個人設定の詳細
詳細設定では、管理者が特定のデータベースと通信設定の変更を行うことができます。この設定を変更すると、すべての管理対象エンドポイントのユーザ個人設定の処理に影響します。詳細設定は、サポートの指示に従って追加してください。
このオプションでは、新しい設定を作成できます。既存の設定は、削除したり、編集したり、元のインストール地に復元したりすることができます。
詳細設定の管理
- [ユーザ個人設定] ナビゲーション ボタンを選択します。
-
[管理] リボンで、[詳細設定] をクリックします。
[詳細設定] ダイアログが表示されます。太字の設定は、編集されたか、既定の設定に追加された設定です。
- 必要に応じて、詳細設定リストを変更します。
- 値の変更 - 任意の設定の値をクリックし、新しい値を入力します。
- 詳細設定の追加 - [追加] をクリックし、新しい詳細設定の名前、値、任意の説明を入力して、[閉じる] をクリックします。
- 詳細設定の削除 - 詳細設定を強調表示し、[削除] をクリックします。
- 詳細設定リストの復元 - [復元] をクリックし、リストを初期インストール値にリセットします。すべての値はリセットされ、作成されたエントリは削除されます。
注意:VirtualizationFiles または VirtualizationRegistry が false に設定されている場合は、個人設定が正常に機能しません。
offline_restorerate および offline_samples の設定を調整すると、個人設定 パフォーマンスに影響することがあります。
Ivanti サポート チームの指示がない場合は、これらの値を変更しないでください。
詳細設定リスト
Environment Manager には次のグローバル設定が含まれています。
グループ | 既定値 | 説明 |
---|---|---|
ArchiveLocalProfilesOnly | true | すべてのプロファイルか、ローカル プロファイルのみをアーカイブするかどうかを設定します。 |
AutomaticeArchiveEndTime | 7:00 | 自動アーカイブおよび消去が完了する時刻 (hh:mm)。個人設定 データベースのタイムゾーン設定が利用されます。 |
AutomaticArchiveIntervalDays | 1 | 自動アーカイブが実行される間隔 (日数) |
AutomaticArchiveStartTime | 01:00 | 自動アーカイブおよび消去が実行される時刻 (hh:mm)。個人設定 データベースのタイムゾーン設定が利用されます。 時刻の形式が正しくない場合、アーカイブは動作せず、個人設定サーバの Windows アプリケーション ログにエラー メッセージが表示されます。複数の個人設定サーバがある場合は、すべてのサーバにエラー メッセージが表示されます。 この時刻のタイムゾーンは SQL Server コンピュータのタイムゾーンです。個人設定サーバ コンピュータのタイムゾーンではありません。これは、8.0の動作と一致します (アーカイブが SQL Server エージェントによって実行された場合)。 |
commsloggingenabled | false | 管理対象エンドポイントで通信ロギングを有効または無効にします。true または false。 True に設定すると、すべてのクライアントが、個人設定サーバとの通信のログを生成します。これらのログはすべての個人設定 アクティビティを示し、個人設定が正常に動作していることを示します。既定では、このログは、C:\Users\username\AppData\Local\AppSense\Environment Manager\CommsLogs などのユーザのローカル アプリケーション データ フォルダに書き込まれます。ただし、診断ロギングが有効な場合は、ログは logdirectory\user’ssid\CommsLogs に書き込まれます。 エンドポイントでレジストリ DWORD 値 HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Appsense\Environment Manager\CommsLoggingEnabled を定義し、1に設定すると、個別のエンドポイントの通信ロギングを有効にできます。単一のユーザで有効にするには、代わりに、HKEY_CURRENT_USER\Software\Appsense\Environment Manager\CommsLoggingEnabled を定義します。 エンドポイントで診断ロギングが有効な場合、通信ログに表示されるすべての情報が診断ログにも表示されます。通信ログは個人設定 アクティビティの概要を示すだけです。 |
configpoll | 86400 | 管理対象エンドポイントが個人設定サーバの構成変更をポーリングする間隔 (秒)。 この値を60秒以下に設定すると、WinHTTP コードからメモリが大幅に増大します。 |
