演算子
選択条件文字列は左から右に評価されます。選択条件の計算時には、演算子の優先順位が使用されます。複数の演算子を使用する場合、選択条件文字列が正しく評価されるように、括弧を使用する必要があります。
例:
(ModelName=3840) または ((ModelName=6840) および (KeyboardName= 46Key))
この構文では、3840 モバイル デバイス (すべてのキーボード タイプ) と、46 キー キーボード付きの 6840 モバイル デバイスの両方が含まれます。
選択条件の演算子 (!、&、| など) の記号または略語 (NOT、AND、OR など) を使用できます。演算子の略語を使用する場合は、大文字を使用する必要があります。演算子前後のスペースは任意です。また、左のワイルドカード定数と右のワイルドカード定数で、ワイルドカード文字 [*] を使用できます。
演算子の優先順位は次のとおりです。
1.括弧
2.OR 演算子
3.AND 演算子
4.NOT 演算子
5.その他のすべての演算子
次の演算子を括弧とともに使用することで、複数の変数を組み合わせることができます。
NOT (!) |
後続のブール値を否定するバイナリ演算子。 !(KeyboardName = 35Key) & (Rows = 20) 20 行で 35 キー キーボードの両方を備えたモバイル デバイスを除き、すべてのモバイル デバイスがソフトウェア パッケージを受信します。 |
AND (&) |
前後の式がいずれも真である場合にのみ、真となるバイナリ演算子。 例: (ModelName=3840) | ((ModelName=6840) & (KeyboardName= 46Key)) |
OR (|) |
前後の式のいずれかが真である場合に、真となるバイナリ演算子。 (ModelName =6840) | (ModelName = 3840) 6840 および 3840 モバイル デバイスがソフトウェア パッケージを受信します。 |
EQ (=) |
各辺の 2 つ式が等しい場合に、真となるバイナリ演算子。 例: ModelName = 6840 |
NE (!=) |
等しくありません。 例: ModelName != 6840 6840 モバイル デバイス以外のすべてのモバイル デバイスを対象とします。 |
> |
左辺の式が右辺の式よりも大きい場合に、真となるバイナリ演算子。 例: Rows > 20 |
< |
左辺の式が右辺の式よりも小さい場合に、真となるバイナリ演算子。 例: Rows < 21 |
>= |
左辺の式が右辺の式以上となる場合に、真となるバイナリ演算子。 例: Rows >= 21 |
<= |
左辺の式が右辺の式以下となる場合に、真となるバイナリ演算子。 例: Rows <= 20 |
* |
ワイルドカード演算子。 ワイルドカード演算子は二重引用符で囲み、EQ または NE 演算子とともに使用する必要があります。 Keyboardname = “35*” - 末尾がワイルドカード Keyboardname = “*35” - 先頭がワイルドカード Keyboardname = “*” - 定数全体がワイルドカード IP アドレスでもワイルドカードを使用できます。 IP = 10.20.*.* これは、「10.20.0.0-10.20.255.255」と等しくなります。ワイルドカードのアドレスには、すべての 4 つのオクテットを含める必要があります。また、= または != 演算子のいずれかとのみ使用が可能です。 |