Studio クライアント設定ペイロード
Studio クライアント設定ペイロードは、スマート デバイスにインストールされた Studio Client に設定を送信します。ペイロードは Android デバイスと iOS デバイスの両方を含むフォルダに適用できますが、ペイロードは iOS デバイスにだけ適用されます。このペイロードの設定はグローバルであり、ホスト固有ではないため、各デバイスにつき、このタイプのペイロードを 1 つだけ送信します。
デバイスの設定を適用するには、ペイロードをアプリケーション構成プロファイルに追加し、プロファイルをフォルダに適用します。配布を実行すると、次回のチェックイン時に、そのフォルダに割り当てられた登録済みのデバイスで設定を受信します。スマート デバイスが Avalanche で管理されていない場合は、フォルダに関連付けられた QR コードを印刷し、デバイスでスキャンしてクライアントを構成します。フォルダに関連付けられた QR コードについては、「未登録のスマート デバイスのソフトウェアの構成」をご参照ください。
Studio クライアント設定ペイロードには次のオプションがあります。
サイレント モード |
Studio クライアントによって生成されるサウンドを無効にします。 |
スキャナ構成を無視する |
スキャナ構成情報が Studio サーバから送信されます。 |
切断時に終了する |
クライアントがホストから切断されたときにクライアント アプリケーションを終了するかどうかを指定します。 |
ファイル ドロップ アドレス |
クライアントがログ ファイルをアップロードできる Web サーバの URL を指定します。 |
切断時に再接続 |
接続が予期せず終了した後に、クライアントが自動的にホストに再接続を試行するかどうかを指定します。 |
ホストの追加を許可する |
ユーザが手動でデバイスから新しいホスト プロファイルを作成できるかどうかを指定します。 |
起動時にログを消去する |
クライアントを実行するたびに、セッション ログが消去されるかどうかを指定します。 |
ヘッダーに ESC を表示する |
ヘッダーに ESC キーを表示します。 |
ログ ビューを有効にする |
デバイスからログを表示できます。 |
ロギングを有効にする |
クライアントとホスト間のすべての通信がセッション ログに保存されるかどうかを指定します。 |
システム バーを非表示にする |
クライアントがアクティブな場合は、OS システム バーを非表示にします。 |
ESC を押したときにデータを含める |
スマート デバイスで ESC キーが押下されたときに、クライアントは入力フィールドのすべてのデータと、ESC のキー操作を送信します。 |
列数 |
テキスト列数を指定します。このプロパティはテキスト サイズを定義するために使用され、既定で 21 に設定されています。 |
行数 |
テキスト行数を指定します。このプロパティはテキスト サイズを定義するために使用され、既定で 16 に設定されています。 |
右側からスワイプする |
右側からスワイプする機能に関連付けられた数字コマンド キーを指定します。既定では、10 または改行 (Enter) に設定されています。 |
左側からスワイプする |
左側からスワイプする機能に関連付けられた数字コマンド キーを指定します。既定では、27 (ESC) に設定されています。 |
切断を表示する |
アプリケーションに接続しているときに、切断ボタンを表示します。 |
高度なパスワード |
デバイス レベルでホスト プロファイルの編集アクセスを制限します。パスワードが設定されている場合、スマート デバイス ユーザが既存のホスト プロファイルを編集しようとすると、パスワードを入力するように指示されます。パスワードが設定されていない場合、ユーザはデバイスからホスト プロファイルを編集できます。パスワードが設定され、ホスト プロファイルが Avalanche からデバイスに配布される場合、ユーザが新しいホスト プロファイルを作成するときに、このパスワードを入力するように指示されます。この設定を行っても、ユーザは新しいホスト プロファイルを作成できます。ユーザがデバイス レベルで新しいホスト プロファイルを作成できないようにするには、「Studio ホスト プロファイル構成ペイロード」をご参照ください。 |
構成パスワード |
デバイス レベルで [設定] ページへのアクセスを制限します。パスワードが設定されている場合、スマート デバイス ユーザがクライアント設定を編集しようとすると、パスワードを入力するように指示されます。パスワードが設定されていない場合、プロンプトは表示されず、デバイスから設定を変更できます。 |
バナー ファイル |
クライアントの画面の上部に、Studio で表示するファイルを添付します。画像のサイズは 640x128 ピクセルで、PNG、JPG、BMP 形式を使用する必要があります。 |
ボタン構成ファイル |
Studio クライアントがインストールされている iOS に配布する StudioFL.xml ボタン構成ファイルを添付します。このファイルの詳細な編集方法については、Wavelink Web サイトにある『Studio Client User Guide (Studio クライアント ユーザ ガイド)』をご参照ください。Studio クライアントが正しくボタンを参照するためには、ボタン構成ファイル名が StudioFL.xml でなければなりません。 |