daysofcommslogtokeep | 3 | commsloggingenabled オプションを使用して、通信ロギングが有効な場合、この設定は、保持するログの日数を指定します。 |
debug | False | すべてのエンドポイントの各アプリケーションの同期アクティビティのロギングを有効にします。これらのログは、ログ サブディレクトリの各アプリケーションのプロファイル キャッシュに書き込まれます。例: C:\appsensevirtual\S-1-5-21-3975584332-491336430-3592548699-1104\{58A6B7A8-C2F6-43E1-88AC-07531B5D53A8}\notepad\logs. |
desktopinclusions | jpg;jpeg;bmp;ico;cur;ani | ユーザのデスクトップ設定の個人設定対象に含まれるファイル タイプ。 |
DNS_Resolve_Timeout | 5 | データの同期の試行中に管理対象エンドポイントが個人設定サーバ名を解決するタイムアウト (秒)。 |
HTTP_Connect_Timeout | 5 | 管理対象エンドポイントと個人設定サーバ間の再接続タイムアウト(秒)。この設定は、管理対象エンドポイントが初めて個人設定を受信して読み込んだ時点でのみ有効です。 |
HTTP_Receive_Timeout | 30 | 管理対象エンドポイントと個人設定サーバ間の受信タイムアウト(秒)。この設定は、管理対象エンドポイントが初めて個人設定を受信して読み込んだ時点でのみ有効です。 |
HTTP_Send_Timeout | 30 | 管理対象エンドポイントと個人設定サーバ間の送信タイムアウト(秒)。この設定は、管理対象エンドポイントが初めて個人設定を受信して読み込んだ時点でのみ有効です。 |
InactiveProfileExpiryDays | 180 | 非アクティブなプロファイルの有効期限 (日数)。この後に、非アクティブなプロファイルは削除されます。0に設定すると、このオプションは無効です。 |
InactiveUserExpiryADCheck | true | True に設定すると、ユーザが Active Directory に存在していない場合にのみ、ユーザを削除できます。InactiveUserExpiryDays がゼロ以外の場合にのみ、この設定が適用されます。 |
InactiveUserExpiryDays | 180 | 非アクティブなユーザの有効期限。指定された時間内にユーザがログインしない場合、プロファイルが削除されます。0に設定すると、このオプションは無効です。 |
jpgquality | 80 | 個人設定 データベースに保存するためにデスクトップ壁紙を BMP から JPG に変換するときに使用する圧縮量 (割合)。100 = 最高品質。圧縮なし。0 = 最低品質。最大圧縮。 |
LegacyDeleteDelayDays | 30 |
レガシー データが存在する場合に削除するまでの日数。この設定を無効にするには、0値を適用します。 |
LegacyFbrDeleteDelayDays | 30 |
レガシー FBR ファイルがプロファイルから削除されるまでの日数。この場合、ハイブ ファイルは後のクライアントで作成されています。この設定を無効にするには、0値を適用します。 アップグレード後に UpgradeFbrHive プロパティが有効な場合にのみ、この設定が適用されます。 |
linkfailretrypolltimescales | 90 | 個人設定サーバとの通信が失われたときに、管理対象エンドポイントによって使用される構成ポーリング期間 (秒)。 |
ManagePersistentDat | false | クライアントの persistent.dat ファイルの管理を有効にします。False に設定すると、 persistent.dat はデータベースに保存されません。 |
maxlinkfailbackoffsecs | 1800 | minlinkfailbackoffsecs とともに使用され、クライアントのランダム オフライン構成ポーリング時間を作成します。これにより、クライアントがオフラインになるときに、同時にサーバをポーリングしないことを保証します。同時にサーバをポーリングすると、サーバ負荷でスパイクが発生する可能性があります。 |
minlinkfailbackoffsecs | 300 | maxlinkfailbackoffsecs とともに使用され、クライアントのランダム オフライン構成ポーリング時間を作成します。これにより、クライアントがオフラインになるときに、同時にサーバをポーリングしないことを保証します。同時にサーバをポーリングすると、サーバ負荷でスパイクが発生する可能性があります。 |
MonthsOfUsageDataToKeep | 6 | 保持するユーザ アプリケーションの使用状況データの量 (月数)。この値よりも古い使用状況データは、日次アーカイブジョブによって削除されます。 |
Network_Path_Support | false |
