Samsung SAFE デバイスの管理
Samsung for Enterprise (SAFE) では、Android デバイス向けのデバイス レベルのセキュリティと管理機能が強化されています。SAFE デバイスを管理すると、ソフトウェア ペイロードのプッシュ、デバイスの管理、SAFE 固有の機能の利用が可能になります。
Samsung SAFE デバイスの登録手順は Android デバイスと同じですが、エンド ユーザ使用許諾契約に同意する必要があります。EULA に同意しないと、デバイスをスマート デバイス サーバと同期できなくなります。Android デバイスの接続については、「Android デバイスの接続」をご参照ください。
SAFE デバイスに接続した時点で、Microsoft Exchange ActiveSync ペイロードを処理する点を除き、デバイスの管理手順は、他のすべての Android デバイスと同じです。SAFE デバイスは、特殊な Microsoft Exchange ActiveSync ペイロードを使用します。このため、電子メール、連絡先、および予定表アイテムを SAFE デバイスにプッシュ同期できます。詳細については、「Exchange / ActiveSync ペイロード」をご参照ください。
アプリケーションとアプリケーションが Samsung SAFE デバイスと連携する方法は、制限ペイロードによって管理できます。アプリケーションによるファイルまたは連絡先へのアクセス、テキスト メッセージの送信、およびデバイスでのアプリケーションのインストールを禁止できます。詳細については、「制限ペイロード」をご参照ください。
また、Samsung SAFE デバイスがアクセスできるネットワークの領域を管理するには、ファイアウォール ルール、送受信の例外、および URL フィルタリングを構成します。詳細については、「ネットワーク制限ペイロード (Samsung SAFE)」をご参照ください。
Samsung SAFE デバイスの登録は、Android 4.2 以降でのみ実行できます。