Speakeasy の音声プロファイル

音声プロファイルにより、ある用語をユーザがどのように発話するかを録音することで、音声認識の精度を高めます。 これらの録音は、ユーザが発話している用語と予期される用語とを Speakeasy が突き合わせるのに役立ちます。

音声プロファイルを使用するには、デバイスにバージョン2.1.35の Velocity Console と、Android Velocity クライアントがインストールされている必要があります。 また、デバイスにバージョン1.0.26の Speakeasy がインストールされている必要もあります。

Speakeasy で音声プロファイルを使用するには:

1.管理者が Velocity Console でホスト プロファイルの [音声プロファイル] オプションを有効にし、ユーザにトレーニングしてほしい用語を指定します。

2.管理者がプロジェクトを配布し、配布ファイル (Speakeasy ファイルを含む) をデバイスに配布します。

3.ユーザがホストに接続すると、[クライアント] メニューから [音声トレーニング] オプションを選択できるようになっています。 ユーザは、エンジンがうまく認識できない用語を録音し、そのプロファイルを名前を付けて保存します。 プロファイルは自動的に適用されます。

この音声プロファイルは、すべてのセッションが切断されると無効になりますが、後続のセッションでは、この音声プロファイルを有効にすることも、この音声プロファイルを消去して新しい音声プロファイルを作成することもできます。 デバイスで一度に使用できる音声プロファイルは1つだけです。

Velocity で音声プロファイルを使用する場合、文法ファイルに !slot コマンドは必要ありません。 トレーニングする用語そのものが正確に文法ファイルに含まれている限りは、Velocity で音声プロファイルを使用するために文法ファイルを変更する必要はありません。

デバイス上に複数のホスト プロファイルがあり、異なるトレーニング リストが含まれている場合は、現在アクティブなホスト プロファイルのトレーニング リストが、ユーザがトレーニングする対象となります。