ネットワーク パスとマッピングされたドライブに保存されたアプリケーション設定の個人設定を有効または無効にします。これらは、個人設定内の追加として構成済みである必要があります。 false に設定すると、ネットワーク ドライブはパーソナライズされず、アプリケーション設定は仮想キャッシュに書き込まれません。 設定を true に変更すると、追加されたネットワーク フォルダに書き込まれたアプリケーション設定をパーソナライズします。 |
NumberOfArchivesToKeep | 5 | 日次アーカイブ ジョブで使用されます。保持する日次アーカイブ数を定義します。 |
offline_restorerate | 100 | 通信速度 (kb/秒)。これを超えると、管理対象エンドポイントは、個人設定サーバとの通信が復元され、オンラインであると見なします。この値は offline_failrate 値よりも大きくなければなりません。 グローバル設定を調整すると、個人設定 パフォーマンスに影響することがあります。 この値はサポート目的で提供されています。エンドユーザは修正しないでください。 |
offline_samples | 4 | 管理対象エンドポイントがリンク転送速度を測定し、オフライン状態を検出するために使用する、移動平均のサンプル数。 グローバル設定を調整すると、個人設定 パフォーマンスに影響することがあります。 この値はサポート目的で提供されています。エンドユーザは修正しないでください。 |
PingWebServerTimeOfDayLocal | 01:05 | バックグラウンド サービスが対応するサーバを ping するローカル時刻。個人設定サーバの日次リサイクル時刻の後の時刻に設定してください。 |
ProfileCleanupDelayDays | 30 | 追加または除外が変更された後に、エンドポイントが余分なデータをプロファイルからクリーンアップするまでの遅延時間。0に設定すると、遅延がありません。-1はクリーンアップ機能が無効です。 |
pvcdebug | 0 | すべての管理対象エンドポイントの Personalization Virtualization Component (PVC) デバッグ レベル。0は無効です。10は詳細です。 この値を設定すると、すべてのエンドポイントで PVC デバッグが有効になり、パフォーマンスに悪影響を与えるだけではなく、ディスク使用量も増大します。レジストリ設定を使用して、エンドポイント単位でデバッグを有効にすることをお勧めします。 |
ReplicationType | none | レプリケーションされた SQL 環境で使用され、アーカイブ目的でマスター/スレーブ/なしを特定します。この値はアーカイブ スクリプトで設定され、ユーザが変更することは推奨されません。 |
syncpoll | 900 | オフライン レジリエンスが有効なときに、エンドポイントが失敗した同期を再試行する間隔 (秒)。 |
transport | http | 転送タイプ。古いバージョンの Environment Manager エージェントとの後方互換性でのみ必要です。 この値はサポート目的で提供されています。エンドユーザは修正しないでください。 |
UpgradeFbrToHive |
true |
True の場合、エンドポイントは、「.fbr」レジストリ ファイルを「.hive」レジストリ ファイルにアップグレードします。「True」に設定すると、「False」に戻すことはできません。 プロファイル移行 PowerShell インターフェイスでのこの設定の使用については、「UpgradeFBRtohive」をご参照ください。 |
version | 3.0 |
クライアントとサーバの通信中に使用されるファイル交換プロトコル。 |
virtualizationfiles | true | すべての管理対象エンドポイントのファイルのユーザ個人設定を有効または無効にします。true または false。 この値はサポート目的で提供されています。エンドユーザは修正しないでください。 |
virtualizationregistry | true | すべての管理対象エンドポイントのレジストリ設定のユーザ個人設定を有効または無効にします。true または false。 この値はサポート目的で提供されています。エンドユーザは修正しないでください。 |
windowhooks |
true |
パーソナライズされたアプリケーション ウィンドウのフックを有効または無効にします。true または false。 キーを無効にすると、Environment Manager 外のフックを採用するアプリケーションでウィンドウの問題が解決される場合があります。 Environment Manager で Endpoint Self Service Tool (ESST) を構成し、色付きのフレームをフックされたアプリケーション ウィンドウに適用することができます。windowhook キーを false に設定すると、フレームが表示されません。 |