顧客の管理

Velocity では、プロジェクトに顧客を関連付けて、Velocity Console で情報の整理や並べ替えを行えます。 (以前のバージョンの Velocity Console でプロジェクトに関連付けられた会社データがある場合、2.1.34では、会社データは顧客データになります)。

プロジェクトのリストが長い場合は、顧客を作成し、特定のプロジェクトをその顧客に関連付けます。 次に、[プロジェクト] リストで顧客別にプロジェクトを並べ替えるか、顧客に関連付けられたプロジェクトを検索します。

プロジェクトを顧客別に整理しない場合や、すべてまたは大半のプロジェクトが同じ顧客のものである場合は、既定の顧客を設定できます。 既定の顧客が設定されていると、新しいプロジェクトを作成するたびに、顧客フィールドにはその既定の顧客が自動的に入力されます。

Velocity 2.1.34から、Console では、[設定] ページで顧客を管理できます。 2.1.34以降にアップグレードすると、既にプロジェクトに関連付けられている会社または顧客がすべて、顧客リストへの自動入力に使用されます。 [設定] ページで [顧客] リストに変更を加えると、その顧客に関連付けられているプロジェクトが変更されます。 したがって、たとえば顧客名のミススペルを修正すると、その顧客に関連付けられているすべてのプロジェクトで、その変更が反映されます。

Ivanti Neurons for IIoT に接続するための認証資格情報を設定した場合は、それらの認証資格情報に顧客を関連付ける必要があります。 これにより、認証資格情報が整理された状態が維持されるとともに、顧客に対して間違った認証資格情報を使用するのを防げます。