Zebra 共通設定ペイロード
Zebra LinkOS プリンタ用の共通一般設定を構成します。このペイロードは、プリンタの「絶対的基準」状態を作成し、一度に多数のプリンタに構成を配布するために役立ちます。
1つのプロファイルまたはデバイスに複数の共通設定ペイロードを適用すると、競合につながります。結果として、設定が予期せぬ形で構成される可能性があります。これに加えて、複数のタイプのペイロードによって構成されているプリンタ設定もあります。設定がどのように適用されるかについて、およびペイロードの優先順位については、「プリンタ ペイロード」をご参照ください。
プリンタ ペイロードは、プリンタに既に適用されていても、プリンタがチェックインするたびに適用されます。プリンタがチェックインするたびに、直接通信や Zebra ユーティリティによって行われた、あるいは手動で行われた変更も含めて、外部での変更はすべて、このペイロード内の構成によって上書きされます。
このペイロード内の各オプションのサポート状況は、プリンタ モデルによって異なる場合があります。自身がサポートしていない設定構成を受信したプリンタは、自身の既定の構成を使用します。モデルごとにサポートされているオプションについては、プリンタに同梱のユーザ マニュアル、または Zebra の資料「コマンド サポート」をご参照ください。
印刷方式 |
プリンタが使用する印刷方式を選択します。有効になっている印刷方式が1つしかなく、この選択の影響を受けないプリンタ モデルもあります。 直接感熱式。リボンを使用しません。 熱転写式。熱転写用紙とリボンを使用します。 |
印刷速度 |
プリンタの印刷速度を、1秒あたりのインチ数で入力します。高速になればなるほど、ラベルへの印字が不鮮明になる、にじむといった結果になる場合があります。 |
電源投入時のアクション |
電源投入時のプリンタの動作を選択します。 キャリブレーション。センサのレベルとしきい値を調整し、ラベルの長さを算出し、用紙を送ります。 用紙送り。用紙を送ります。 長さ。ラベルの長さを算出し、用紙を送ります。 動作なし。用紙送りを行いません。 略式キャリブレーション。センサの調節なしでしきい値を設定し、ラベルの長さを算出し、用紙を送ります。 |
用紙ドアを閉じた後のアクション |
用紙ドアが閉じられた直後にプリンタが行う動作を選択します。 キャリブレーション。センサのレベルとしきい値を調整し、ラベルの長さを算出し、用紙を送ります。 用紙送り。用紙を送ります。 長さ。ラベルの長さを算出し、用紙を送ります。 動作なし。用紙送りを行いません。 略式キャリブレーション。センサの調節なしでしきい値を設定し、ラベルの長さを算出し、用紙を送ります。 |
ディスプレイのバックライト タイムアウトの有効化 |
ディスプレイのバックライトが自動的にオフになるまでの時間を選択します。 |
ラベル タイプ |
使用する用紙のタイプを選択します。 [連続] を選択した場合は、下の [プリンタ ラベルの長さ] にも入力してください。 |
ラベル剥離方式 |
印刷後にラベルをどのように剥離するかを選択します。これは、プリンタ モデルと、使用する用紙の種類に依存します。 |
ラベル濃度 |
ラベルへの印字の濃度を、1~300の範囲 (300が最も濃い) で入力します。良好な印字品質が得られる最も薄い濃度設定を使用することをお勧めします。濃い設定を使用すると、印字ヘッドやリボンの摩耗が早まる上、読みにくいラベルになる場合があります。 |
プリンタ ラベルの長さ |
ラベルの長さ (インチ) + ラベル間の間隔 (インチ) の和を入力します。値は、小数点第1位まで定義できます。 |
プリンタ ラベルの幅 |
使用するラベルの幅を、インチ当たりのドット数 (DPI) で入力します。空白のままにした場合は、既定値である、印字ヘッドに基づいたプリンタの最大幅に設定されます。小さすぎる値を設定すると、フォーマットが正しくない印字結果になる場合があります。大きすぎる値を設定すると、 ラベルの四辺に収まらない印字結果になる場合があります。 |
ラベルの左の余白 |
ラベル上の印字領域を水平方向にどの程度ずらすかを、インチあたりのドット数 (DPI) で入力します。負の値を指定すると、印字領域がラベルの左端に近づきます。正の値を指定すると、印字領域がラベルの右端に近づきます。 |
ラベルの上の余白 |
ラベル上の印字領域を垂直方向にどの程度ずらすかを、インチあたりのドット数 (DPI) で入力します。負の値を指定すると、印字領域がラベルの上端に近づきます。正の値を指定すると、印字領域がラベルの下端に近づきます。 |
プライマリ通信ポート |
TCP プリント サービスがリッスンを行うポート番号を入力します。既定のポートについては、「ポート情報」をご参照ください。 |
セカンダリ通信ポート |
TCP プリント サービスがリッスンを行うセカンダリ ポート番号を入力します。既定のポートについては、「ポート情報」をご参照ください。 |
ポートの単一接続タイムアウト |
単一接続 IP ポートがアイドル状態と見なされるまでの、アクティビティがない状態の経過時間を選択します。 アイドル状態のポートが新しい要求を受け取ると、古い接続は閉じられ、新しい要求が開かれます。ポートがアクティブ状態の場合は、新しい要求があっても、現在の接続が維持されます。 |
プリンタ ケーブルのボーレート |
ホスト コンピュータが使用しているボー レートと同じボー レートを選択します。 |
ダウンロードの接続タイムアウト |
ファームウェア ダウンロードをキャンセルするまでの、データ受信の待機時間を選択します。ダウンロードがタイムアウトになると、デバイスは再起動します。 これにより、デバイスが更新の試行をいつまでも繰り返すのを防止できます。 |
スリープ クレードル タイムアウトの有効化 |
クレードルに置かれたデバイスをスリープ状態にするかどうかを選択します。 |
非アクティブ状態のタイムアウトの有効化 |
デバイスの非アクティブ状態がどのくらい続いたらタイムアウトにするかを選択します。 |