピーができます。

まったく同じ名前の別のファイルでファイルを置換する場合、次回の配布実行時に、新しいファイルがスマート デバイス サーバに配布されます。ただし、中央ファイル ストアのファイルを削除または名前変更する場合は、必ずこれらのファイルを使用してペイロードを更新してください。関連付けられたペイロードは自動的に更新されません。

中央ファイル ストアでファイルを管理するには:

1.[ツール] > [中央ファイル ストア] をクリックします。

2.右上で、[ファイルストアの管理] ボタンをクリックします。

3.ダイアログの上のボタンを使用し、ディレクトリの作成、ファイル名の変更、ファイル詳細の表示、中央ファイル ストアへのファイルの追加を実行できます。変更を行うと自動的に保存されます。

4.右上端の X をクリックすると、ダイアログボックスを閉じます。


この記事は役に立ちましたか?    

トピックの評価:

不正確

不完全

期待していた内容ではない

その他