キー詳細パネル

キー詳細パネルでは、ラベルと値の設定、カスタム画像のアップロード、およびキー単位でのキー色スタイルの変更ができます。[エディタ] パネルまたは [キー] パネルの [カスタム] タブからキーを選択すると、[キー詳細] パネルを使用してキーの動作を変更できます。キーが選択されていない場合は、フォームを使用できません。[カスタム] タブにキーがある場合を除き、このパネルは、[キー] パネルからキーを編集するために使用できません。

[キー詳細] パネルでは、次の処理を実行できます。

• ラベル。目的の機能を識別するためにキーに表示されるテキスト。

• 値。特定のキーをタップしたときに実行される処理。通常、値は、数字や文字などのテキストです。キー値に複数の文字、数字、または記号を入力すると、このフィールドの最初の文字または数字だけが使用されます。また、特殊機能のその他の値を含めることもできます。たとえば、文字 a のキーの値は a ですが、フィールドのすべてのテキストを削除するためのラベル CLEAR の値は {hex:0003} ですサポートされる値:

• {hex:0000} - この値はキーと特定の 16 進数コードを関連付け、フィールドのすべてのテキストの消去などの処理を実行できます。すべてのサポートされた 16 進数値は、定義済みキーとして [キー] パネルに表示されます。

• {special:scan} - デバイスのカメラまたはスキャナの有効/無効を切り替えます。

• {special:keyboard} - デバイスで使用可能なすべてのキーボードのリストを表示し、各カスタム キーボード間で移動できます。キーボード短縮名が設定されたキーボードだけがこのリストに表示されます。キーボードに短縮名を追加するには、「エディタ パネル」を参照してください。

• {modifier:shift,normal} - この値は Shift キー機能を作成し、キーボードの Shift 状態と標準状態を切り替えます。たとえば、キーボードの Shift 状態を変更する場合は、値 {modifier:shift} を使用します。キーボードを Shift 状態から標準状態に戻すには、値 {modifier:normal} を使用します。

• {lock:shift} - 標準コンピュータ キーボードの Caps Lock キーなど、キーボードを Shift 状態にロックします。

• {layout:"Keyboard Name"} - 現在のキーボードから別のカスタム キーボードに変更できます。キーボード名は、[キーボード] パネルに表示される方法で入力してください。たとえば、「123」という別のカスタム キーボードを表示する場合は、{layout:"123"} と入力し、そのキーボードの値を作成します。ユーザがモバイル デバイスでキーをタップすると、123 キーボードが表示されます。

• 長押しラベル。ユーザがキーをタップアンドホールドしたときに表示されるテキスト。このフィールドは、[エディタ] パネルで [長押し] ボタンが選択されているときにだけ編集できます。

• 長押し値。特定のキーをタップアンドホールドしたときに実行される処理。このフィールドは、[値] フィールドと同じ値をサポートします。このフィールドは、[エディタ] パネルで [長押し] ボタンが選択されているときにだけ編集できます。

• カスタム画像。ボタン ラベルとして表示するカスタム画像をアップロードします。画像は .png 形式で、透明な背景を含む必要があります。既定では、参照ボタンをクリックすると、Keyboard Editor でフォルダが開き、すべての定義済みボタン画像が一覧表示されます。新しいカスタム画像をアップロードすると、Keyboard Editor ライブラリの Images フォルダに自動的にコピーされます。画像のサイズは小さくすることをお勧めします。ファイルのサイズが大きいと、Wavelink Terminal Emulator Client のキーボードのパフォーマンスに影響する場合があります。

• スタイル。固定時またはタップ時のボタンとテキストの色。設定済みのスタイルはキー単位でこの場所からアクセスできます。既定値を編集するには、[表示] > [スタイル] に移動します。このフィールドは、[エディタ] パネルで [既定] または [Shift] オプションが選択されているときにだけ編集できます。スタイルの作成と編集については、「スタイル エディタの使用」を参照してください。

• フィードバック。特定のキーに関連付けられた定義済みの触覚フィードバックまたは振動パタン。短いブザー、長いブザー、2 回のブザー、および 3 回のブザーを選択できます。フィードバック タイプが選択され、そのキーが押下されると、選択したパターンに従って、デバイスが振動します。