RFID リーダーの使用

Velocity はすべてのエミュレーション タイプで RFID リーダーをサポートします。 RFID リーダーがデータを16進数値として返すか10進数値として返すかを設定するには、スキャナ プロファイルを使用します。

対応する RFID リーダーが搭載されているデバイスでは、スクリプト ライブラリにある Switch Scanner スクリプトを使用して、既定のスキャナと RFID リーダーを切り替えます。 別の方法として、カスタム スクリプトで switchScanner API を使用し、使用する入力方法を制御することもできます。

ライブラリ スクリプトを使用するには、scannerName 変数を RFID スキャナの名前に設定 (例:「ZebraRFID」) してから、該当するフィールドが入力されたときにスクリプトを実行するように構成します。 RFID スキャナは、RFID タグの値と最も強力な信号を返します。 scannerName で使用可能な値の一覧については、『Velocity スクリプト ガイド』をご参照ください。

カーソルがフィールドから離れた後に、ライブラリ スクリプトを既定のスキャナに戻す場合は、スクリプトの switchBack 変数を「true」に設定します。 範囲が終了する (カーソルがフィールドから離れる) と、Velocity クライアントは再び既定のスキャナを使用します。

switchScanner API を使用する際の有効なオプションについては、『Velocity スクリプト ガイド』をご参照ください。