エミュレーション パラメータは、TE Client がホストに接続しているときの動作方法を定義します。これには、サウンド、特殊キー機能、および Client を構成するためのパスワードが含まれます。
エミュレーション タイプによって、エミュレーション パラメータの構成時に使用できるオプションが異なります。次のオプションを使用できる場合があります。
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Enter キーの切り替え |
Enter キーを Field Exit ではなく、Send として使用します。このオプションは、TE 仮想キーボードのキーには影響しません。 |
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フリー カーソルを有効にする |
ユーザはキーボードを使用してフリー カーソル モードに切り替えた後、カーソルを画面の保護領域に移動できます。 |
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サイズが超過したスキャン |
スキャンされたデータが大きすぎて入力フィールドに収まらない場合の対応を決定します。 |
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ワークステーション ID の再試行 |
TE クライアントは、末尾に文字が追加されたワークステーション ID を再試行できます。 |
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Enter を Reset として使用する |
端末がエラー状態の場合、Enter キーを Reset キーとして使用します。 |
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Caps Lock の初期状態 |
有効な場合、Caps Lock をオンにして開くようにキーボードを設定します。 |
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Backspace が Delete を送信する |
Backspace キーが押下されたときに、Backspace <08> の代わりに、Delete <7F> を送信します。 |
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8 ビットの受信済み制御コードを無視する |
8 ビットの制御コードを拡張文字として処理します。 |
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新しい応答 |
ホストから ENQ が受信された場合、モバイル デバイスに文字列を表示します。次の変数がサポートされます。 • %m - %r。MAC アドレスの 6 つのオクテットを表します。 • %a - %d。IP アドレスの 4 つのオクテットを表します。 • %s。セッション番号を表します。 • %t。端末 ID を表します (Avalanche のみ)。 たとえば、ENQ への応答を完全な MAC アドレスにする場合は、次の形式を使用します。 |
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VT ライン モード |
ライン モードをサポートしないホストで、ライン モード動作をシミュレートします。 |
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Caps Lock の初期状態 |
有効な場合、Caps Lock をオンにして開くようにキーボードを設定します。 |
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Telxon シーケンスの処理 |
ホストからの Telxon エスケープ シーケンスをサポートします。 |
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ローカル エコー |
端末がローカル エコーを使用して、ホストへの送信内容を反映するかどうかを指定します。 |
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スキャン終了文字 |
スキャン データが入力されるたびに末尾に追加される情報を設定します。 |
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ライセンス サーバ アドレス |
ライセンス サーバのアドレス。 |
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ライセンス サーバ ポート |
ライセンス サーバがライセンスを取得するために使用するポート。 |
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ライセンス サーバ サイト ID |
ライセンスをライセンス サーバから要求するときに使用するサイト ID。 |
キー マクロでは、デバイスのキー シーケンスを使用して、マクロ シーケンス、異なるスキャン コードを送信したり、ローカル機能を実行したりできます。キー マクロの形式は次のとおりです。
CODE:[キー シーケンスまたは \CODE]
CODE はキー シーケンスのスキャン コードです。: の後のすべての要素がマクロです。マクロでは、文字またはスキャン コードを使用できます。
例:
0008:\0020
この例では、バックスペース キー (0008) を押すと、スペース (0020) が送信されます。
0001:username\000Dpassword\000D
この例では、 CTRL + A (0001) を押すと、“username” Enter “password” Enter が送信されます。
Wavelink には、キー マクロ作成機能があり、マクロの書式設定とエスケープ シーケンスの作成を支援します。Wavelink コミュニティをご覧ください。
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新しいキー マクロを追加する |
マクロを使用して、キーを別のキーで置換できます。 |
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タイミング マーク ハートビートを使用する |
タイミング マークをホストに送信し、セッションがまだアクティブがどうかを判断します。[はい] に設定すると、Client は終了したセッションを検出し、自動的に接続を再確立してデータの損失を防止します。 |
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ネットワーク アクティビティを記録する |
セッションのネットワーク アクティビティのログを作成します。このログは、デバイスで最初にリストされたマウント済みストレージに保存されます (ルート ファイル システムの一部ではありません)。これは内部ストレージまたは SD カードのいずれかです。 |
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ログ ファイルの最大サイズ (KB) |
セッション ログ ファイルの最大サイズ。ログが最大ファイル サイズに到達すると、現在の内容がバックアップ ログ ファイルに書き込まれ、新しいログ ファイルが開始します。バックアップ ログ ファイルが既に存在する場合は、上書きされます。 |
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高度なパスワード |
ホスト プロファイルを構成するためのパスワードを設定します。 |
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構成パスワード |
エミュレーション パラメータを構成するためのパスワードを設定します。 |
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スキャンを自動送信する |
バーコードがスキャンされた後に、自動的にホストに送信します。このオプションは、5250 および 3270 エミュレーション専用です。 |
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ロック画面の方向 |
デバイスの既定の方向に画面をロックします。 |
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固定画面モード |
画面がホストから受信されるたびに、画面は左上端に行 1、列 1 を表示するように設定されます。 |
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既定のフォント サイズ |
ホストに接続されたときのズーム レベルを設定します。0 に設定すると、クライアントによって最適なサイズが計算されます。 |
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パンとズームを無効にする |
ホストに接続されているときに、パンおよびズーム機能を無効にします。 |
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キーボードの最小化を無効にする |
キーボードを最小化するオプションを無効にします。 |
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キーボードの高さ (縦) |
画面キーボードの高さを、デバイスが縦方向のときの画面の割合として設定します。 |
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キーボードの高さ (横) |
画面キーボードの高さを、デバイスが横方向のときの画面の割合として設定します。 |
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Android タイトルバーを非表示にする |
Android タイトル バーを非表示にします。 |
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ビープ音量 |
ビープ音量を設定します。 |
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受信画面ビープ音 |
ホストから新しい画面が送信されたときにビープ音を鳴らします。このオプションは、5250 および 3270 エミュレーション専用です。 |
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サイレント モード |
すべての TE クライアント ビープ音を無効にします。 |
デバイスからエミュレーション パラメータを構成するには:
1 TE Client から、[メニュー] > [エミュレーション パラメータ] をタップします。
2 パスワードが必要な場合は、テキスト ボックスにパスワードを入力し、
3 [OK] をタップします。既定のパスワードは config です。
4 目的のオプションを構成し、[保存] をタップします。
5 [戻る] ボタンを押し、メイン Client 画面に戻ります。
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